投稿日: 11月 22, 2019

情緒的な「あかり」をとどけてくれるランプ。

カテゴリー: お取り扱い商品

ランプの機能はただ明るくするだけではないということを、ヨーロッパに出かけた時に何度も感じる。特に北欧地区。だいたいあちらの照明は煌々と明るくはなく、光の加減を意識して抑えていて情緒的に見える。特に部屋で多くの時間を過ごすことになる寒い時期や年末や年始の特別な人が集まることが多くなる時期の部屋においてのあかりの調節は、情緒ということを考えても光のトーンを抑えているように感じる。ガラスの表面が揺らぎ、そこを通ってくる「あかり」はえも言えぬ情緒的表情を、特にこの時期に感じさせる。ガラスそのものは冷たいのに、そこを通ってくる小さな光はいろんなところに反射を繰り返し、とても暖かく温もりが生まれていて、やさしいのだ。人はなぜあたたかい光が欲しいのだろうか、こころを温めてほしいからだと私は思って疑わない。見つめているとそんな光がこのランプたちにはある、ほっとする。二つとして同じものがない、創り手の心が一つ一つにこもった手創りのランプ、この「あかり」のかがやきはしばらく見つめていたい、そんな「あかり」なのだ。

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投稿日: 11月 18, 2019

安土草多 個展 木曜日から。

カテゴリー: お取り扱い商品

いよいよ21日(木)よりスタートします。なんと!ランプが100個、ガラス食器などが400個というスケールになりました。店中が「ゆらぎのガラス」でいっぱいになります。これは見応えがあります。皆様のお越しをお待ちいたしております。下の写真は去年の個展より。

投稿日: 11月 15, 2019

おいしい、紅茶。

カテゴリー: おいしい, お取り扱い商品

アンシャン・テ・ジャポンさまから新作の紅茶が入荷しています。その名もアール・グレイ・リヴ・ゴーシュ、リヴ・ゴーシュとはセーヌ川に立ってエッフェル塔が左側の岸サイドに見える側のことを言います。知性、芸術、人間性、ファッションの伝統が花開いた中心であり、フランスにとって最も重要な意味を成しているエリアのことです。イヴ・サン・ローラン・リヴ・ゴーシュやボン・マルシェ、カルチェ・ラタン、ソルボンヌ大学、モンパルナスの丘、エッフェル塔などがあります。<お勧め>

シックで洗練された落ち着きのある界隈「パリ左岸」と名付けたアールグレイ。ベースには、ダージリンのセカンドフラッシュ、アッサム、スリランカと、紅茶の名産地の茶葉を選定。天然オーガニックの香料を使用し、軽いけれど記憶に残るベルガモットの香りで仕上げました。カルチェ・ラタン、サン=ジェルマンデプレ、アンヴァリット、エッフェル塔… モンパルナス。落ち着いた静かな時間に似合うアールグレイ。
本当においしい紅茶。

秋の夜長は、ティーポット、ティーカップで淹れた紅茶。美味しいお茶を選んでください。

投稿日: 9月 21, 2019

東洋陶磁器の伝統と愛着を感じさせる瑠璃色の色合い。「BLOOM」

カテゴリー: お取り扱い商品
2019年にシリーズの発売から10年となった。白山陶器の「BLOOM」とは植物の最盛期を意味しています。白磁に映える生命力を感じさせる深い瑠璃色の絵柄は、なんと「筆を使った手描きの柄」なのです。「食卓から暮らしを元気に」というこのシリーズに関わる創り手の人たち、産地・長崎の思いがこもっています。中国大陸から日本に伝わった様々な製陶技術のなかでも、白磁に描かれる青い模様は、陶磁器の伝統と愛着を感じさせる色合いです。東洋人の記憶の片隅にいつもあるその配色は、私たちの食生活の中に馴染み、寄り添ってきました。また大胆に簡略化した手描きの絵柄は、備前地区の古陶磁に多く見られる身近にあった加飾の方法です。どの窯元にもある材料と道具、手段でつくる「白山陶器らしさ」と「手描きの技術の継承」を命題に、2008年からシリーズの開発が始まっています。絵柄を自由に発想し描くことができるキャンバスの条件は、もちろん器として日常の食卓で多用途であり、何より使いやすく、かつ模様が映えるかたちであること。絵柄のイメージを共有し膨らませながら、白山陶器デザイン室の阪本さんが1年の間に次々とその土台となる形状を開発してゆきました。そのニュートラルなかたちに、筆の特性を存分に生かした瑠璃色の植物柄を同デザイン室の富永さんが展開。デザインの方向性が決まってから一種類で進められていたプレートのパターンは、発売の直前に2種類に変更。料理を引き立てる縁取りの模様の「リース」と中心に描かれた「ブーケ」、レイアウトが異なる2種類から選べるようにされました。多様性がもとめられる今日の食生活の中に取り入れやすく、メニューを想像しながら楽しく選べる充実のアイテムとサイズ展開。生命力とクラフト感があふれる「BLOOM」は清々しさをテーブルに運ぶ一大シリーズとなっています。

写真よりも実物が、遥かにうったえてくるものがあります。手にとってみて下さい。

大きさがわかりやすいように茶碗を並べています。
上よりも少し小さいサイズ
絵柄が2種あります。
鉢の形の大きさもあります。
カレーやパスタなどに
サラダや麺鉢に用途が広がる大きさ。
東洋陶器が持つ呉須本来の美しさと、素朴な抽象絵柄がその魅力。
ティーとコーヒー
産地の誇りのマーク
森正洋の継承者たち
手で描くことの重要性、それをたくさんまかなえる工房はここにしかない。美しいモダンな絵柄、高い強度、多様性と生活にかなうデザイン、そしてそういう付加価値がありながらも手の届く価格であること、ここが重要なのです、白山陶器の食器が持つ伝統。

以上のことを見てくると如何にこの作品が尊いかがわかる
プリントにて転写にするのは簡単だ、そういう意味の美しさや生産性も上がるだろう
転写を否定するわけではない、より高いプリントのレベルはあるからだ
しかし産地の手描きの技術はそこで途絶える、技術を持った雇用の維持も途絶える
ただの工場、ファクトリーになってしまう、白山は依然として、産地にある産地を代表する大事な「工房」なのだ。これを維持し継続し続ける、産地のこの作品(製品)に関わる人たちに惜しみない拍手と応援を送りたい。

投稿日: 8月 14, 2019

籐のかごと竹のかご

カテゴリー: お取り扱い商品
籐のかわいい一本手のかごです。
深さもちょうどよくあるので、収納かごとしておすすめです。
持ち手の付け根も凝った作りで、素敵です。
お部屋の片隅に置いておくだけでも絵になるかごです。
なんと長野県で製造 8,100円税別
ツーハンドル・籐の買い物かご そこにあるだけで存在感があります。 長野で製造 7,500円税別
竹かご 国産:富山で作られている竹編みものは、主に農具、漁具とし て使われるものがほとんどです。野外や水まわりで使わ れる道具たちです。青竹で編みこんで作られる竹かご、 ざる類は大変丈夫に作られています。

投稿日: 8月 03, 2019

鳥取民藝の祖・牛ノ戸焼

カテゴリー: Liberal Arts, お取り扱い商品, 私が選ぶスタンダード, 開物成務

待ちに待っていました、二年来の牛ノ戸焼が入荷してまいりました。鳥取民藝、山陰民藝の始まりとしての「牛ノ戸焼」。私たちにとってもスタート時にありましたとても重要な窯さんです。三年経って、また「牛ノ戸焼」

牛ノ戸焼は、江戸時代後期から日用雑器を製作していました。吉田璋也 (よしだしょうや) は、牛ノ戸焼が作った五郎八茶碗に出会います。そして、吉田が提唱した新作民藝の製作をともに推進し、柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチら民藝運動の中心人物が指導を惜しみませんでした。 お陰で、数々のベストセラーが生まれました。民藝とは:柳宗税が提唱した言葉で、民衆的工芸の略。用に即した美を、民衆の生活のなかに見出すという、工 芸に対する思想をいう。

やはりどの作品見ても力強いです。綺麗に作り過ぎない、しかしながら攻めている、現在の牛ノ戸焼です。明日から店頭に並びます。

牛ノ戸を代表する歴史的銘作「三色掛分皿」牛ノ戸焼が吉田璋也の指導と共に日本で初めて作った。ここが元祖の掛け分け、モードなクリエイティブはここから各地に伝わった。新作民藝の象徴的存在であります。吉田たちがシャレ人だからこそ出来た偉業です今となっては。お洒落な、とは、すでに洋服だけのことを言わないですよね。
独特の表情な土瓶
掛け分けの土瓶味があります。なかなか出てきませんから見かけたら買うがよろし。
湯呑
五寸皿
六寸皿
七寸皿
反平皿
六寸菓子鉢
マグカップ
ビール呑

洒落者の系譜 吉田璋也

吉田璋也 洒落者であった
サスペンダーが柳宗悦(柳宗理の父)右で立つのが上も下も白で蝶ネクタイの吉田璋也
鳥取に民藝の大家達が指導に集結、左がバーナード・リーチ、その右人間国宝・濱田庄司、ひとりおいて、右端が吉田璋也 鳥取モダニズムの祖

そうだ鳥取行こう。

投稿日: 7月 31, 2019

大井 寛史

カテゴリー: お取り扱い商品

入荷する毎にすぐに売り切れてしまいます。京都の陶芸家・大井寛史さんの作品が8月16日(金)に入荷してまいります。内容は以下の通りです。

ジャムカップ、MWLで扱っているジャムを入れてテ-ブルへ。
マグの小
マグの大
人気のカフェ・オレボウル
サラダボウルなどに
最も汎用性の高いサイズのお皿。
シンプルで美しい情景

投稿日: 7月 28, 2019

焙じ茶ラテ

カテゴリー: お取り扱い商品

私が朝にいつも作ります、西 さんところの出雲の焙じ茶を使った、おいしい焙じ茶ラテの作り方ご紹介。とても簡単。

❶3グラムほどの西製茶の焙じ茶をダンスク(便利・MWLで取り扱い有り、白と赤)のミルクパンに水50ccほどを入れて、火にかけます。ダンスク無ければ、当然普通の鍋で良い。
❷3分ぐらい木のスプーンで煮出す感じ、香ばしい香りが出て、濃茶色の成分が抽出されたえも言えぬ香りが辺り一帯に漂い、朝の気分が始まります。
❸そこに好みの牛乳を250cc程度を加えます(牛乳の量は入れる器やマグの容量による)そして混ぜながら沸き立つまで待つ(ここで注意:ダンスクは牛乳が入ると急に沸点がやってきて、予兆なく、噴きこぼれる可能性がとても高いので充分に注意しながら火を調整する) 温度計があれば90度ぐらいで止めて良い、それぐらい注意すると、より美味しくなる。とにかくいきなり沸点がやってきますから。
❹茶こしを通して器に移し、好みにより、シュガーやハニー、メイプルシロップなどを加えるも良し、本当に美味しい焙じ茶ラテをいただく。
MWL の西製茶の焙じ茶。リセンヌ少女が飲むイラストがトレードマーク
出雲のくきほうじ茶
静謐な出雲の地で、化学合成農薬を使用せずに栽培されたものを原料としています。そして一番摘みの茎だけを使用しています。それも若く上質な茎の部分を使用しており、かさがあまりなく、製造可能量も多くはありません、これが高い香りを生み出します。
また、余韻として自然な甘みが長く残ります。
てんとう虫のいる畑で育つ、出雲地方の美味しい焙じ茶をどうぞ。

美味しいお茶「リセンヌ通りのリセンヌティーはMWL STOREで発売中」