投稿日: 4月 05, 2022

白雲窯

カテゴリー: アルチザンな人たち

今回の京都入り一番のその目的はゴールデンウィークに行なわせていただく「白雲窯」さんの展示会ためのものでした。その自然な白い雲と青い空、里山の背景は、五年ぶりの今回二度目の訪問でありますが、何も変わらない、大切なものがちゃんとそのままにありました。これは嬉しかったです。

私にとって、その作品群は、色、手触り、質感、釉薬の光、造形、加飾された色使いやデザインを含めて、私が日常的に使っている中で、どれもがずっと魅力的なものでありました。それが縁もあって、私共からの申し出に快諾いただき、今回のゴールデンウィークに展示会が出来ますこと、それは無常の喜びであり、今回初めての特別なことであります。

横浜・石川町の豊かな背景の人々に、そのすべての過程において、ものづくりにおいて、最良を求められる姿勢から生まれくる、質が高く、創造性の高い作品群を是非ご覧・実感いただきたく存じます。

そしてこれからそのストーリーのある、詳細を今後少しづつご紹介させていただきます。

SDG’sの観点からも、また、その創作の現実・現場の中で、今こそとても注目されるべき一連の流れは、ずっと以前から行われています。白雲窯。村山光生さんの取り組み、それは薪窯づくりから始まりました。今の時代だからこそ相応しいと感じています。やっと時代が追いついてきたという、その思想、ストーリーに。お話にずっと耳を傾けていて、ずっとそう思っていました。どこにも無理がない、自然体。
ここからすべてが生まれていく
薪窯らしい風合いも美しい。今回の展示会のための作品の一部、なんともまぁ素敵ではないか!僕はこの土瓶とその右にあるワインやお酒用のゴブレット、スープボウル、掛け分けの皿など、これがいいと思うのですよ。いい色使い、グリーングレーというか、是非お楽しみにお待ちくださいね、ゴールデンウィークです!
五年前に訪問した時に立ち会った、窯焼きの現場、左が当主:村山光生さん、右は娘さんの:マディの村山朋子さん。あうんの呼吸の窯焚き。白雲窯の薪窯。薪窯であるということ。

投稿日: 3月 25, 2022

今夏をひっぱる要素としてのプリミティヴな夏の帽子とバッグ。

カテゴリー: アルチザンな人たち

特に今年は、プリミティヴなスタイルを創る上で最も重要なものとしての夏の帽子とバッグ。モード x プリミティヴ 今年のキーワード “ プリミティヴ ”

うちとして初めてやるカタチ、くるっとしたところが、被ってみるととてもかわいいんですよ。ワンピースにどうぞ、全体のお洒落感がアップしますよ。サイズはワンザイズですが、プリミティヴな手造りゆえに、大きさの大小がありますので、自分の頭サイズに合えば是非。こういう帽子は2~3個の種類は必携で、スタイリングに合わせて着替える、とりあえず一個入荷しています。
岡山ですべて手縫いの’いぐさの買い物かご’プリミティヴ、コットンワンピースにぴったり、すずしげ、強くて長持ちします。

投稿日: 3月 24, 2022

田中俊介 叩き出し

カテゴリー: アルチザンな人たち

A-1・20cm 銅・両手鍋 ふたば

受注商品ですので時間をいただくことになります。 サイズ:ボデイ直径・約200mm 鍋部の口径・約183mm 両手のつまみの端まで・約270mm 蓋の直径・約178mm 蓋の高さ・約90mm 全体の高さ・約195mm 素材:銅

価格70,400円(税込)受注商品

投稿日: 3月 24, 2022

常滑・藻掛け・谷川仁

カテゴリー: アルチザンな人たち

アートな急須を代表する谷川仁の藻掛け急須、金糸にみえる焼き上がり。詳細をさらっと美しく仕上げている、技術。熟練だけでは生まれてこない。センス、つまり芸術性がいる、茶器の中でもそれは急須だけが持つ、美味しいお茶を、非日常の茶、でなくて、日常のお茶、としての煎茶を美味しく淹れるためのもの。お茶の美味しさは日本人の体内DNAに誰しもが持つはずで、それを目覚めさせるのが、類稀な急須の存在、常滑の谷川仁、藻掛け急須の天才。13,200円

実に美しい、意識した底面、出会って欲しい、本物の創作、それを丁寧に使って欲しい。
茶漉しの穴も手造りだ、なんという距離感だ
常滑が伝承する技術とクリエイティブ
美しい藻掛けの表情なのだ