本日は月曜日、定休日にあたります。12月はいよいよ安土さんの展示会の後半にあたります。ご来店されるお客さまも多くいらっしゃいます。ごゆっくりお選びいただけますよう、火曜日も営業いたしますので、🎄クリスマス、🎍お正月へのインテリア計画に是非、たった一つで室内空間が劇的に変化、多様になる、安土さんのランプの導入をご計画くださいませ。



投稿日: 12月 01, 2025



大学四年の頃の夏、Lee の白いコーデュロイのブーツカットに、このGジャンだった。靴はアースシューズ。上下で買ったのは神戸の三宮の高架下に今もあるが、「タイガースブラザース」というアメリカンカジュアルの老舗ショップ、まだ神戸発のセレクトショップも老舗セレクトショップも何もなかった時代。店にはオーナーのまだ若いお兄さんがいて、店の名前の通り兄弟でやっていて、男前でとてもセンス良くて、この人に接客してもらい、いろんなセンスを教えてもらったアニキだった。ここと「ボンド」という中学の頃から通っていた、元町(神戸の)のやはりガード下のアメリカンカジュアルショップ、ここの店ではウィジュンというローファーとブルックスブラザースというブランドの胸に羊の刺繍の入ったボタンダウンシャツを教えてもらった。中高から大学まである一貫校の高校の先輩は、中学3年ぐらいになってくると、昼休みに食堂で一緒になるその高等部のオシャレな人たちがとても眩しかった。なんとか真似たいということだけが頭にあった。シゲオ覚えているか?
Leeなんだよなぁ、僕にはリーバイスよりもね。カウボーイが着る定番だった。トニーラマにこのGジャンです。だからLeeのブーツカットは絶対だった。
老舗のジーンズブランドにしか絶対に出ない表情が漂ってますわ。70年代の日本一オシャレだった街、神戸の三宮の高架下を彷彿とさせています。ビギンやったね。襟のコーデュロイが気持ち良すぎる。ボタンの色もステッチの色もいいよねー。、22,000円は安すぎるやろ。あれから何年経っていると思う?




















但し、私は学術でなく、実践である、日々、店頭に立つ、そこからのフィードバックもまた大きいのである。今日も閉店の30分ほど前にSNS見た「瑞々しい」が気になって、でも自分の目と手で確認したくって、、、とご来店いただいたお客さまに、また気づきを与えていただき、示唆いただいている自分がいましたワ。なんと言っても店頭ぞ。
さあ、もっとご一緒に学びましょう。
深山さんのポップアップは来週末までです。
アウターの選べる種類がある季節に選んでおきましょう。一気に寒さがやってきます。
今年の色、今年の形のアウター

ここ数年の傾向であります。おじさん色ブラウンが。




カーディガンは欧米においてはキレイ目、カジュアル、あるいは年齢を問わず、ゴッドなアイテム、お洒落な人は必ず使う、羽織としての温度調整など、あるいは品格漂うスタイリングに不可欠なアイテム。日本にはまだ多様性が足らないと思う。もっともっと使えるアイテムであります。
カーディガン推しなMWL


















自分はインテリアショップのアーティスティック・ディレクターをやってきたからです。
北欧もどきじゃなくて、本質そのもの
是非、コペンハーゲンを訪れていただきたい、若い頃じゃなくて、いろんなことを知ってから
日本が目指すべき、ほんとうの豊さがありますよ。
でもこの家具はイギリス、それもロイズ・アンティークさんが扱うもの、自分にはロイズとアクタスの品揃えは絶対であります。
洋服だけの経験値では届かない、洋服は基礎、応用にインテリアと建築と時代(特にアール・デコの時代、アール・ヌーボーからの学びのレイヤーとしての時代、世紀末と30年代の恐慌を踏まえての時代の変遷)
洋服、内装、建築、時代へのオマージュ、リスペクトは無論であります。
ずっと学びを続けることしか、それには届かない、斜め読みじゃなくて、本を読む、美術館に現物を見に行く。先人の知恵というものを。知見を。レイヤーする。

上はロイズのアーコールのアンティーク、ロイズの焼印が入るものはロイズの手によって、ちゃんと強化して販売に廻している。いまだにビクともしていない。後ろの棚はテレンス・コンランの棚、habitatとHealsのファウンダーである。コルブやミース、グロピウスと居並ぶ、巨人であります。

