投稿日: 1月 27, 2024

ISOBE-TAKASUKE Tea Pot

カテゴリー: アルチザンな人たち

常滑の急須販売の老舗、磯部商店さんのオリジナルである。

世界を視野に入れた急須として企画されている、合点が行く考えだ。

クリーム・ホワイトという色がいいのと、黒の二点盛りが納得いく。

今年のGOOD DESIGN賞に推奨したい。このジャンルの筆頭であろう。これが取らずしてどうする、何が取るんだというレベルに仕上がっている。取手の薬指に添える還しの跳ね、絶妙な機能でデザイン化している。さすがである、知見のレイヤーが違うな。

老舗x老舗の共同プロジェクトだ。第二、第三を期待したい、が、まずコレだ。

蓋とボディの合わせの精度や、茶漉しの取り付け位置、茶葉との関係を想像するに絶妙な付け位置なのである。

強そうなボディ、ツマミの形の良さと長さ、ツマミ良さ、落とすことがないだろう。それらを踏まえた上でのデザインだ、わかって欲しい。手に入れるはまずこれだろう。急須はたくさんいるのだお茶を始めると。これが出てしまった以上は、まずこれだろう。

色がいい、アイボリーという、しかも薄めの、だから白と言える。実際はやはりアイボリー・ホワイトという感じだ。

1ヶ月ほど、毎日使い、ずっと眺めて、手で触り、洗ってみて、淹れてみて、佇ませて見て、急須ばかり見ている男は、ずっと考えていた。

結論である。

さぁ、世界が待っている。

写真ではピンが甘い部分に映る、取手下の薬指還しが絶妙なのだ、淹れやすい機能と都会的なデザイン、煎茶と紅茶を可能にさせる。 
 
 

他にない急須

投稿日: 1月 25, 2024

選んでいる理由

カテゴリー: LESS IS MORE, Philosophy, アルチザンな人たち

店頭にご来店いただいたことのある方ならご存知かも知れません、MWL STORE はまだ数少ないNOOSA BASICS の取扱店です。

理由はヴィーガンのリップだからです。植物由来という意味、容量は日本の薬局などで大量に販売するリップの倍くらいはあるでしょう。それで価格を比較すると輸入品なのに決して高くはありません。

リップのケースは紙です、自然に戻ります。その他のリップ製品のほとんどがプラスチックであるのに対してです。海で生きるオーストラリアらしいです。マイクロプラスチックとして壊滅的なゴミにしないこと、それが社会性です今の。

オーストラリアは世界屈指の環境先進国、国民の意思がとても高いです。イソップなどをどの時期から出していて拡まっているのかを想像していただければわかります。そういうブランド、まだ日本に紹介されていない優れた思想のブランドは多々あるのです。それらをさらに越えようとするヌーサです。

そしてこれの生まれはヌーサビーチの薬局さんが作り始めたというブランドというから信頼性も高く、世界中でヒット中。日本の意識高い人たちには少し広まりつつあります。

ヌーサビーチとはゴールドコーストという世界で一番美しい海岸線に延長線上のサンシャイン・コーストの延長線上にある、とても美しい海岸の街にあります。サーフィン文化世界一の街一帯です。

もともと、サーファーたちは日々海に入るので、環境に対する意識は高いと言われます。ゴミを見かけるからです。自分の周りに。

 
 
MWL は NOOSA BASICS の LIP BALM
ここから元町へ来てます。見逃さないでね。意識の高い製品たちを。LIKE NO OTHER STORE ,MWL STORE

投稿日: 1月 19, 2024

白岩 大佑さんの薪(まき)窯の急須

カテゴリー: Made With Love, アルチザンな人たち, 気になるもの。, 街物語, 開物成務

白岩 大佑(たいすけ)さんの、急須としては珍しい薪(まきとは木のこと)の窯の急須。ガスや電気でなくて木を使って焼いている、それによる恩恵は、焼きぐせがある、釉薬をかけない常滑で学んでいる、土を大事にする手法で土そのものと自然にかかってくる、あたかも釉薬をかけたような表情が特徴であって、それは焼き物をする人にはすぐわかるが、火の管理が難しく、歩留まり、つまり生産性、自分の基準を持つ人にとってはよくないものである。焼いたもの全てが作品になることは珍しく、作品となる基準を自分に課せば、上がってくるものはとても少ない、生き残るのはほんのひと握りである。それが本来の薪窯の性質なのだ、これで良しとして世に出すか、否かの世界で常に自分に問う製作の日々が続いていると言える。その見返りにどこにもない美しい表情を手にいれるとも言える。とても希少で貴重なのだ。当然のことながら、価格はそれなりの始まり方をする。焼いたもの全部が作品なるとは言えないからだ。

大昔は皆、木の焼き窯であった、名古屋周辺には1000から窯が存在していたと歴史にあるぐらい、それら全ては木で燃やしていたのだ。今や、いろんな背景があり、簡単ではない、土、燃やす背景、燃料としての木が容易に取得できる地政学的な背景としての立地、それらが全て揃ったとて、学びが必要になる、知見のことだ、生まれながらにない背景としての学び、焼き方やくせ、特徴のことだろう、それは教えてくださる先達に学び、それに加えてデザイン、ただ古いものでなくて、自分の考え、経験、地政学的思想すらを加味して初めて自分の窯になっている。北海道という豊かさである。それらは私たちが想像できる範囲のことであり、なんのなんの、それ以上の難しさが無数に日々対峙してたくさんあることが容易に想像はできるのである。

それらの現在の到達点を私たちは見ている、貴重であるとしか言えないし、レジェンド的な到達点でなくて、まだその半分ぐらいの年齢の若さで到達されているところに、驚きと価値があるように、この時代の白岩さんにである。少しこの世界を学べば容易に気づくことであるし、知れば知るほどに、その急須たちの表情がいとおしくなってくるのは私だけではないだろう。知っていただきたいのである。ただ美しさを美辞麗句で並べるだけでなく、本質をである。

簡単に表現してしまえば、すでに美術品の領域にある。日常使いがである。でも使ってなんぼである。

全ての種類で一律にうちは、税込で33,000円です。

 

 
なんとである、この難しいことをされている。
思わず微笑まずにいられない、蓋のつまみの景色 ここは特徴である、すべての作品の。これにも釉薬はかかっていません。いわば自然釉。スカーレット!
ため息すら出る、焦げパン色、つまりトーストだ、近年お亡くなりになったバーナード・リーチという日本民藝の始祖のお孫さんのジョンがイギリスで作っていた、ティーポットや鍋と表情が同じだ、それはそうだ、やはり木の焼き窯だからだ。焼き締める美しさがここにもある。トーストだね。作品性を理解しよう!
形、色、なんということだろう。
いい景色だ、さぞ美味しいお茶が呑めることだろう。伊勢路の奥、大台ヶ原から流れ出る水で育つ、煎茶で呑んでみたいのだ。MWL にはあります。ホーリーなエリアで育ったお茶が。神話の故郷からのお茶で、神話のような表現のある急須でいただこう。日本人のものづくりの原点。
全てが木箱に入る、それもかっこいい木箱である。どこを見ても詳細のセンスがいい。高いクルマもいいんだが、日本人として生まれて、持つべきは、茶を呑む急須ぞ。

投稿日: 1月 16, 2024

招き猫

カテゴリー: アルチザンな人たち

ONLINE SHOP に UPしました。

江戸の頃より縁起物として愛されてきた招き猫。一つ一つ心を込めて手描きで描かれた個性豊かな愛らしい招き猫です。大きさからも、ご卒業、新入学、入社、お引越し、ご定年、各種お祝い事に。ご自宅に、お店さんの店頭に、飲食店の招きに、会社のデスクの招きにと、人気でございます。清水焼の描き手の作品。京都らしい上品なお顔してはります。

サイズ:H130 Body Φ70 重さ:176g 小:3,300円税込

サイズ:H270 Body Φ140 重さ:938g 大:19,800円税込

スリラー踊ってます。

投稿日: 1月 07, 2024

MOTOMACHI SHOPPING STREET「PHOENIX」

カテゴリー: アルチザンな人たち

元町商店街の入り口と出口に大きく見上げて、鎮座される「フェニックス」それをイメージモチーフをインスピレーションし創られた。一個一個が微妙にデザインが異なります。まだ2個残っています。

みなとみらい、ヒマラヤムーン、葉山の太陽族、などは完売しました。その繊細な象嵌のモチーフ、人気です。限定数量がこの時期だけの入荷となっています。

直接、その由来などをお聞きしてくださいませ。

Looking up at the entrance and exit of Motomachi Shopping Street, “Phoenix” is enshrined, and it was created with inspiration for the image motif. Each one has a slightly different design. There are still two left.

Minato Mirai, Himalaya Moon, Hayama’s Taiyo Tribe, etc. were sold out. The delicate inlay motif is popular. The limited quantity is in stock only at this time.

Please ask directly about the origin of it.

投稿日: 1月 06, 2024

直観を磨くもの

カテゴリー: アルチザンな人たち

直観を磨くもの
直観とは文字が示唆する通り「直ちに観る」意味である。
美しさへの理解にとっては、
どうしてもこの直観が必要なのである。

「知識だけでは美しさの中核に触れることが出来ない」と       

そして「何の色眼鏡をも通さずして、
ものそのものを直に見届ける事」である。

Things that polish intuition

Intution means “see immediately” as the letters suggest.

For the understanding of beauty,

I really need this intuition.

“You can’t touch the core of beauty with knowledge alone.”

And “without passing through any colored glasses,

It is to see the thing itself directly.”

白岩 太祐 さん ¥33,000円 薪窯の自然釉、木箱入り。