投稿日: 1月 19, 2024

白岩 大佑さんの薪(まき)窯の急須

カテゴリー: Made With Love, アルチザンな人たち, 気になるもの。, 街物語, 開物成務

白岩 大佑(たいすけ)さんの、急須としては珍しい薪(まきとは木のこと)の窯の急須。ガスや電気でなくて木を使って焼いている、それによる恩恵は、焼きぐせがある、釉薬をかけない常滑で学んでいる、土を大事にする手法で土そのものと自然にかかってくる、あたかも釉薬をかけたような表情が特徴であって、それは焼き物をする人にはすぐわかるが、火の管理が難しく、歩留まり、つまり生産性、自分の基準を持つ人にとってはよくないものである。焼いたもの全てが作品になることは珍しく、作品となる基準を自分に課せば、上がってくるものはとても少ない、生き残るのはほんのひと握りである。それが本来の薪窯の性質なのだ、これで良しとして世に出すか、否かの世界で常に自分に問う製作の日々が続いていると言える。その見返りにどこにもない美しい表情を手にいれるとも言える。とても希少で貴重なのだ。当然のことながら、価格はそれなりの始まり方をする。焼いたもの全部が作品なるとは言えないからだ。

大昔は皆、木の焼き窯であった、名古屋周辺には1000から窯が存在していたと歴史にあるぐらい、それら全ては木で燃やしていたのだ。今や、いろんな背景があり、簡単ではない、土、燃やす背景、燃料としての木が容易に取得できる地政学的な背景としての立地、それらが全て揃ったとて、学びが必要になる、知見のことだ、生まれながらにない背景としての学び、焼き方やくせ、特徴のことだろう、それは教えてくださる先達に学び、それに加えてデザイン、ただ古いものでなくて、自分の考え、経験、地政学的思想すらを加味して初めて自分の窯になっている。北海道という豊かさである。それらは私たちが想像できる範囲のことであり、なんのなんの、それ以上の難しさが無数に日々対峙してたくさんあることが容易に想像はできるのである。

それらの現在の到達点を私たちは見ている、貴重であるとしか言えないし、レジェンド的な到達点でなくて、まだその半分ぐらいの年齢の若さで到達されているところに、驚きと価値があるように、この時代の白岩さんにである。少しこの世界を学べば容易に気づくことであるし、知れば知るほどに、その急須たちの表情がいとおしくなってくるのは私だけではないだろう。知っていただきたいのである。ただ美しさを美辞麗句で並べるだけでなく、本質をである。

簡単に表現してしまえば、すでに美術品の領域にある。日常使いがである。でも使ってなんぼである。

全ての種類で一律にうちは、税込で33,000円です。

 

 
なんとである、この難しいことをされている。
思わず微笑まずにいられない、蓋のつまみの景色 ここは特徴である、すべての作品の。これにも釉薬はかかっていません。いわば自然釉。スカーレット!
ため息すら出る、焦げパン色、つまりトーストだ、近年お亡くなりになったバーナード・リーチという日本民藝の始祖のお孫さんのジョンがイギリスで作っていた、ティーポットや鍋と表情が同じだ、それはそうだ、やはり木の焼き窯だからだ。焼き締める美しさがここにもある。トーストだね。作品性を理解しよう!
形、色、なんということだろう。
いい景色だ、さぞ美味しいお茶が呑めることだろう。伊勢路の奥、大台ヶ原から流れ出る水で育つ、煎茶で呑んでみたいのだ。MWL にはあります。ホーリーなエリアで育ったお茶が。神話の故郷からのお茶で、神話のような表現のある急須でいただこう。日本人のものづくりの原点。
全てが木箱に入る、それもかっこいい木箱である。どこを見ても詳細のセンスがいい。高いクルマもいいんだが、日本人として生まれて、持つべきは、茶を呑む急須ぞ。

投稿日: 1月 16, 2024

招き猫

カテゴリー: アルチザンな人たち

ONLINE SHOP に UPしました。

江戸の頃より縁起物として愛されてきた招き猫。一つ一つ心を込めて手描きで描かれた個性豊かな愛らしい招き猫です。大きさからも、ご卒業、新入学、入社、お引越し、ご定年、各種お祝い事に。ご自宅に、お店さんの店頭に、飲食店の招きに、会社のデスクの招きにと、人気でございます。清水焼の描き手の作品。京都らしい上品なお顔してはります。

サイズ:H130 Body Φ70 重さ:176g 小:3,300円税込

サイズ:H270 Body Φ140 重さ:938g 大:19,800円税込

スリラー踊ってます。

投稿日: 1月 07, 2024

MOTOMACHI SHOPPING STREET「PHOENIX」

カテゴリー: アルチザンな人たち

元町商店街の入り口と出口に大きく見上げて、鎮座される「フェニックス」それをイメージモチーフをインスピレーションし創られた。一個一個が微妙にデザインが異なります。まだ2個残っています。

みなとみらい、ヒマラヤムーン、葉山の太陽族、などは完売しました。その繊細な象嵌のモチーフ、人気です。限定数量がこの時期だけの入荷となっています。

直接、その由来などをお聞きしてくださいませ。

Looking up at the entrance and exit of Motomachi Shopping Street, “Phoenix” is enshrined, and it was created with inspiration for the image motif. Each one has a slightly different design. There are still two left.

Minato Mirai, Himalaya Moon, Hayama’s Taiyo Tribe, etc. were sold out. The delicate inlay motif is popular. The limited quantity is in stock only at this time.

Please ask directly about the origin of it.

投稿日: 1月 06, 2024

直観を磨くもの

カテゴリー: アルチザンな人たち

直観を磨くもの
直観とは文字が示唆する通り「直ちに観る」意味である。
美しさへの理解にとっては、
どうしてもこの直観が必要なのである。

「知識だけでは美しさの中核に触れることが出来ない」と       

そして「何の色眼鏡をも通さずして、
ものそのものを直に見届ける事」である。

Things that polish intuition

Intution means “see immediately” as the letters suggest.

For the understanding of beauty,

I really need this intuition.

“You can’t touch the core of beauty with knowledge alone.”

And “without passing through any colored glasses,

It is to see the thing itself directly.”

白岩 太祐 さん ¥33,000円 薪窯の自然釉、木箱入り。

投稿日: 1月 03, 2024

ティーポットの印象派

カテゴリー: アルチザンな人たち, 常滑急須展

ヤンセンさん、陶磁器に向かい合ってきた歴史、つまり知見が違いますね、簡単に言うと。陶歴と作品を見ているとわかってきますよ。特に女性にお使いいただきたいな、印象派のような表情、印象派というよりも印象派の人たちに影響を与え続けた人としてのターナー、イギリスの人みたいに僕は捉える。これもターナー作品をロンドンのナショナルギャラリー(入館無料、外国人も)で、一つでも見ていただければわかります。

MWL が扱うのは生活の中にあっても美術品として主張しているプレゼンスのある物、コト、人。

極めて「美しい」ね。

Mrs. Janssen, the history of facing ceramics, in other words, the knowledge is different, to put it simply. You will understand when you look at the pottery history and works. I especially want women to use it, an impressionist-like expression, Turner as a person who continued to influence impressionists rather than impressionists, and I see it like a British person. This is also Turner’s work at the National Gallery in London (free admission, also for foreigners), and you can see it if you see even one.

MWL deals with things, things, and people that have a presence that they claim as art even in their lives.

It’s extremely “beautiful.”

ほらね、その存在の著しいおもさよ。
理解は学びからしか生まれて来ないよ。
下とは同じに見えるかもしれないが違う、大きさも施釉もね。
よおく見て、その美しさに気付いてほしい。
もちろん、女性作家

投稿日: 12月 31, 2023

Darning Brooch on My Sweater 1999

カテゴリー: アルチザンな人たち, ファッション講座

古いセーターにダーニング ブロ-チであります。antwerp 6 six のドリスのメンズで。今も着れるサイズではあります。

特にドリスやマルジェラ、のアントワープ6を日本に紹介したのは、栗野さん。今もディスト(ディストリクト)で取り扱いがあるでしょう?オールデンに至ってもビームス時代から、そして、当時競技靴一辺倒だったニューバランスもファッションの世界にフィッティングさせたのは栗野さんである。ヨーロッパにはまだニューバランスなど並んでなかった時代、服屋にね。日本での大成功、競技もファッションもが今やであります。諸説もあるのかも知れませんが、僕は比較的近くで、同じ会社で定期的にあったクリエイティヴ・ディレクターだけを集めた会議で座長としてのお話を聴いていて、話をしていてそう思っていた。20年近く続いていましたねその会議、見ていてそう思っていました。すごい人だよね。

作った、ダーニング、今も製作中。イギリス由来です。繕(つくろ)うです。時代に合ってるクリエイティヴとはこういうもの、手作りに敬意と尊厳。
ダーニングby Hikaru Noguchi さん。お池の友だちっていいなぁ。今年本が出ました。MINAさんとよくコラボされてますね。
先生のこのテーマがいいですよ。

投稿日: 12月 31, 2023

創造性の高い逸品ばかりが集った。

カテゴリー: アルチザンな人たち

昼からの予約にまだ空きがあります。どうぞ三日にご来店、予約お願いします。全て一個ばかりですから。270種がそうです、一個のみ、ま、作れませんわ。

さぁ、行くで。

あっと驚くような美しい詳細の「青磁」その大昔、大陸から伝来して、日本独自の美的感覚で、どこも成し得ていない、美術領域へ。煎茶の茶器の日常へ、突入。蒐集する価値というものだ。常滑の茶器の独自性、世界でここだけだ。台湾や中国からの注目がとても高い、価値への評価がとても高い、あまり日本人が知らないこと、関係者しか。
TAKASUKE  大きくて、紅茶などに適しているとすでに評判・人気です。さすがな造形であります。特に取手の下の部分の返しがいい。跳ねちょる。よく出る茶漉しはそもそもTAKASUKEの発明品、そういうものがあるのが常滑である。急須は常滑だ、が、世界の言葉となった。MWL的 GOOD DESIGN賞、2024 で決まり。
クリエイティヴの力が違う、新しい、茶のスタイルを確立する。小北條オリジナルのMWL STOREのための茶器、全てにMWL刻印入り。ここにだけ。各一個のみです、次回は未定。小北條とMWLはお茶を扱う店として一緒に考えて、「新しい」を想像・創造、行動しています。悠久な歴史ある六古窯生まれで育ちの清水小北條