投稿日: 11月 07, 2021

風神雷神の土瓶

カテゴリー: アルチザンな人たち

風神雷神のいわれ

風神雷神は風神を風や雨、雷神を稲光や雷鳴の自然現象を神格化したことが由来です。そこから江戸時代初期の画家である俵屋宗達著「風神雷神図」を書いたことが有名で、風袋から風をもたらす風神のお姿や太鼓をたたいて稲光と雷鳴をならす雷神のお姿はとても迫力あるものです。 風神・雷神は、古代インドの自然現象を神格化した原初的な神々で、後に仏教に取り入れられて、仏法の守護や勧善懲悪を行い、風雨を調え、五穀豊穣をもたらす神と信じられるようになりました。 このイメージの原型となったのが、三十三間堂(京都市)の千体千手観音の守護神二十八部衆と共に安置されている風神・雷神像だといわれます。古来の自然信仰や伝説に基づいて造られた日本独自の像容で、鎌倉期、本堂の再建時に像造を統括した湛慶がその作成に深く拘わったとされます。この像の姿形が、江戸期になって、有名な俵屋宗達の風神雷神図(屏風絵)に採り入れられ、宗達の図を尾形光琳が写すなど、後世の風神・雷神の像容として定着したものといえます。

土瓶:容量:約650cc (四人分の湯呑み茶碗が余裕)高さ:約175mm 胴体の直径:約130mm 最大幅・約160mm

価格:22,000円

投稿日: 11月 06, 2021

絹道

カテゴリー: アルチザンな人たち

京都と絹は深い関係にあります。絹を使うクリエイティブの世界最高峰は京都に存在します。それが東アジアから西アジアを通りやがては欧州へと渡った道、それをシルクロードと言いました。なぜ京の器にらくだが出るのでしょう、そこだと思います。遠く異国に想いを馳せたシルクロード、とても価値があると思います。

シルクロードの汲み出し:4,400円

投稿日: 11月 05, 2021

葡萄の土瓶

カテゴリー: アルチザンな人たち

プリミティブな、土瓶という構成の個性でありながら、工芸の域を逸脱しない仕上がり。それが京都産。周辺にある、あるいは見てとるものの本物の多さ、あまりの多さに影響をうけるはずだから。

吉祥(きちじょう:よいきざし、きっしょう)増える・多収の意味柄、葡萄の土瓶。16,500円 容量650cc (四人分の湯呑み茶碗が余裕)高さ:約175mm 胴体の直径:約125mm
京都の柄には歴史的な意味が積層している、ミルフィーユ。
左利きでも使えます。
五条坂の窯の本家で焼き上げる。少し歩けば清水さん。だから清水焼。
ぽってりとした絵筆の先が特徴の陶泉窯のクリエイティビティー、手で触ると膨らんでます。
茶こしもしっかりとしたもの。
煎茶茶碗とセットでどうぞ。 4,180円 容量:約80cc 高さ:約47mm 直径:約70mm
奥と手前に据える、吉祥。
とても繊細な手描き。

投稿日: 10月 31, 2021

日本人の心の詩(うた)

カテゴリー: アルチザンな人たち

 

ご予約にて承っております。

日本の歳時記を大切にする、些細なことを積み上げてきました。地方の優れた基盤のある都市には必ずといっていいぐらいに、こういう歴史を大事にして、今を踏まえて未来に向かう。時の詞(ことば)があります。大事にしたいと思う心でございますね。一度買えば毎年飾る一生ものです。しかもそれは代々に継がれて行く。

私たちは忘れない、いいものお傳えする役割を。

もう二ヶ月を切ります。早いものです、あわただしさの準備。

投稿日: 10月 30, 2021

クリスマスのお皿

カテゴリー: アルチザンな人たち

おはようございます。風も少しは止んで、いい天気になりました。気持ちいい外出が出来そうです。

時勢もどうやら大阪あたりから大きく動きそうな気配を含んできました。

クリスマスのお皿の大判が入ってきました。

こういうことが可能な窯元は実は少ない。日本の清水焼。ユーモアにセンス、技術、ほかにない伝統が脈々と。38,500円(税込み)です。
一方で、数百年に一度だろうと思われる、世相を受けて人気の風神さまと雷神さま、扇子は建仁寺で、昔あまりにも感動を受け買ったもの(非売品)
400年も前に俵屋宗達という天才が描いたのですよ。年を過ごす数字など意味がない。祇園の奥の建仁寺でご覧ください。京都のお寺さんはアート。
風神雷神