投稿日: 7月 18, 2021

It’s a SONY・新型3代目の登場。

カテゴリー: 気になるもの。, 私が選ぶスタンダード

SONY らしい製品の一つとして捉えています。グラスサウンドスピーカー・キャンドル型スピーカー。コレ、キャンプなどの山の中などでの音源にとても情緒を加えます。他のキャンパーとの距離が採れるキャンプ場、あるいは自然界ならですが。。。それは光、もちろん横には自然ランタンランプもありながら、これは音によって揺らがせることが出来ます。「人との距離を置きたい時代」の製品ですね。

コレも実はもう3代目です。2代目からの進化は色々とあるのでしょうが、細かくはね。多分不満だった部分の改良、つまり、ウーファーの大型化。2代目が約35mmだったのに対し、今回のモデルは約46mmまで大きくなりました。これは中低音の迫力アップがかなり期待できますね。家電品店などで 8月6日(金)発売。そしてバージョンアップしながら価格も下げてきました。いよいよ普及価格になってきましたね、技術と価格の関係が。

確かに中低音は不満だったのです、でも1代目よりも2代目が音は良かったから、さらに良くなっていることでしょう。スポティファイの圧縮高音質音源をかなり意識して再生に賭けるSONYですね。これでさらにスポティファイ音源が良くなる。

SONY専用アプリで音と光の演出ができます。
触りようのないデザインをさらに進化。そこはSONY

投稿日: 5月 31, 2021

カテゴリー: 気になるもの。

どうもわたくし「あかり」好きなようで、まずは蛍のようなつたないひかりに惹かれます。そして月ですよね、こうこうとしたのではなく満月に少し欠けるぐらいのような、まだこれからってところがいいなとか。そして部屋に吊るす揺らいでるガラスのランプですね。ランプなのにずっと見てられるのですなんかね、草ちゃんのランプの「あかり」が好きなのもきっとそんな延長線上にあるのでしょう、きっとね。

蛍前線が北上しています日本全国で、7月下旬まで続きます。
蛍に会いに行きましょう。(今は身近な処に居てくれればですけどね)

春はあけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、
少しあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。

夏は夜。
月のころはさらなり。
やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、
ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。

清少納言(996-1025)は平安時代中期の日本の歌人、が著した「枕草子」
春はあけぼの、、、で始まる、夏のくだりが「蛍」

千年の昔から日本人の日常の感受性のそばにいた蛍
季節の美しさの象徴の「夏」を清少納言が歌いました。

蛍はとても繊細な昆虫です。源氏ボタルに平家ボタル。
水、土、植物、それらが美しい環境でなければ生きてはいけないのです。
幼虫の頃は川や田んぼの貝を餌とします。日本にだけしか生息しない源氏ボタルの幼虫はカワニナという貝だけを食べて育ちます。その貝が生きている環境がなければならない。そして成虫になる前には土に入りさなぎになる、その土も汚染されていてはだめなのです。つまり、蛍が育つ環境は幾つもの段階で田んぼや河川、土壌が汚染されていない証とも言えて、健全な環境のバロメータになります。
お茶などが生育する環境周辺で見られるのはその環境が健全である証拠なのです。

三重県度会郡大紀町の祝詞川(のりとがわ)周辺では例年なら6月にはホタルまつりが行われています。が、今年も情報はありません、難しいことだとは思います。時期が来てまた行われること期待しています。

度会(わたらい)のお茶がある環境はそういうあたりまえでなんでもない日常が、いにしえの昔からあります。
お茶が美味しいはずなのです。

闇の途中で、やっと気づいた、すぐに消えそうで、悲しいほどささやかな光。