目覚めると窓の外で「うぐいす」が鳴いている。いい声で鳴いてくれている。なんということなのだ、ここで初めて聴く。カラスが少なくなって生息域が戻ってきたのか、間違いなくホーホケキョと鳴いている。梅はとっくに終わったが。こんな大都会の片隅にいるのか、あっ、また鳴いた。
5月 18, 2022
目覚めると窓の外で「うぐいす」が鳴いている。いい声で鳴いてくれている。なんということなのだ、ここで初めて聴く。カラスが少なくなって生息域が戻ってきたのか、間違いなくホーホケキョと鳴いている。梅はとっくに終わったが。こんな大都会の片隅にいるのか、あっ、また鳴いた。
投稿日: 5月 14, 2022
元町のフランス料理店の老舗、ラ・バンリューさま。いつもながら、なんと美味しそうで、かつ美しいのでしょうか。光栄にも私どものジュンチャバリのお茶をメニューにご採用いただきました。ありがとうございます、無常のよろこびでございます。
横濱石川町駅前リセンヌ通りのMWL STORE まるっと6年 7年目の春を迎えさせていただきました。ひとえに、お馴染みさま、お客さま、お取引先さま、ご近所さま、スタッフの皆さんのおかげでございます。来期はさらにいろんな新しいが待ち受けています。まずは新生活のスタートで始めます。どこにもない、小さな店を目指して。愛するわが街 HOME TOWN 横濱
哲学の域にまで達した日本の茶
「和・敬・清・寂」
極めれば、技は道に通ず
茶葉(ちゃよう)も急須も、極めれば道
美味しいものを美味しくいただくために
茶人、岡倉天心は中区本町、つまり開港記念館あたりであるが、の生まれである、横濱に深い関わりがある。そして私が茶に興味を持ったゆえんの人であります。東京大学出身。藝大の前身東京美術学校の第二代校長でもありました。その後東京芸術大学(登記上は”藝”でなくて”芸”であるそうだ、一般には権威のイメージを含めて”藝”を使うことが多いようだ。)の設立に尽くした人でもあります。茶と美術、海外との開かれた心の接点、横濱ならではの背景から生まれる先取の精神と日本の折衷な精神の礎(いしずえ)を作った人だと思っている‐これぞハイカラ精神。原三渓などもその一人。横浜には横浜らしい人がいるものだ。三渓園の茶室など含め、あるいは当時の茶の輸出の拠点であったであろう山下町・山手町周辺など、浅からぬ茶と横浜の関係、実は深い。横浜は「茶と美術」で活かすべきであろう。その点、横濱美術館は名誉である、その展示フィロソフィーのテーマからしても。じっくりと改装に時間かけてもらいたい、この時期に慌ててもしかたない。100年の礎の改装であればいい。
茶聖・大谷嘉兵衛の記事も参照されたい。横濱の茶には色んな歴史がある。
新しい「茶」の発売にあたって。
12月25日(土) 、新商品・宇治抹茶入りの煎茶「ハイカラ」を発売いたします。45g 入り 価格:1,188円(税込み)
MWL STOREのお茶「ハイカラ」お茶物語「ハイカラ」黒船来航以降開国した⽇本の横濱の地、⼭下町から⽇本⼤通りにかけての東半分と⼭⼿町あたりなどの海沿いには旧居留地がありました。⽇本の⽂明開花、ハイカラ⽂化はここを始まりとします。また開国開港後の横濱からの重要な輸出品⽬はお茶でした。あったであろう横濱らしい颯爽としたお茶、特に⽢いものに合うお茶をイメージし、試作を重ねて製品化いたしました。
ハイカラは、慶応元年創業「伊勢茶のかねき伊藤彦市商店」謹製の抹茶⼊りのお茶です。その内容は、まず抹茶には、
京都産⽯⾅挽き宇治抹茶を使⽤しています。お茶の重量に⽐した抹茶を混ぜています。そして、茶葉は北勢地⽅⽔沢の
⽟露と南勢地⽅⼤台町栃原の中蒸し煎茶を合組しています。抹茶、⽟露、煎茶 と、三つの個性の全く異なるお茶が重なりあってハイカラという名の調和が⽣まれました。個性の違うお茶がそれぞれの良さを出しながらもそれぞれに無い部分を補いあい、相⼊れないものだと思っていても、重なれば⾃然に新しい調和が⽣まれています。
ハイカラという名にふさわしい新しいお茶が⽣まれました。
これで「蒸気船」と「ハイカラ」の2種のオリジナルのお茶が揃いました。どうぞご贔屓にお願いいたします。
お茶の袋のイラストは、「海の見える丘公園」から見る、横濱の港、ハイカラな景色がひろがります。この港から世界へと出て行った、お茶に想いを馳せて。お茶と横濱はとても深い関係がございました。
横濱土産に美味しいお茶「蒸気船」をどうぞ、先さまにおよろこびいただけます。
文明開化の礎になった街、横濱には街物語があります。開国してすぐに横濱からの日本の重要な輸出品目、それは煎茶でした。横濱の開港記念館にはそのあたりの記述が正しくあります。単に産地からのスルーでなくて、高い技術の茶の加工場が大きな規模で旧居留地地区には存在しました。その加工場なくして美味しいお茶は出来ませんでした。また横濱の輸出港としての発展も。それが跡形もなく今やありませんが、その当時に想いを馳せ、私たちはあったであろう、山手の丘からみる景色のような、「颯爽」とした碧・みどり色のお茶の味を想像し創造しました。
中庸のプレミアムなお茶がここに出来上がりました。価格以上の価値がお呑みいただければわかります。産地にこだわり、美味しさにこだわり。45g で972円 お二人分4グラムを10回、3煎目まで美味しくいただけます。千円で、先さまには美味しくて、真に喜んでいただけます。横濱土産にお一つ添えて、どうぞよろしくお願いいたします。
海、颯爽、山手の丘から見る美しい海岸線の景色、MWL STORE ORIGINAL’S 伊勢煎茶・蒸気船