投稿日: 12月 01, 2023

人の魅力は学びから、学んでいる人の姿から学ぶこと

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

私が伊藤忠に興味を持ったのは、丹羽さんという以前の社長さんの経歴と言葉だった。民間人社長から中国大使を務められた経歴の異端さに驚くとともに、たくさんの書籍を書かれていて、そのシテンの視点がおもしろく魅力的であった。そして現会長である岡藤さんの存在、社長時代に数々の名言がある、伊藤忠はスター経営者を多く輩出している。なぜそうなのだろうと思ったのが丹羽さん時代の伊藤忠であり。岡藤さんの言葉「ニッポンのビジネスマン、なんで服に関心がないんやろ」この言葉だ、岡藤さんは東大出である、東大出身の人の言葉として、おもろいなこの人と思ったのである。

伊藤忠=非資源 これも当時おもろいと思った。伊藤忠は資源価格の影響を受けやすい資源ビジネスに偏らず、安定的な収益基盤を築けている。巨大商社の中でも伊藤忠の非資源率は73%で商事の44%、物産の37%に比べて、際立って非資源率が高い。つまり、事業分野の垣根を超えた無限のシナジー創出が可能になっている。私が好きな理念、「全方位」という思想に合致する。

ファミリーマートの独立性 これもおもろい、コンビニはフランチャイズさんの存在が大きい、事業規模を拡大させてきたのは地元に根付くフランチャイズさんだ、そことの取り組みや、その店独自の思想を活かしているケースを見ることができる、唯一のコンビニがファミリーマートだろう。うちが最初に店を出した石川町の裏通り、その駅裏から先にあるファミリーマートさんにそれを見ることができる、まずは接客の素晴らしさ、お馴染みさんの多さ、優れた、そのフランチャイジー独自に品揃えを生かした、コンビニオリジナルとの共存、デジタルDXとアナログのハイブリット化がかなり以前から見えていた。ここにも「ひとりの商人、無数の使命」を地で行く、伊藤忠の理解が見えて仕方ないのだ。伊藤忠にしか成し得ていないことではないかと私は思う。

ヤナセ 日本の外車販売の礎を作った企業を傘下に収めた、特にメルセデスの販売では傑出した歴史がある。多分世界にも例がないだろう、量ではなくて質のことである、それがメルセデス販売の独自性に直結していると感じている。伊藤忠が傘下に収めた時、なんで?今頃?と思ったのだが、ずっと見ていて、そのオリジナリティーを生かした、商社のシナジーが見えてきた、本題はこれからだろうと思う。

まとめて、伊藤忠の魅力は「個の力」だろう、巨大総合商社の中で「最小の従業員数で最大の労働生産性」を誇る企業だ、人がどんどん少なくなる、これからの100年を思うと、それすらも地でいく、若手のうちから責任ある仕事を任せる環境など、日本が与えられている試練の課題解決の糸口すら、北欧の先例の如く見えてくる気がする。事業経営者が学び続ける企業だけが生き残れる時代だろう。わからなければ聞くということ、黙っていても何もわからんぞと。

 

 

投稿日: 11月 24, 2023

ACパークスの紅茶 コペンハーゲン

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

北欧風ではなく、本物の北欧。日本では昔から北欧が人気、例えばVOLVO、例えばY-CHAIR、品質が高いイメージがそこにあるからですね。日本人の北欧好きは変わらないと思う。

僕はVOLVOには乗らないけれど家具はいくつか持っています。イメージではなくて、本物に到達したかったから。そんな考えももう古い人になったなと思う今日この頃。自分です。

綺麗目のACパークスです。

投稿日: 9月 27, 2023

Magazine for City Boys

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA, 開物成務

陸さんが対談で出ておられて、その話がとても面白い。こんな話は今でないととても聞けないホンネがありますね、読んでいて。1回目でまだ続くみたいだから。とにかくまずはアニエス・ベーを日本に持ってきた人で、アフタヌーンティーの創業もそうだし、少し前までの日本の女性のライフスタイルというのはこれらのブランドで醸成されたと言えます。スタバもロン・ハーマンも持ってきたのは陸さん彼らご兄弟でした。逗子の生んだインターナショナル人の第一世代の人たちのお一人ですよね。SUZUKIYAっていう日本で二番目のスーパー(一番は紀ノ國屋)がご実家ですね。やはり米軍の基地(横須賀など)が近くにありPAの存在っていうのは日常的に当時の若者を刺激し続けていたというコトだと思います。それがベースでそこから色んな人につながっていったように思う。多分そこら辺の話が次回に出てくるのだろう。City Boys の第一世代の陸さんです。ポパイの創刊は1976年、当時、男の子は重松さんのビームスで、女の子は陸さんのサザビー、サザビーの方が世に頭角を現したのが少し早かったように思う。いずれも逗子生まれで明治学院の人たちです。四年いるかいないかの大学生活なんだけれど、自分たちの風土に大きく影響するんですよね、18から22にまで、卒業するまでもなくてもね。たった一年でもそこにいるだけでね。とにかく若者よ、海外を目指せ、国内は萎むばかりだよこれからは。そう彼らは言ってますよきっとね。

投稿日: 9月 10, 2023

KNS

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

私は永年CH24という椅子が好きである。座り易くて腰が痛くならないからで、同じ理由でアーロンチェアを使っている。つまりダイニングにはCH24でPCの前ではアーロンということだ。アーロンはデスクの椅子でありながら眠れる。そんな私が私の店舗で使いたいなと思う椅子がこれだ。木であるということが私を魅力する。

投稿日: 9月 06, 2023

カレッジフットボールのシーズン開幕

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アメリカで最も人気の高いスポーツ、それはフットボールである。このスタンドの沸きをご覧いただきたい。とんでもない、のと、そこには計算された「美しいデザイン」がある。豊かな国とはこういうものだ、いろんな事が同時に起こっている。プロスポーツの人気の高い始まりはカレッジフットボールに始まりがある。遙かな昔、UCLA x USCの試合もこんな表情だった。

投稿日: 8月 31, 2023

宇都宮 LRT

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA

次世代型路面電車(LRT)の宇都宮芳賀ライトレール線の営業運転が始まった26日。全国初の全線新設路線の開業という歴史的な瞬間に立ち会おうと、多くの県民や全国の鉄道ファンが集結した。乗客は新しい車窓から見える風景を楽しみ、沿線住民は横断幕や楽器演奏で歓迎。関係者は感慨を胸に乗客や観衆の対応に追われ、活気づいた。「雷都」をイメージした黄色と黒色の車両「ライトライン」が、街の誇りと未来への期待を乗せて走り出した。

 本牧通りにLRTを、桜木町から間門まで、元町・三溪園に人を。