投稿日: 5月 21, 2018

茶山栂尾

カテゴリー: Liberal Arts

今年の3月まで「お茶の京都博」という催しが一年開催されていました。

以下、京都検定関連記事を抜粋引用させていただいてはおりますが、歴史物の常、諸説ありとご理解ください。

栂尾山高山寺(とがのおさんこうざんじ) 京都市右京区
栄西禅師(東山・建仁寺の開山、臨済宗開祖)中国から茶種を伝え、喫茶の効用を説き、喫茶の習慣をもたらしたと言い伝えされる。その栄西禅師から譲り受けた茶の種子を高山寺に播き(タネを植えること)、日本で最初の茶畑が作られ、栂尾茶を誕生させたのが、高山寺を中興開山した明恵上人(みょうえしょうにん)
古都京都の文化財・17の社寺と城、つまり世界遺産(文化遺産)の内の一つが高山寺。その石水院は国宝。仏師「運慶」制作の釈迦像を中心にした四天王像も本堂(金堂) に安置。
明恵上人の歌碑:「栂山の尾の上の茶の木分け植えて跡ぞ生うべし駒の足影」は萬福寺(煎茶道ゆかりの寺)の総門前にある。

茶畑、今も五月中旬に初摘みされている。立ち入ることはできません、外から撮影。

最も有名なもの。

石水院は国宝。善財童子(ぜんざいどうじ)の木彫り。高山寺の寺宝であります。
やさしく、かわいいお姿。

赤い紅葉の時はもちろんすごいのでしょうが、今の時期の青もみぢが私は好きで、東福寺のそれとともに高山寺のこの青もみぢの時期は格別なのであります。これからひと月でしょうか。
お茶好きだからでしょうか、というか緑(green)という色が好きなのですね。。。

書けてはおりませんが、宇治で素晴らしい出会いが二つありました。本当に楽しい時間を過ごすことができました、全くの偶然が二つも重なることって、あるのですね、これも全て「お茶」に導かれているのでしょうかね。感謝、素敵な話をたくさんお聞きすることができました。また、これからにつながればいいなぁと思っております。
さて、休みの京都は終わり、明日はお仕事、常滑にまいります。これまたワクワクです。

投稿日: 5月 21, 2018

京都府宇治田原町

カテゴリー: Liberal Arts

今日は休みで、行きたかったところをじっくり、京都を堪能中です。

今日の日本緑茶の製法の礎となったところ。
東京のお茶漬けの永谷園さんの宗家。

覆下園(おおいしたえん)に、萌えッ。

投稿日: 5月 20, 2018

学問のすゝめ

カテゴリー: Liberal Arts

慶應義塾の卒業生ではございませんが。
これを著した、齋藤秀彦さんとは少なからずのご縁がございまして、以前一緒に仕事をさせていただいておりました。その関係でご本人から、出版された旨のご案内をいただきました。真面目生一本なんだけど、バランスのとれたユーモアのある慶応ボーイでした。
幼稚舎からあがり経済学部を出て大学院のMBAまで取得されていて、やはりリベラルで広い視野で、どなたにも説得力のある言動は他にいない方でした。ご本人はまだ40代ですね。
二十四節季の話を歳時記として捉えた話の展開が面白くて、あっというまに読んでしまいました。
これが福澤本の二冊目ですね、それもそのはず、ご本人は「慶應義塾福澤研究センター」の所員でいらっしゃいます。本業は慶應義塾横浜初等部の教諭をされています。一緒に働いていたところから一念発起で、新しく出来る学校の始まりに立ち会いますと当時おっしゃっておられて、さすがだな秀さんとお話ししたものでした。自らの思いを叶えられての教育現場へ、だったのでしょうね、いきなり先生されるより、多彩な人生経験が、今の仕事に生かされていくのだろうと勝手に思っています。それも福澤先生の教えなのでしょうね。とても魅力的なお人柄です。
是非、お読み下さい、「おすゝめ」します。

投稿日: 5月 14, 2018

新茶入荷いたしました。

カテゴリー: Liberal Arts

伊勢茶の新茶が入荷いたしました。
立春から数えて、八十八夜頃に摘まれた、新茶です。
季節の恵みに感謝して、味わうという、昔からの日本の風習に習う日々を。
今年は、飲み比べ用としまして20g入りもご用意いたしました。

伊勢茶「かねき伊藤彦市商店」
□ 新茶2018

新茶とは、冬を越し、養分を蓄えた茶樹がその年初めて出した新芽からできたお茶で、摘採時期の五月上旬前後からの2ヶ月ほどの間だけ楽しめる、鮮烈な若菜香が特徴のお茶です。
今年もまたこの同じ時期に、日本人が新茶を楽しむことができるのは、太陽の運行がひとしく行われ、自然の流れに逆らわず茶樹を見守るお茶農家さんがおられてこそ。どうぞ、飲み終えた後、急須の中に入ったやわらかな茶葉に触れ、こわれずに残っている茶葉の一枚を開き、茶園の風景を想像していただけますと幸いです。

新茶 一会(いちえ)
三重県の南勢地方にある大紀町産の普通蒸し煎茶と大台町産の浅蒸し煎茶をあわせています。お茶のあまみと新茶の爽やかさがお口の中で調和します。2018年の個性ある茶葉2種の出会いから生まれた今年だけの味わいです。

新茶 度会(わたらい)
三重県の南勢地方(度会町)産普通蒸し煎茶です。素晴らしい自然環境の下、化学合成の肥料や薬品に頼らずに育てられたお茶。熱湯抽出も楽しめるほか。美しい茶葉は目で楽しみ、そのやわらかさは食してお愉しみください。

[淹れ方の目安]
湯温:80℃ 浸出時間 1分(湯温が高いときは短めにします。)
茶葉の量:お使いになる器の大きさによって適量が異なります。
小さい煎茶碗なら、お一人あたりティースプーン1杯
普通サイズの湯飲みなら、お一人あたりティースプーン2杯が目安
お好みで茶葉の量を増減して下さい。2煎目以降は熱い湯を差し、すぐに注いで下さい。

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投稿日: 5月 11, 2018

伊藤雅風の⑦

カテゴリー: Liberal Arts

端正でいて、静謐(せいひつ)なる存在。
そういうものがどんどん少なくなってきているのだから仕方ない。
出会ってしまうこともあるのだな。
急須の世界へようこそ。

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