本日の上弦の月です。
上弦の月とは満月に向かって満ちていく半月を言い、
新月に向けて欠けていく時の半月を下弦の月と申します。
月の欠け具合の上下の見え方ではないのです。
600ミリの望遠ですとクレーターも少し出ていますね。
9月 26, 2017
鍵善良房さんの什器は黒田辰秋、デパートには出ない鍵善。
お越しいただくこと、空間自体を味わっていただくことが私どもの商品ですとおっしゃられる。
京都の老舗の中でも別格のフィロソフィーです、時代対応した進化も行われていて、しかも本業を頑なまでにも守り続けておられる。この時代に対応した進化というのがそれぞれの時代の当主に委ねられているのですが、大変なことだろうと思います。尊敬や憧れを超える存在。日本の芯が揺るがないのはこういう老舗さんがあるからだと思うのです。
そして鍵善さんの版画は徳力富吉郎、これは知らなかったので驚きました。徳力さんのところに行ってきたばかりだったもので、、、今もこの絵はがきはセットとして店頭販売されています。京都は深いです、実に。
開物成務
PHOTOS:鍵善良房HPより引用
現物主義
隅々まで読み返していて、そして黒田さんに関連する事柄を調べていくにつけ、その影響は大きくなるばかり、今後の自分のやりたいことのフォーカスが焦点づいた。見ていて楽しくて仕方ありません。
その名前や存在や作品は知っていたものの、現物を目の当たりにして、深く腹落ちしました。
百貨店はアメリカにおいても既存店割れ、地方店の閉鎖、人員整理、事業のリストラなどがどんどん進行していて、Eコマースに取って代わられる象徴と位置付けられています。しかし、アメリカの老舗デパートと日本のそれとの違いは、まずはデパ地下、高品質と多様性、安心と安全の食を提供する役割は今後ますます増大すると見ています。
そして、百貨店にしかできない文化催事、地方の産品の紹介はもとより、美術などなど、ウエブ上で見るのと手が届くほどの距離で作品が観れる展示会はそれに対する感動が異なる、これはリアルでなければ、どんだけ技術が進んだとて出来ないこと。
まずはこれら館の上階と地下は少なくとも日本で独自に進化したデパートメントストアの形態であるわけです、これに中層階の時代対応と世代対応が進めば郊外型や地方店においても活性化することは出来ると思っています。
生産性を高めてリアルだけにしか出来ないことに特化すればまた市場は成長すると思っています。期待に応えるということです。
決してオワコンではありません。
京都に出張があり、その昼飯時を利用してJR京都伊勢丹で行われている、念願だった黒田辰秋展へ行ってまいりました。
いやはや、もう素晴らしすぎて感動しまくりでした。久しくないです、これほど感銘を受けた作品回顧展は。
それほど素晴らしいものでした。これだけは見ておきたいと、わざわざ出かけた甲斐があったというものです。
黒澤明監督の椅子には圧倒されました、是非。
また新しい発見のあった旅でした、訪問先の皆さま、ありがとうございます。
「最も美しい線は、削り進んでゆく間に一度しか訪れない。削り足りなくても駄目、削り過ぎても駄目」
人間国宝の一行の重さ。
この朱でなければ美しい線の輪郭は出ないと言ったというのです。黒では駄目なんだ。よく見つけ辿り着いたものです。
京都肉というのが存在する、「モリタ屋」さんのランチの和牛ステーキのお得を食べました。
すき焼き、牛鍋と京都には肉の銘店も多いのですが、、、
かなり大げさは承知の上で、生まれて食べたことのない旨さでした、本当に。
京都肉という看板にいつわりは無し!
東京駅丸ビル35階にもありますが、ランチメニューは地元とは少し違うようです。
ランチですから、お酒は飲んではいないのですが、横にこんな気になるメニュー、そうです京都府・洛中に食いついたのです私、洛中と言えば佐々木酒造さんしかないのですからね、モリタ屋は佐々木酒造を選ぶか、、とね、思わずニャリです、いっぱいあるんですよ京都に酒は。。。ま、利休も飲んだという井戸水を使ってますからね。
大阪に出張があり、帰るまでの僅かな時間で、2周目に入った民藝館巡りの大阪日本民藝館へ、駅から遠い、今日は暑くなって大阪、太郎さんの塔をぐるっと廻って裏へ、ノーゲストだったのでじっくりと、好きな沖縄の逸品、壺屋の見れました、やはりいいなぁー沖縄。ミンサー織りも素敵なのがありました。九州の展示は小鹿田、小石原、鹿児島と色々大物がありました。
作品展の展示は写真NGなので、この写真はミュージアムショップのものです。ここには今をときめく、民藝オールスターが勢ぞろい。
九州と言っても沖縄を含んでいたので見にきました。
お馴染み松本の家具、左はリーチチェア、欲っしぃデス。
この花器いいですねー、ラッキョですって。11万してた、、、
やはり、リーチ指導による湯町窯のスリップはいいですね、安定感あります。
とても見やすく落ち着く、陳列、多分民藝系では一番いい陳列を行なっているミュージアムショップだと思う、床のとんでもない石とか重厚な家具什器とか作品の良さを伝える陳列になっています。
PHOTOS:MWL STORE 大阪日本民藝館にて
「学び」に、益子へ行ってきました。西の河井寛次郎記念館と東のこの参考館は必ず何かのインスピレーションをいただけます。聖地巡礼、いわゆる民藝はお洒落な人たちが主導していたから、素晴らしいのだと私は理解しています。単にアーチストや思想家ということだけでなく、いろんなことにお洒落だったイノベーターですよね。
ここを振り出しに日本各地へ行きましたがまたここに戻って、また日本を廻ってみようと、まだ知らないところをね、廻ってみようと思うのです。
やっぱり、民藝へのバーナードの影響は決定的ですね、どこでも。
ま、お互いに影響されあったのでしょうね、同世代を生きる者として。
イームズのラウンジチェアやデンマークの椅子、それが当時あったのは想像を絶する仕業。庄司の茶目っ気ですね。
イギリスのウィンザーチェアしかり、オリジナルですからね。
馬の目のルーツは瀬戸の本業窯、江戸時代だったのに、モードモダンの北欧っぽい唯一のニッポンの柄、だから貴重で今もリスペクトされる、馬の目は貴重。益子にも瀬戸から伝わった。
煎茶道の会です。
有名なコトバ。
PHOTOS:参考館にてMWL STORE