投稿日: 5月 02, 2017

夏も近づく八十八夜

カテゴリー: Liberal Arts

新茶の季節「八十八夜の別れ霜」と言う言葉があります。この日以降はもう霜は降りないという言い伝えで、全国の茶生産農家さまは一年のピークを象徴する日でもあります。茶摘みの始まり、産地により前後はしますがこの時期であります。
日本茶には様々な魅力がありますが、特に私をとりこにさせるのは煎茶が持つ独特な渋みでありました。それと共に日本茶独特の旨味もあり、この旨味というのがくせものであって、くせものという表現が正しいかは別にして、知らずに過ごしている人がどれほど多いかと感じるこの頃であります、もったいない、淹れ方が全てであります。世界の飲み物の中でも大変特徴的な存在であって、淹れ方によって味を調整できるのも煎茶でありまして、同じ茶の葉を使っていても、甘いも、渋いも、旨いもある飲料はそうはないのであります。
日本茶ならではの話、品種や生産者さまの作り方によって香りと味が変わり、在来のお茶などもある、旨味の味を知らない人がいても、、、不思議でないのであります、生産家が丹精に思いを込めたものを丁寧にお取り扱いさせていただき味を知る一助になればと、、、
下旬には揃ってまいります、またご案内させていただきます。

投稿日: 4月 30, 2017

ツタエノヒガサ 一本挿

カテゴリー: Liberal Arts

ツタエノヒガサ 三段の折りたたみ式もあります。

日傘に思いがあるのは、
高2の頃の話。踏切で電車の通過を待っている向こう側、梅雨の晴れ間の頃だった、日傘に着物にサングラスのそれも端っこが上がってるサングラスの派手な人がいるなぁってぼんやり遠目に思っていた、渡る時に、あぁおふくろ、、何、どこ行くの?って自分が聞く、あなたの学校、進路相談と、おふくろ、えっあっそう、と自分はトーンが下がり、すれ違う。
やけにその情景が焼き付いていて、なんか派手だな、、そう記憶に残った。
そういやぁ何本も日傘を持っていたよなぁという記憶も。だからかどうだか、女性に日傘ってのはいいなぁって思うのです。

PHOTOS:MWL STORE

 

投稿日: 4月 20, 2017

おかえり、ツバメ。

カテゴリー: Liberal Arts

2〜3日前に中区でツバメを見つけました、多分第一陣の早い子でしょう。
その動きの速さで間違うことはありません。
古来より、家角に巣作りをして吉兆の兆しとして大事にされてまいりました。
さあ、いよいよ新芽の季節に向かってまいります。

石川町のMWL STOREです。

投稿日: 4月 18, 2017

アンシャンテ・ユーミン

カテゴリー: Liberal Arts

この本は雑誌・フィガロで連載された「アンシャンテ ユーミン」を中心に再編集されたものです。
フランスをテーマにした対談が多いのですが、とにかく面白くて、やはりユーミンはすごいなって。コート・ダジュールのマティス美術館に行った話があるのですが、やはり行くかー、と、私たちも昔マティス美術館に行きました、南仏というかモンテカルロから始まり、それこそセントジェームスのボーダー・バスクシャツのモン・サンミッシェルを経由してパリに入るというバスでフランス縦断ツアーをしたことがあり、フランスには特別な想いがあります。
下の写真は柚木(ゆずき)麻子さんの小説、上の本にお二人の対談があります、この小説「けむたい後輩」は横浜山手の女子大生がテーマになっていて「ドルフィン」でソーダ水を飲むくだりもあって、、、
ユーミンは14歳でデビューしてからずっと第一線で活躍し続けているけれど、若くして天才と言われた女の子のすべてがそうなれたわけではないだろう。そうだ、凡人になってしまった早熟の天才の女の子のを書こうと、柚木さんは思いついたそうです。つまり荒井由実(ドルフィン=海を見ていた午後)の時代になる、どう考えても、早熟の天才の歌詩だったと言える、その高まる感情は二度と人生に訪れない時代の多感さ、このあたりの曲のすべてが。。。とっちらかりましたが、とにかくこのアンシャンテ・ユーミンは面白くさっと読めます。
MWL STOREのあるリセンヌ(フランス語でリセエンヌ・リセ、女学生)小道(こみち)とはその女子大とその付属女子高のいくつかがある山手の丘から石川町の駅までを彼女たちが通り抜ける道として付いた名前、光栄ですねその通りに出させていただいていることが、これも本当にご縁です。

投稿日: 4月 10, 2017

SF ミッションディストリクト 18th ストリート

カテゴリー: Liberal Arts

サンフランシスコにおいても一番ヒップなエリアになったミッションディストリクト、中でも18th Street沿いは歩くのには結構距離はあるが体にはいいので歩きます。
いいストアーによく出会うからです、初めて行った頃やはり歩き続けていて偶然Bi-Riteを見つけて、間口が狭いので見逃すことは多いと思う、パッと見は普通の食品店だから、しかし中に入って商品を見ているとだんだんと驚くそのレベルの高さに、肉や野菜は地元ローカルのものだし食品の提案力や素材利用の提案力が高い、つまり作ることに、グロサリーなどの選んでいるセンスのレベルがハイ。その数年後にはオリジナルで冷蔵庫に並んでいたものを斜め向かいにアイスクリームのストアーとしてスピンアウトし出店した。これがほんとうに美味しい、日本から駆けつけてもいいくらいに、これ以降大資本が真似たアイスクリームのサードウエーブが起こるきっかけになっている。
このBi-Riteはその後フォーブスが選ぶ小さくても優れた会社に選ばれていた、全米である、これはすごい、大きさはほんとうに小さくていつも人が溢れていて、でも商品がどんどん入れ替わっていて新鮮で、店頭はプロの接客や丁寧さで溢れている、アメリカにプロや丁寧など程遠く、量なんだろう?って思う人は多いのだが、ところがである、ここには丁寧があるのだ、かなり驚いたし影響を受けた。
商品の集積がすごい、慌てずにほんとうにいい取引先とだけ付き合って時間をかけて積み上げてきていいる、慌てず焦らず。
自分たちの信念と目を信じてやってきている素晴らしいストアー。
街の民度は食品ストアーに表れる、いい街には良い食品ストアーがある、そういう意味でまだまだできること、今の時代に合った先駆けることはできるのです、まだ日本になくてあったらいいいなはいっぱいあるのです。
ただ言えるのは今の時代の品揃え、編集、表現、接客でならなければならないのであって、それが簡単ではない、たくさんを見ている必要がある、つまり経験だ、何もスーパーの経験でなくていい、いいものを見て食べている経験、芦屋のグラホはそれに近い。ホールフーズさえ質で凌駕するBi-Rite 地元に密着する小さなストアーなのであります。大きいことだけにはすでに意味がない時代だ。小さくてもできることはたくさんある時代だと言えて、そこにいる人たちを幸せにできるかどうかなのだと言えます。
(写真はカーソル&クリックで大きくできるようになりました)

PHOTOS:すべてMWL STORE’S ARCHIVES

投稿日: 4月 08, 2017

友来る

カテゴリー: Liberal Arts

出雲の陶工の友人が今年も入選しました、と石川町まで訪ねてきていただきました。入選されたことも、律儀に訪ねてきていただけることも、とてもとても嬉しいですね。出雲の次世代を引っ張るリーダーです。


そしていつもお土産にもってきていただけるのがこれ!出雲のチョコレート、ナナイロ
もう、楽しみで、嬉しくて、美味しいを超えています。カカオにこだわりきった、やはり出雲の土壌というか土というか風土というか、そうなるのですね、ものづくりをすると、みんな若いのに素敵です。
いつか出雲と横浜で何かできればいいなと思い始めています。
とにかくぼくらはリスペクト出雲で始まりましたから、ご縁が結んだコトばかり。

http://www.chocolate-nanairo.com

LA CHOCOLATERIE NANAIRO

PHOTOS:MWL STORE