投稿日: 10月 23, 2016

BOWMOREーThe First Islay Distillery.

カテゴリー: Liberal Arts

ウィスキーが好きなのですが。
中でもアイラ島のが、ISLAYと書きます。そのとんでもない癖のありすぎるアイラ島のウィスキー。無論シングルモルト。
「アイラモルトの女王・ボウモア」はまだ飲みやすい方です。独特の味と香味が特徴のものが多いアイラ島のウィスキー、それがまた惹きつける要素なのです。とにかく、同じアイラ島のブランドのラフロイグなんかはすごいですね。こういうこだわりの手作りってのは、それが故に経営危機に直面する場合が多いのですが、なんとサントリーさんが経営参画し100%資本を持っています。サントリーさんが経営を立て直しました、素晴らしいです。なにせアイラ島を代表する最も古い蒸留所ですから大事で貴重です。海に突き出た建物とか、ある場所とか、島とか、もうね、自然がよろしいです。ということで最近はバーに行っても、アイラ島のを置いているところに出来るだけ行くようになりました。

いつか行こうと思い続けているのですが、まだ達成できていません。
でも必ず行きたいと思っております。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-23-25-20

海っぺりにある姿とBOWMOREの文字が素敵です。

bowmore-distillery

f572cd5f

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-23-23-17-17

いやぁいいですよね。

img_5185

img_0748

PHOTO:BOWMORE DISTILLERY 、MWL STORE

投稿日: 10月 17, 2016

Dieter Rams and Jonathan Ive

カテゴリー: Liberal Arts

Deiter Rams ディーター・ラムスとは往年のBraun社の秀逸な電気製品全般をデザインした人です。そしてMWL STOREで使用中の壁面什器のVITSOE/ヴィツゥの機能設計とデザインをしたデザイナーです、1960年、半世紀も以前に。MWL STORE の壁面什器がVITSOEでなければならなかったゆえんです。引き算の人。

ラムスの言葉の中に直接言及はありませんが、デザイン、特に商業デザインに於けるリベラルアーツの大切さを示唆しているように思います。ブラウンの時代にはあまりにも先進的であったデザインは、50年 近く経過して、アイヴやスティーブの力や閃きを借りて「アップル」というある意味人類史上に於ける「現象」としてリベラルアーツを付加し、花開いたのかも知れません、私の持論ではありますが、、、ですから最近の大学に於けるリベラルアーツを重視する傾向は、結果を出すまでの基礎研究教養として必要で不可欠なものであると言えます。先人の閃きの人、が作った基礎研究を今の時代のテクノロジーを得て「大衆」のものとする、それこそが今求められているものだと思います。

ディーター・ラムスのデザインはAppleのデザインに大きな影響を与えています、アップル社デザイン総責任者のジョナサン・アイヴに。
ここで言うデザインとは見えるデザインというだけでなく、機能と中身、ライフスタイルを含めたデザインを指します。

ディーター・ラムス10の言葉。
1. Good design should be innovative.
2. Good design should make a product useful.
3. Good design is aesthetic design.
4. Good design will make a product understandable.
5. Good design is unobtrusive.
6. Good design is honest.
7. Good design is long-lived.
8. Good design is thorough down to the last detail.
9. Good design is environmentally friendly.
Last but not least,
10. Good design is as little design as possible.

デザイナー(企業の)はアーチストではない、ある種ビジネスマンのようなものだ、しばしばそれを混同することがある。
しかし、ほんのひとにぎりの企業でそれが存在する、アーチストで、ビジネスマンであることが。
今現存するアメリカの企業でね。
それがアップルだ。(要約)

投稿日: 10月 16, 2016

BROOKLYN MODERN

カテゴリー: Liberal Arts

NEW YORK、MANHATTANから橋を越えれば、BROOKLYN 今や治安もいい、お洒落な街に変貌し、GOOD STOREはほぼブルックリンに集中していると言っても過言ではありません、MAST BROS.CHOCOしかりブティック birdしかりで、それを今の形にまでもってきたのにWYTHE (ワイス)HOTELとその周辺の再開発の存在は大きいでしょう。

img388

ブルックリンのこだわりのライフスタイルと空間デザインを紹介した、BROOKLYN MODERN。

img389

この壁面収納がMWL STOREで使っています、VITSOE ヴィツゥです。
バウハウスデザインの生き残り、BRAUNという今じゃ髭剃りとレトロな計算機だけ?のメーカーと日本では思われているドイツの電気メーカーのその時代の優れたデザインを作った人がデザインしています。
その名は、ディーター・ラムス、「Less, but Better」の人。

img_0904

ブルックリンの中心ベッドフォード アベニュー駅、でも交通の手段がないので、ブルックリンはとにかく歩くしかないのです。そう思うと東京はほんと素晴らしい、世界一。
関係ありませんが、NEW YORKの地下鉄の駅名などのサインはヘルベチカという文字フォント、アップルPCには標準搭載のフォント、ウィンドウズにもArialという似たものがありますが、標準搭載欲しいもの。美しい。

p1030021_2

ブルックリン発展のハブとなったワイスホテル。

img_8959

img_0903

ナイトクラブになるボウリング場とその後ろにできた、高層ビル、ブルックリンも地価が高騰しているので、上に伸びるしかなくなってきています。

img_8898

LOCALという精神を大事にする、そこが橋渡ったMANHATTANと違うところ。

img_0870

ピカイチのセレクトショップはbird メンズもウィメンズもあります。

img_0901

地ビールの工場もワイスホテルの前にあったりと、リノベした工場のデザインも洒落てます。横浜もいろいろ出来ますよ。基本設計というよりも構想を誰がするかにあって、建築家である必要もなく、建築家はむしろその人の下に入るべきなのです。

PHOTO:MWL STORE 、BROOKLYN MODERN

投稿日: 10月 13, 2016

高峰秀子さんのライフスタイル。

カテゴリー: Liberal Arts

ライフスタイルという言葉が日本にまだ無かった時代のライフスタイルを構築した人。女優・高峰 秀子さん。
今でこそ、当たり前のようにライフスタイルという言葉がありますが、この時代にはなかなかなかった、生きること、豊かになりたいということがまず優先され、価値観の上位にあったからだと思われます。たとえ豊かであったとしても、そこまで視点が行かなかった。未だに高峰さんにスポットが当たるのは、やはり心の豊かさがあってこそのことだろうと教えていただけるからですかね。
時代を超えて知るものを振り返り、スポットを当てることも大事で、同じ時代を生きているモノやコトから学ぶこともさることながら、過去の歴史の中にある学びに、おぉっていうものが多いように思うのですが、どうでしょうか。

img386

 

img385

img384

投稿日: 10月 12, 2016

HEATH CERAMICS – SAN FRANCISCO CA.

カテゴリー: Liberal Arts

img_9461

2~3年前のことです、サンフランシスコ ミッション・ディストリクトの街中に出来たヒースセラミックスの工房とショールーム・ショップとブルーボトルコーヒーが一緒にある夢みたいなところをお訪ねしました。(ヒースは日本では千駄ヶ谷のプレイマウンテンさんで販売されています。MWL STOREにはありません。)
ここ、私が思う理想郷、飲み物がサーブできて、とても(ここ大事)ゆったりとしていて、工房とショップが併設されているという、自分的にはお茶ですね。広い空間でこんなことできればいいですよね。
ヒースはとにかく好きなんです、森 正洋さんと同じ世代なので、活躍の始まりがですね、波佐見思想にも近い、こちらはサウサリートというベイエリア北部フリスコのとても美しい伝説の街に窯が創業されています。

img_9416

ゆったりとできる、コーヒーを飲める空間がある、壁の衣裳や椅子などへのこだわりも当然必要で非の打ちどころないものです。なんど見てもため息が出ます、仕方ない、こういうスタイルが好きなのだから。

img_9459

img_9421

img_9422

ヒースのストックヤードが見える。

img_9428

img_9431

img_9438

img_9439

カトラリー、リネン、バッグ、レシピブック、おもちゃもあります。
だけど媚びずに自分たちの主張を通しています、そこです大事なのは、晴耕雨読。
カトラリーにデヴィッド・メラーの取り扱いもあります。デヴィッド・メラーはほんとうに素晴らしい。
イギリスとアメリカのミッドセンチュリーの出会い。

img_9440

カリフォルニア・ミッドセンチュリーモダンが圧倒する。
img_9445

この壁面のタイルだけを買いに実は5年ほど前に行ったのです、それがヒースとの出会い。

img_9450

ちゃんとFOLK & ARTもあります。

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-12-19-57-40

ヨーロッパのインテリアショップと異なる感覚、でもいわゆるアメリカ・アメリカンでもない。北欧とかいろんなのが混ざってる。やり過ぎない引き算の思想がある、意図したというよりも結果的になのかも知れないが、、そもそも引き算の思想は日本のもの「侘び・寂び」。

img_9441

シンプルで美しいテーブルディスプレイ
とにかく、リスペクトしかございません。

PHOTO:MWL STORE at Heath Ceramics SF.

投稿日: 10月 09, 2016

EAMES HOUSE CA.

カテゴリー: Liberal Arts

5年前にEames Houseを訪ねました。
最ものリスペクトの対象であり、このご夫婦の生きざまは素敵です。
私には最終的に住宅が一番の興味の対象なのかもしれません。
その中のさらにキッチンとテーブルの上、食卓の一食を丁寧にするための暮らしの在り方とスタイル。
それを突き詰めて行きたいと思っています、一つのスタイルだけにこだわらず。

dscn1149

歴史の遺跡であるはずなのですが、この当時は家のすぐ近くにこのサインのみでした、さすがです。引き算ですね、なんでも。それこそディテールが際立つってものです。

dscn1151

まぁ、どきどきしながら歩いてきたら、あのレッド&ブルーはまぎれもなく、ずーと本で何回も見た、チャールズ&レイ・イームズの居所だったところ。出張中に亡くなったチャールズ、その10年後のまったく同じ日に亡くなったレイ、とても仲がよく、ユーモアあふれるクリエイティブを二人で創出し、世界に今も影響与えている。「最も重要な他者」の関係を生涯に渡って築きあげて行った。あまりにも素敵な場所であり、空間でありました。

dscn1153

dscn1162

有名なイージーチェアとオットマン、住居の中は撮影できない。

dscn1165

サンタモニカの海岸線の丘の上にある、景色は抜群だが木に覆われていて直接は見えないがそれがまた。

dscn1185

本とか取材で見る光景はこれ、ブルーの下が正面入り口で、すぐ二階に上がる螺旋階段がありました。
滞在した1時間半ほどはもううなりっぱなしの、興奮状態、ずっと来たかったところで、まさか来れてしかも見ることができて、そして説明付きだったというありえないこと。

dscn1203

建物の案内と説明をしてくれたエリック、ボランティアでした。

dscn1197

私達のお店のビッツゥの什器もそうですが、スチールでありプレハブであるということが惹きつける、今建てるにはデザインイメージを加味しながら、時代にあった設計ができます、素材からあらゆることがですね。
もともとはCSH(CASE STUDY HOUSE)の♯8/1949年建築、「雑誌・Arts & Architectureのスポンサードで実施の実験的住宅建築プログラムでそのほとんどは西海岸・ロサンゼルスで28棟作られた」での登録です、アメリカといえど戦後の物資が不足し、ベビーブームが起こった時代の新しい住居提案だったわけです、工場でつくる家、つまりプレハブ、その考えをうまく具現化し、作っているのが、今の日本の大手ハウスメーカー、CSHは大きな影響を与え続けていますね。

PHOTO:MWL STORE 、EAMES HOUSE にて撮影。

投稿日: 10月 07, 2016

イサム・ノグチのモエレ沼公園。

カテゴリー: Liberal Arts

昔、とは言っても10年少しでしょうか、北海道全体を走破という計画をしてとりあえず4年連続4つぐらいにわけてタンデムでバイクツーリングしていました。夏休みの恒例で7月の下旬を限定して、北海道の緑が一番美しい時期に行く!と、ですね、北や東に行くと7月と言えど、北海道は南の人にとっての突然の冬が、しかもバイクで一日何百キロも走ると、夏になっていた体感にはその冬な寒さ、雨や嵐が突然一日に何回も来ることに、こたえたものでした、自然が厳しくてあたりまえの北海道。網走の「やまね工房」さんの道産子の動物たちへの思いもこの頃のものなのでしょう。稚内から渡るフェリーから見た、利尻・礼文のロシアな風景もとても印象に残っています。

で、もって、札幌モエレ沼公園、基本設計イサム・ノグチ、日本で一番好きな公園、色々なインスピレーションがもらえるパワースポットです、 その頃のアーカイブスから。青一の草月流の草月会館の「天国」もすごいですけれども、丹下さんとイサムさんの共作で、あそこもやはり石と硝子と金属のモダンな表情はとんでもない。そしてモエレ沼公園、世界に誇れるもの。自動販売機はイサムさんの意思により無いし、駐車場も極力遠ざけているし、ありがちな目を覆いたくなるようなサインのたぐいもまずありません。

dscn0934

dscn0945

dscn1199

ルーブルのあれにヒントを得ています、ルーブルよりこっちの方が素敵ですこれは正面玄関から見たところ。

dscn1149

ガラスのピラミッド内部、系統的造形美。

dscn1136

香川県から来ている石、大阪城築城などにも使われたもの、庵治石(あじいし)とかも入っているんでしょう、さび石っていう部分が。私はこの石が好きで。。。いつか使いたい対象。

dscn1137

香川県の石、日本で一番美しい花崗岩を産出するところでもありますが、もっとそれを生かして、こういう風に使って欲しい、住宅とか公共施設にも、もっともっとね。自然を生かしたいもの。 日本にはいいものがまだまだいっぱいあります。

dscn1138

オゼキのランプ、こういう空間で見るとまた格別です。イサムのデザインです、ま、はるかの昔から好きでMWL STOREにもおきたいとずっと思っているのですが、、どれにしようかと悩んで早一年、まだ決めかねています、とても大事な要素であるだけに。このオゼキさんもまた中部日本の秀逸ですよ。

dscn1193

標高62mのモエレ山

dscn1171

その上からの眺め、札幌全体も見渡せる、この日は風が強くて気持ちよかった。
dscn1195

左アクアプラザ、中央にテトラマウンド、右の丘がプレイマウンテン 素晴らしい配置。

dscn1045

モエレ沼公園で好きなポイント オブ ビューって聞かれると私はここです、木の植え込みからプレイマウンテンを見るところ、美しい、グランドオープンして10年以上だけれど、イサムさんが言っていたようにまだまだ、自然との一体感があと10年20年かかって本物になるのでしょう、人の手が少し、ほんの少し入って維持されながら、日本の素晴らしい財産ですね。北海道だから、ならでは、出来たものですね。美しいものが美しい。

dscn1043

POHOTO:MWL STORE ARCHIVES

投稿日: 10月 06, 2016

立原正秋(たちはら まさあき)

カテゴリー: Liberal Arts

20年前に発行されていた「太陽」という雑誌、当時のどんな雑誌よりも私には洒落ていて。立原正秋の存在はテレビドラマなどの脚本で知ってはいたものの、その小説の作風とは異なる、器と食にこだわりきった、男っぽい生き様は20年前の私に少なからぬ影響を与えていました。自分の中の器と食に対する考えはこの人の影響を受け、固まっていったし、それが基本となっています。立原正秋、鎌倉、器、魚、静なる佇まいのある暮らしは、鎌倉でなければならなかった、最後の鎌倉文士と言われたゆえんでありました。

img373

着流しに「さかな」一見不自然なように見えるが、おそらくこのままの人だったのだろう。何かで貰うか買うかでひょいと持ち帰ったというような。。。

img374

今も心に残る言葉
「私に焼物を見る目があるわけではない。ただ、物事には最低の基準というものがあり、それが見えれば、私は対象を認めることにしている、といっただけの話である。」

img375

終(つい)の暮らしを鎌倉・梶原山の高みに「東ヶ谷山房」と名付けた住まいを建て過ごした。
鎌倉文士が文士らしく生きた最後の人。

img376

料理と器、池波正太郎さんの食に対する思い、小説の作風も好きですが、立原さんは自ら料理を作って、自からの美の世界の器を使って盛って食べたという、美観の極致まで到達した人、そこが惹きつける要素。

img377

この五目飯など、なんともまあ、うまそうでは。。。

img378

モノのあはれ、佇まいの美しさと食のあり方、何がどう良いのか、無知な自分を導いてくれた。

img_4782

img_4784

結局、立原さんが歩いた後をトレースしているとも言える。何を思い何を見つけていたのだろうかと思いをめぐらして。

PHOTO:雑誌・太陽、他。