今日からロンドン。季節進行はこちらが早いです。


今日からロンドン。季節進行はこちらが早いです。
はち。大皿。皿状のもの。物を載せる台。台状の道具。基盤。大きく平らな岩。岩盤。盤石(ばんじゃく) ともある。
すべて、いい言葉だ。
そんな「料理を盛る」ということに素直な器がありました。
常滑の風土が育てた「盤」だ。
たしかに、盤に盛られた料理の美しいこと、生きているようだ。
寿司も、サラダも、魚も、パスタも、リゾットも、鴨も、しゅうまいも、アイスクリームも、
漬物も、天ぷらも、ファアグラも、鱧も、和菓子も、、、、、
魅了されるとはこういうことなのだろう。
これからの季節の客人をもてなすには、もってこい、の器ではないか
もてなす気持ちが料理を盛るカタチに表れる、つまり、客人のよろこびが見えるのだ。「盤」
MWL STOREのおすすめの逸品。これからの「はれ」の舞台に効果的な配置で場が盛り上がります。
器本来の役割というものです。創造性とデザイン、美しいうつわ。
料理のプロにおすすめいたします。
今週木曜日から展示しています。
始まった、カイ・フランクという巨匠の作品展を。とても素晴らしかったです、結構長居しましたね、ほとんど人いなくて、貸切でしたから余計。素敵でしたから是非。
fog linenさんの、来年のカレンダー・キッチンリネンが入荷しています。とてもかわいい。
今日から元町はチャーミングセールが始まってます。帰りに石川町にもお寄り下さいませ。
わたしの誕生日だったもので、先日の誕生日に久しぶりの元町で、とても美味しくいただきました。写真は同じく九月生まれの友人が撮影してくれたもの。
お茶と茶器の切っても切れない関係、いい茶器で飲めば美味しいお茶がやはり美味しい。茶器に込められた作り手の人たちの思いも一緒にいただいているからですね。生産性などとほぼ無縁のその町の作りだす芸術に向き合えば、誰しも言葉を失うだろう。生産性という言葉ばかりを追いかけてきた人間にとって、そこには人としての原点があるように思えます。お茶と茶器、遥か安土・桃山の昔から、文化が作られてきた日本。それを日常に落としこんだのが煎茶を始めとする、人々の日常日々のお茶の世界、美味しくて体に良い、日本人の食事の常にそばにある煎茶の世界がそこにある。途絶えることなく続く、日々の美学は煎茶であります。途絶えることのない作り手の伝統こそが日本を繁栄させてきた原点でもある。お茶を飲み続けたい、お茶と茶器の作り手の全てがこもったお茶を。美味しいお茶がそこから生まれる。
火と人、土と人、水と人、出会った風景、未来は変えて行ける。