京都に行った時は、和菓子をよく見ています。自分の好みです。菓心おおすがさん、彦根です。とにかく素晴らしいとしか言いようがございません。全ての部分が完璧な仕事です。でいながら価格を大きく超える価値、すでにご存知の方も多いと思います。
とにかく包装の凄さですね。クリエイティビティーの高さ。美術品であります。






京都に行った時は、和菓子をよく見ています。自分の好みです。菓心おおすがさん、彦根です。とにかく素晴らしいとしか言いようがございません。全ての部分が完璧な仕事です。でいながら価格を大きく超える価値、すでにご存知の方も多いと思います。
とにかく包装の凄さですね。クリエイティビティーの高さ。美術品であります。
ベージュの色が上品で綺麗なテンベアのトート、帆布の生地の美しさとヌメの革の美しさ、そして軽い。
綺麗目のテンベアのトート。
日本には存在しえない、優雅、やっても真似でしかない。この凄まじい豪華絢爛な世界はオーストリアだけではなし得ない、ドイツやフランス、スペイン、イギリスなどの隣国、周辺国のお互いの影響から成し得ている。一国では成し得ない。
これらの凄すぎる影響からの解放が、分離派、ウィーン分離派が生まれた背景である。クリムトのゴールドがそれである。また、印象派の絵とて宗教画や特別な人物画一辺倒の画壇から、もっと自然に美をという背景があったのは言うまでもなく。それらは一国のことでなくて、ヨーロッパ全体でそうである。
でも特に、このウィーンの様式の豪華・華麗さは特別である、とにかくその筋の中でもセンスが良い。
造形やファッションを志す、若い人は必ず、実物を見て通ってきて欲しい。知ってると知らないではかなり違うと思う。そして分離派の仕事もである。同じ市内で見れる。
ウィーンが好きだ。
事業と内装と建築は常に時代と共にある、モノが在ってこその文化である。都会でしか生まれないものは確実にある。それを創り出していく。
ウルクストさまのPOP UP ショップの会期がつつがなく終了いたしました。
期間中たくさんのお客さまにご来店お買い上げいただきましたことに心より御礼申し上げます。地元の作家さまと太いパイプで繋がることは、いろんなジャンルで私どもの使命であると思っています。神奈川!そして地元のお客さまに直接、詳しく製品を手に持ちながら、お話しできますことこそが私どものいつもの喜びです。
地元のお近くにあるリアルの店舗として、万が一の不具合など生じましたら、いつでもご相談くださいませ、親身にご対応させていただきます。それこそが本当の私たちの使命でございます。元町の片隅、3階にある店舗ではございますが、静かに深く、濃く、厳選に厳選された製品・作品に出会えて、使っている途中も相談できるお店として、この街で生きていきます。
.URUKUST
私たちが石川町で開業した当時の始まりの8年前からのお付き合い、変わらぬアティチュードでお付き合いをさせていただいています。確かで真面目な製品作りの姿勢は私たちの心をいつも捉えていて。その優れた手仕事の作品性やデザインへの飽くことのない追求はとても魅力的です。
この街で生きていく
一冊丸ごと、安土草多
この本が本当に素晴らしくて、もう何回も見直しています。写真と視点、本の大きさにより、写真がイキイキしていて、とてもわかりやすくて、また、安土さんの作品の良さに、新たなる発見をしたって感じです。また欲しいものがいっぱい出てきた。。。これまでお使いの人も、まだこれからの人も新たな発見に出会えますよ。
今年も11月の中旬過ぎから「安土草多・個展」を開催させていただきます。場所も広くなって、ごゆっくりご検討をいただけると思います。食器にランプ、魅力的な作品でいっぱいです。
どうぞご期待下さいませ、予定を入れておいて下さいね!
土曜日の天気の良かった夏の夕暮れを涼しく味わう。元町公園プール。
私はウィーン分離派を語れます。
ウィーン分離派とは19世紀末のウィーンで同時期に先にあったミュンヘン分離派(ユーゲント・シュティールの一つの集団、その後のベルリン分離派などにも影響)に影響を受けて結成された新進芸術家のグループのこと。総合芸術を志向していたところが特徴であります。あの著名な画家グスタフ・クリムトを中心にした世紀末芸術集団であります。新しい造形表現を追求しました。それぞれのドイツ、オーストリアの保守的な芸術家連盟から独立し分離するということでその名がある分離派。それが世紀末の代表的な造形運動につながっていく、驚くべきは現在も存在していることにある。つまり新世紀に向かった新しい造形運動の生まれということ。新しい生まれがそこにあった、新しくならざるをえないために新しいものが生まれる、生むということ。それは時代の必然、歴史的にもそれが繰り返している。
で、ウィーン分離派である、クリムトを中心ではあるが、私はヨーゼフ・ホフマンという建築家でありデザイナーに以前から興味を感じていました。40年ほど前からですかね。彼は家具デザインの秀作を残していて、現在も買うことができます。(昔の大塚家具にはあったのですが今はどうでしょう。)ヨーゼフは新世紀(20世紀)に入りウィーン工房を主宰しました。住宅、インテリア、家具をはじめ、宝飾品からドレス、日用品、本の装幀など、生活全般に関わる様々な分野でデザインを行いました。私が影響を受けたのはここであります。ドレスっていいでしょう、クリムトの絵なんてファッションよりもファッションしてますからね、まさに。単一ではなくて連鎖する総合的な造形デザイン(それは結果的に芸術ではなくてデザインそのものの定義を意味している)を指揮するというところです。それは日本で近い時期にあった吉田璋也さんや丸山太郎さんの考えに近いものがあり、イギリスにおけるデヴィッド・メラーさんもそうであります。単一のデザインではなく総合デザインを指揮するというところにあります。私、MWL STOREはその影響下にあります。
写真は全てWITTMANN社のHPからの引用、今も日本でどこかから買えるはずです。内装には本当に良いものを使って欲しい。特にニューリッチの方々には。ウツワだけじゃ構成できないモノが大事なのです。
MWL STOREに並ぶ急須は厳選に厳選を重ねたものです。他にないものが並びます。特にデザインの視点での絞り込みをかけています。うちに並ぶ商品には全てそのフィルターがかかっていて、どのジャンルの商品、製品、作品にもその思想を徹底しています。例え「塩」でもです。創った人の思想と、それを並べるのに他にある商品との合調性、全てが並んだ時のハーモニーが一つの売り場の中にある、洋服までそうです。一品の隅々まで、ただ洋服、ただ家庭用品だけの店ではありません。考えに考え尽くしたモノだけがあります。創り手の方々の創り方まで直接尋ねて見に行きます。国内なら全て。
だからこそ、本物に出会ってほしい、見つけて欲しい。量でなく、価格でもなく、美しさと思想、そして詳しく説明のできる、ここにあるモノを愛する生身の人からの言葉、どこにでもあるものでない、出会いの時間があります。
人間と作品と空間。
今の時代、この具現はとても難しい、すでに始めて8年目を迎えています。
石川町から元町に移ってまだ僅かです、また一歩一歩積み上げてまいります。
9月、元町通に人が戻ってくるタイミングに合わせて、いろんなこだわりが更に入ってきます。
考えは「他にはないもの」LIKE NO OTHER その一点で今まできました。
常滑市、無形文化財、伝統工芸士
常滑焼の伝統を生きる、清水北條さん。常滑の土が本来持つあたたかみや、やわらぎという要素の造形化、卓越された技法、色合い、手触り、形状など、現代の名工であるが故の、指先の繊細なる到達点は芸術品の領域にあります。
陶歴
清水北條(清水源二)
通商産業大臣認定 伝統工芸士
常滑市指定無形文化財保持者
1945 愛知県常滑市に生まれる
1964 県立常滑高校窯業科卒
1973 東海伝統工芸展 初入選 以降31回入選
1974 長参照陶業展長三賞受賞 以降5回入選
1976 日本伝統工芸展初入選 以降3回入選
1978 中日国際陶芸展初入選 以降2回入選
2004 伝統産業優秀技術者県知事表彰
2008 香港教育学院ワークショップ 招待参加 急須製作実演
2009 伝統工芸品産業功労者 経済産業大臣表彰
2016 瑞宝単光章 伝統工芸業務功労受賞
北條陶房の清水北條、木箱入り。
日本の伝統的名工の急須作品のお取り扱い。
Like no other 他には無いモノを。
Tea & Tea Arts MWL STORE
いつもありがとうございます。
実に3年半ぶりのワークショップの開催です。「奈良」の銘茶産地、月ヶ瀬から、なんとご当主自らお越しいただけます。前回もそうでしたが、ここでの煎茶のお茶淹れの学びは特別なものがございます。
ティーファーム井ノ倉さまの一年の茶園のスケジュールを考えますと、かなり希少なタイミングの開催だと思います。
美味しいお茶三選と、それに添えた和菓子ニ選、これも普段味わえないものになると思っています。
是非、このとても希少なタイミング、残暑な時期ではございますが、ご参加をお待ち申し上げております。
MWL STORE 店主敬白