昨日もダブルベーグルで勝利したイガ。ウエアがオンであり、シューズがオニツカというねじれ現象を続けるイガ、Why ? オンはシューズのメーカーである。自慢だが、いやいや自慢ではないが、彼女をほぼ無名の頃から追い続けている、テニスばかの自分にとって、テニスの内容がそれまでの人とは全く違っていたからだ。だから彼女の活躍はとても嬉しい、何よりもテニスが好きな女の子という基本が、余計なことを考えていないとしか思えないのだ。ナダルを尊敬し、彼をずっと見てきたからだろう。そしてメンターを重要な位置につけているということ、勝ち続けるに(どんなことでも、経済でも)優れたメンターをそばにおくのは大事なのだ、ナダルはトニー・ナダルつまり叔父さんがその役割を小学校の頃から数年前まで担っていた。テニスはどんなスポーツよりもメンターが重要なのだ(どんな経済的な素質にしてもそうなのだが、つまり経済人のね、気付かない人が多い)彼女はそれを知る。だから強い、肉体というよりも精神が。民度の高い都市に育った、逸材である。
いくつになっても学びつづけている人をメンターにつける、過去の実績などでなくて、いかに学びをリバイスしている人であるかであって、俯瞰で寛容で視野の広いアドバイスの出来る人のことだ、年齢は関係ない若くてもいるし、年が行けばかなり少なくはなるが、珠玉の人は、やはりいるのだ。
私が好きな都市、ワルシャワ育ちのイガ、筋肉の筋一本まで無駄なく育て、管理している。それはケガをしにくい体を創るということ。経済人も同じだよ。
ネイトー(NATO)の要衝、ワルシャワ
ワルシャワ、ポーランドの首都。私の建築と都市計画好きの素人仲間たちとの間 で盛り上がるのは最近のワルシャワの美しさであります。世界の大きな都市の中でも無類なほどに美しい建築が続く都市。人口は200万弱というから札幌と同程度の人口規模であるのに、これほどのものがある。ワルシャワは東京と同じように先の大戦で街はほぼ破壊尽くされている。ソビエトとドイツという大国に挟まれて、否応もない影響下の歴史が続いていた。特に旧市街といわれたところは、今も一部その名残りの建築はあるが、それらは大戦後に街を以前と同じように戻し、作った時代の産物だ。それらが故に、旧市街と言われる街の中央部に新しく野心的な建築物の造形が多く建つ、それは東京以上に、札幌ほどの規模であると思うと、これはすごいなということになる、緑を混ぜてだ。旧市街じゃない周りのエリアには、まだ破壊されなかった建築などが残っていて、圧倒的な緑化の部分の多さと相まって、美しさが極まっている。いかに緑化の重要性が都市計画に必要かと感じる光景である。みなとみらいの緑の無さは少し悲しい、100年の計でなぜ緑化計画を盛り込まなかったのだろう。生産性を優先したのだろうが、生産性は自然との共存がもたらす文明の意味には届かないことを歴史の史実から学ぶべきだったろう。
ポーランドの国を代表する産物にベリー系の果物があります。イチゴはもとより、ラズベリー、ブルーベリーの生産では世界トップクラスの生産高があり、農業、それが国を支えている。そして鉱業国でもある、最近の調査ではシェールガスの埋蔵量がポーランドの年間使用量の300年分の埋蔵量があると言われ、ポーランドの世界における勢力地図を塗り替えるとも言われ始めている。つまり、農業の充実とエネルギーの自給が賄えるということは、国家としてとても重要なことになる、これから。食料とエネルギー。化石燃料はそんなに簡単になくならない、車の電気のエネルギーの素の選択肢として残り続けるだろう、生産のコストが安いからだ。じゃ、日本にとっての決定的な自然資産は何かと言えば、太平洋と隣接した海と海底であろう、莫大な鉱物資源とエネルギー資源は、まだ知られていない、調査できていないだけで、ほぼ無尽蔵にあることが想像できる。そこを開発すべきだと、私など思うのだが。大国に先廻りされる前に、すでに着手してはいるが、もっと研究を深くすべきだと、日本の話は余談ですが。
ポーランドは2008年時点で、若者の50%が大学を卒業し学位を取得する(日本は39%)。この数字はOECD加盟国では4位(日本は12位)である 。特に近年では若者の95%が大学を卒業し学位を取得するという調査結果もあり、教育熱が非常に高い 。しかし大学卒業しても多くは就職先がなく、西欧先進国などへ労働移民者とし移住しているのが現状であるようだが。国立大学の授業料は無料である。IT教育に熱心な国のひとつでもあり、西側諸国の頭脳になっている人材が多く、それは国家も豊かにして、2014年に開催された第1回コーディング世界大会ではポーランドのチームが優勝した。今などもっと進化しているだろう、その結果が知力がどう見ても高そうな街の表情に現れている。ワルシャワは日本が学ぶべき、とても美しい街なのであります。
国家にとって民度というものはどこに表れるのか、それは住宅である。都市の建築である。日本には、まだ建築や内装デザインにおける多様性は多くはない、大メーカーのプレハブが多すぎるのだ。もっといろいろあるのだ、その点、国家が隣接するヨーロッパにはどこからでも学びをもってこれるのだ、だから優れたものが多く存在する。
以下はワルシャワの家
ワルシャワ条約機構の頃からすでに優れた建築のある国家であった。
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