投稿日: 6月 17, 2022

TIPTREE 「LITTLE SCARLET」CONSERVE

カテゴリー: ジャムおじさんのジャム日記

今日はMWL STOREの誕生日でした。

そんな日に、うちのストアーストーリーに合致する、チップトリーのお取り扱いがスタートしました。チップトリーはこだわったグロサリーストアの棚に行けば、世界中だいたい並んでいますが。この「リトル・スカーレット」だけは特別です。価格も同社の製品の中でも抜けています。1728円 輸入は三菱食品

英国王室御用達 リトル・スカーレットは香り豊かな小粒のイチゴです。自家農園で収穫したイチゴのみを使用しています。

このボトルのラベルデザインにございますように、その会社ウィルキン&サンズはエセックス州の果樹園として1885年にスタートしていまして。その名称の下の表記には誇らしげに「コンサーヴ」とあります。ここがこのリトル ・スカーレットの大事なところで、ジャムでもプリザーブでもなくてコンサーブと呼んでいます。英語のconserveには「大事なものを大切に保存する」という意味があります。ウィルキン&サンズはどんなに多く作ろうとも原料である果物は収穫してから数時間以内に加工することを不文律として、100年以上の看板商品となってきたのです。100年の歴史を紡いできて、愛されてきた理由がここにありました。ここでもポイントは、直向(ひたむき)な彼らの製品づくりの日々です。

そのチップトリーのジャムの中でも特別なのがこの「リトル・スカーレット」創業者のウィルキンさんが100年以上も前にアメリカを訪れた時に見つけた野生のイチゴで、このイチゴが素晴らしいジャムになると見抜いてウィルキンさんがイギリスに持ち帰ったのですが、元はアメリカのイチゴでした。その名の通り真っ赤で小さなイチゴ、小さいからジャムにするにはたくさんの量を手摘みで行われなければならず、人も時間も労力もいる、しかも収穫の時期は通常のイチゴに比べて短く3週間という。それを過ぎると熟しすぎてしまうようです、当然、たくさんは収穫できません。今も工場近くの農場で生産されていて、謂わば、チップトリーの中のチップトリーと言えるジャム、電車の駅も止まらないような小さな村から生まれる世界への輸出品、そこには世界で愛されているストーリーがあります。

以前にもここでご紹介はしましたが、2004年にはアメリカの新聞 ワシントンポストがチップトリーのその物語を取り上げています。

ワシントンポストのチップトリー「スカーレット」の記事へ

これも珍しい、ゴールドラベル、10年もののモルトウィスキーと出会ったマーマレード
小さなジャム瓶もご用意です、なんと燕三条でこのために作られたスプーンもセットです。店頭にてご確認ください。セット価格270円 小さな瓶のストロベリーはプリザーブで、リトル・スカーレットとは違いますが、やはり美味しいジャムです。白黒のラベルです。

いずれも、うちは小さなお店ですので入荷数には限りがあります、が、また入荷はしてまいります。

イギリス好きのMWL STOREがピンポイントで選んでくる、イギリスの日常の「平凡の中の非凡なモノ」、MWL STOREの選びのフィロソフィーです。誰もこの素敵なストーリーを紹介しないのならうちがこのストーリーを紹介しましょうというところです。

投稿日: 6月 16, 2022

とても素敵なお花

カテゴリー: リスペクト

今日はMWL STORE 6歳の誕生日でした。なんとなんととても素敵なお花を頂戴しました。花好きの私たちがとても嬉しいお花です。いつも本当にありがとうございます。

 

なんともまぁ、素敵でありますこと 華ざかりのお店です
素敵な夏バッグの今週入荷分も何点かが追加入荷しております。夏商品のピークを迎えています。(このバッグは完売しました)

投稿日: 6月 16, 2022

みなとみらい

カテゴリー: 街物語
さっき通りました。ウエスチン開業しましたね。いい時期にスタートします。
新港あたりからの夜景、ゴンドラも稼働しています。

MY HOME TOWN

投稿日: 6月 16, 2022

谷川 仁 アマモの藻掛け、湯冷ましと湯呑み

カテゴリー: Liberal Arts
湯冷まし:アマモが出す芸術性、線の細さがいい
常滑の伝統 海の近くの粘土、海のアマモ 永い自然界の歴史をいただく
常滑も横濱も海が近い
湯呑み

Tea & Tea Arts 横浜市中区・京浜東北根岸線石川町駅からすぐのMWL STORE 

東急なら東横・みなとみらい線・元町中華街駅から元町通りを歩いて10分ほど。

ハイカラさんが闊歩した街の真ん中にあります。美味しい中華街も目の前です。

横浜市中区石川町1-19 MWL STORE

投稿日: 6月 14, 2022

ポパイ先月号

カテゴリー: アルチザンな人たち

この一番上の「車を持つことは、いつでも乗れる「自由」を買うこと。」というヘッドラインは本文中の野村訓一氏のエッセイの中の文章の一文です。その前後のくだりから読んでください、いい文章です。さすがな才能ですね、これだけの文章力があるということは小説も書けます。才能がありすぎて忙しい人だなぁ、頂点はもっと先にありますね。素晴らしい才能、やはりそうでした。内装をお願いしようと思った時期があったのですけどね、上げたけど上にドロップさせられた、昔ね。本業は実はそれで、とてもセンスのいい人なのですよ。

野村氏のエッセイが秀逸、最近読んだクルマ関係の’つぶやき’では最高によかった。彼がどんなクルマに乗っているかは以前から知っていました。そのクルマを選んでいるということから彼のことが好きになりました。

この6月号からまた、平野紗季子ちゃんのエッセイ「味な店」のSEASON3もスタートし、しょっぱなから飛ばしてます。飯倉(六本木)の「キャンティ」話からです。

投稿日: 6月 13, 2022

スーツケースな、話。

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA
第一世代 これが一番旅に出ましたかね とにかくボコボコになって中のものを守ってくれました。スティッカーはパタゴニアしか貼ってないように….スティッカーならパタゴニア、1980年からですよ。
第二世代 QEⅡに憧れて、コレを、グローブトロッターベルト付き。そしてキャスター付きではあるのですが、空港を歩くと時々ダッチロールをしましてね。歩きにくさも当時のものにはありました。リモワの反動でスティッカーを一切貼らなかったグローブ・トロッターです。ゴーゴーダンサーゴーゴーダンサー

最近使っているのはTUMI 原点帰りです、UAの原宿で30年前に買いましたね、昔のTUMIを、これは現在のです。

第三世代 TUMI すでに3年も前の写真になる。右は背中に背負える、それでローラーと同色でローラーはエキスパンダブル、つまり拡張できる、生地はもちろんバリスティックナイロン 元祖ですからね。

投稿日: 6月 13, 2022

スカ・ブルゾン

カテゴリー: リスペクト
大好きな、グリーンレーベルの二十周年記念の時に企画したスカ・ブルゾン。今時な文字の言葉が並びます。刺繍のデザインなどはサン・アドさんのいつものアートディレクターさんにお願いしました。あれから五年で二十五周年の今年ですね。おめでとうございます。
僕が入った頃は5億ほど、それが22年たったコロナ直前の頃には400億に手が届こうとしていた。80倍、なんということでしょうね、コムデギャルソンが確かそれぐらいだと思います。その当時確か。服そのものももちろんなのですが、ストーリー・ウィーヴィングの位置付けがいかに大事であるかということ、すごいのは単一のブランドでというところ、会社じゃなくて、グリーンの前にはなかった中庸の位置付けで成功したブランドになります。これからはライフサイクルアセスメントの取り組みがとても大事になります。データによりますと、Z世代と60代の人々が特にエシカル消費に対する意識が強いようですね。実動世代の30後半から40、50はそれどころではなくてという現実選択というところでしょうか。しかし造り手が意識して数字をまとめて取り組めば、そうでないエシカルな商品はもっと増えると思いますし、あるべきですよね。もう待ったなしですしね、より良いチョイスとして選んでいただくために、ブランドがどうあるべきかをさらに突き詰めていかねばならない時と言えます。LOVE & PEACE & BE HAPPY
このネームが好きだった。社内でデザインです、いいインハウスのデザイナーさんがいましてね。話し込むと、あ・うんの呼吸で欲しいものをいつも出してくれてました。

投稿日: 6月 12, 2022

私を野点(のだて)につれてってセット

カテゴリー: アルチザンな人たち

煎茶バージョン

アウトドアにバーベキューにキャンプ、「野遊び」全盛の誰でもアウトドア時代があらゆる流行りを席巻中です。ここはお茶で本物の差をつけてかかりましょう。バッグはこれまた本物のナチュラル、軽くて、丈夫で、柔らかい、さらに形が崩れないという完璧主義のマダガスカルの”リンダバッグ”今夏の割り当ても残り少なくなりました。急須は常滑・北龍、茶杯は常滑・千葉光広、真鍮の折敷(おしき)とカトラリーは田中俊介、お湯入れボトルはデザインのキントー、お茶は無農薬:わたらいの新茶で。

急須と茶杯は布や日本てぬぐいなどでしっかり包んで持って行ってくださいね。大事なもの割れないように。でもそこで呑む本格は美味しいし、驚かれることうけあいです。知らんけど。