マルセル・ブロイヤー

映画の紹介をもう一つ。
「マルセル・ブロイヤー」、ハンス・ウェグナーとともに椅子のデザインにおいて好きな二人であり、家具好きの私に決定的な影響を与えた二人です。
ブロイヤーはバウハウスで学んだあと、同校の教官にまでなっています、その後アメリカに渡り、同校の校長だったワルター・グロピウスと共に建築の仕事をしていました。
その後独立し、パリにあるユネスコ本部の建築設計を行いました。それが最も有名な彼の仕事となりました。
この下のワシリーチェアが一番好きな作品なのですが、その下のカンチレバー的な造形としてバウハウスのデザインと思想の代表作とも言えるこの背当ての籐の椅子は、それまでの家具デザインと素材の概念を壊し、金属と木の融合をはかり、強度、耐久性と、着席快適性、そしてデザインをもインテグレートした秀作として、その後の家具デザインに与えた影響は計り知れません、まさに「バウハウス」の椅子です。
それまでとその後の分岐点になった、プロダクトでありデザインと言えます。
日本では公開されるのでしょうか、単館系で上映していただきたいですね。やはり映画は映画館で見ないとですから。

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PHOTO: MARCEL BREUER ARCHIVES

続・深夜食堂

「続・深夜食堂」ふたたび、心と小腹を満たします。
食堂の映画ですから食事のシーンがよく出てきます。その器の構成のセンスの良さが光ります。テレビドラマの頃からのファンで、映像の緻密さ、光とアングル、小物の配置、役者さんのそれぞれの上手さ。小林さんがお上手過ぎてますが、ナレーションしても何しても才のある人とはこういう方のことなのでしょうね。
スタイリストさんがされているのでしょうが、器にまで気を配って作っているという、監督さんの思想が素敵ですね。そして配役として、もう上手い人しか出ていません。小津安二郎さんが映画の中のシーンの見え方のセンスにこだわったように、残り続ける映画の要素なのかも知れません。
11月5日(土)に公開です。

ももんが

北海道・網走の厳しい自然が由来、やまね工房のぬいぐるみ。MWL STOREでは、ももんが、なきうさぎ、えぞりすの子の3種類を選んでいます。轆轤を廻す陶器などと同じ、作り手の思いが製品の表情に現れていまして、丁寧で、とても精巧で緻密なつくり、独特の表情と日本製ならではの優しい素材使い、ぬいぐるみ本来の姿がここにあるように思いました。冬がとても厳しく閉ざされる網走で手作りで作られています。私は世界いろんな所で、ぬいぐるみを見てきましたが、これほどなんか、グッときたぬいぐるみを他には知りません、動物の種類も北海道由来の子たちばかりです。
写真のこの子たちの巣穴は山ぶどうのつるで私が作りました。

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PHOTO: MWL STORE

David Mellor cutlery

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MWL STOREで唯一取り扱うカトラリー、デビッド・メラーのカトラリー。使い心地や、長く愛用される製品を作ることを一番と考え作り続けられています。イギリスではカトラリーの王様と言われています。現在もイギリスの工房で生産されています。

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Cafeというシリーズその名の通り、カフェで使われていることも多いようです。シンプルながらも、反りのある曲線や口にあたった時の感触をよく考慮しています。一生ものの定番として安定感のある形をしています。MWL STOREではテーブルフォーク、ナイフ、スープ・スプーン、ティー・スプーン(下)の4種類をお取り扱いしています。(デビッド・メラーのカトラリーナイフはとてもよく切れます、一般のカトラリーナイフよりも、厚い肉などを切る時用のために、鋭利に出来ていますので、お子様の使用には十分お気をつけください。)

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人気のシリーズ、プロバンサル。手元はプラスチック樹脂にゴールド真鍮のリベット留めをしています。木製とは異なり食洗機などが使えますし、水への耐久性、強度が強い素材を使っています。口当たりの良さは共通しています。黒とゴールドの使用により上質かつシャープなイメージになっています。MWL STOREではテーブルフォーク、ナイフ、スープ・スプーン 、フルーツ・スプーン、フルーツ・ナイフ、チーズ・ナイフの6種類をお取り扱いしております。(デビッド・メラーのカトラリーナイフはとてもよく切れます、一般のカトラリーナイフよりも、厚い肉などを切る時用などのために、鋭利に出来ていますので、お子様の使用には十分お気をつけください。)

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チーズナイフ

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フルーツナイフ

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フルーツスプーン ティースプーンなどに比べると少し大きく、例えばキィウィなどをくるんと取る時とか、メロンなどをいただく時にはとても適しているスプーンと言えます。

PHOTO: DAVID MELLOR UK

David Mellor Video

David Mellor Video by Heath Ceramics
カトラリーって沢山ありますよね、デザインも価格も日本製も。なぜイギリスのかなり北で作られているこのベーシックなカトラリーを選んでいるのかがこの中にあります。作っている場所の建物、機械の配置、工程の磨き、仕上げ、など。単なる工業製品を作っているわけでない製品への愛着をとても感じました。だからこそ、そこで作られている意味があると思います。使い手にとってもそうで、毎日使う直接口に触れるものだから、デザインだけではない、作られている過程を大事にしたいのです。

デヴィッド・メラー

 

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デヴィッド・メラー、1960年代イギリスで活躍したデザイナー、海外のデザイナーで最も好きなデザイナーです。装飾を排除したデザイン性、引き算の上に成り立っていると言っていい、シンプルでありながらも圧倒的なデザイン感は、彼以降の現代においても、その存在を上回るものはありません。

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その時代の代表作、左から歩道の車止め、バス停、ベンチ、街路灯、ゴミ箱、とても昔のデザインとは思えない。

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中でも驚きなのが、この1965年にデザインされている押しボタン式歩道のデザイン、50年前のものですよ、もうその先進性には驚きしかありません。

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ポストのデザインも。

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これはシェフィールドのデザインミュージアムの外部展示。

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有名な信号のデザイン。街のサインを見やすく、美しくした功績は大きい。

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ロンドンから3時間弱ぐらいの北、シェフィールドにあります。これはカトラリーの工房です、優れたデザインが生まれる場所は大体その環境の美しさが違います。私の各地での経験上の感想です。

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ミュージアムショップがあり、これも美しい。

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このサインも完璧だと思いません?だからもう隅々まで違うのです、そこから生まれているプロダクトが他と同じはずがないのです。

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PHOTO:DAVID MELLOR, de zeen magazine

改めて、デザインとは何か、美しいものとは何かを問いかけてくるようですね。

森正洋の「平形めし茶碗」展を開催します。

秋のスタートに作品展を行います。初めての作品展には必ず森先生の「平形めし茶碗」を選びたかった、という思いがありました。
森先生との思い出はまた後日、とても楽しみな催事です。

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PHOTO:デザインモリコネクション

森正洋の「平形めし茶碗」展を開催いたします。
1992年の発表以来多くの方が愛用する、日本人のスタンダード。
お茶漬けには最適な茶碗「平形めし茶碗」現在生産されています72点が勢揃いします。

期間:9月15日(木)〜10月2日(日)まで
(但し:9月20日(火)21日(水)26日(月)28日(水)は定休日)

期間中に平形めし茶碗お買い上げの方に、島根県出雲市・西製茶所の
「出雲国の特上玄米茶」を差し上げます。お茶漬けに最適なお茶です。

場所:MWL STOREにて
営業時間:12:00~19:00(上記期間以外は月曜日〜水曜日がお休み、祭日に当たる場合は営業します。)
横浜市中区石川町1丁目19番地

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単に扱っている商品をご紹介しているだけでも面白くありませんので、私が気になるコト・モノもご紹介をさせていただきます。まずはアメリカの雑誌『DWELL』『住む』という意味のアメリカの建築とインテリアデザインの雑誌です、従来の重たく、重厚なものが多い建築やインテリアデザインの雑誌の中でもこのドエルはかなり私的には良いです。何よりも写真が美しいです、その中でも気になる建築や内装をご紹介させていただきます。海岸沿いの平屋の白、もうこれは憧れです、サーフィンはやりませんが海があるライフスタイルは好きです、何よりもこのセンスの良い内装デザインや部屋のレイアウト、モノを好きなものだけに引き算したスタイルがいいですね。住むならこんな家と場所にいつか。

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IMG_4184IMG_4191 PHOTO From:DWELL MAGAZINE USA

鳥取の牛ノ戸焼窯。

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MWL STOREが扱う陶器のご紹介。鳥取県の牛ノ戸焼窯、現在は六代目陶主の小林孝男さんが中心となり作陶。その歴史は1830年頃を起源として、牛ノ戸とは地名に由来しています。昭和6年、吉田璋也、柳宗悦、バーナード・リーチ、河合寛次郎、濱田庄司らの激励、指導を受けています。中でもこの写真にある緑釉と黒釉の掛け分けの作品は牛ノ戸焼窯の代表作と言われ、現在に継承されています。窯があるすぐ横の土壌の土を使い、釉薬は自らの伝統による調合により調達している、すべてのものを自分のところの敷地内で調達するということ、今も登り窯を使い、選ばれた薪で焼く作法は民藝の窯と言えど、かなり稀有なものになっています。2年に一度しか窯は焼かれておりません。今年の春の盛りに、2年ぶりに窯が焼かれました。ここにある作品は全て今年焼かれたものです。つまり民藝窯の伝統を守り続けている、かなり珍しく貴重な窯であると言えます。それは伝統を繋ぐ重責を背負った当主の、文化としての民藝作陶を継承していくという思いだけにより生産されているということに他なりません。こういうような背景を思う時、その製品価格は本来なら作品としての価格になってしまうはずですが、今も民藝の精神としての「用の美」としての価格、つまり日用品としての陶器の価格に設定されていることに、ただ驚くばかりなのです、その手間、轆轤を一つ一つ廻して、2年に一度の窯焼きなどなど、そして芸術性の高い伝統技術、などを考えれば、その価格の持つ意味が自ずから考えられるというものです。MWL STOREが牛ノ戸焼窯をまず一番に選んだ理由がそこにあります、そして、元は昔のものであるのに、現代のモダンデザインとも言える、そのデザインと色の絶妙な組み合わせは、世界に通用しうるモダンデザイン+アートの貴重な現在形だと私は捉えています、ですからこの鳥取の山間にひっそりと佇む窯に魅了し続けられているわけです。私にとってのTECHNOLOGY&LIBERAL ARTSの思想、その具現がこの牛ノ戸焼窯の作品群だと言えます。

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まだまだお店は完成の領域ではありません、これからです。選ぶモノのカテゴリーも食器だけに偏ることはありません、オリジナルのモノもこれから入ってまいります、その考え方がMade in our image.なのです。