知らずには済まされない。
お茶を学びに週末を利用し静岡に通ってます。土曜日のことです、お茶を扱うということはこのお店を始める構想当時から決めていたことでした。それも人との出会いがあったからです。産地の茶畑を見てからです、感動したのです。茶道や抹茶というよりも、日常の中にあるお茶つまり「煎茶」「紅茶」「番茶」のことですね、知れば知るほどとても面白い、日本のお茶、日本古来のお茶。これは金曜日に摘まれた、「一芯二葉」の考えにのっとり手摘みで摘まれたもの、もう秋ですが、まだ柔らかく、すごい香りが立っています。種類は「やぶきた」です。静岡で学ぶことは表面的ではなく本物で、皆さん産地や伝統と市場の将来を憂い、このままではだめだという気迫みたいなものがあります、また産地へのこだわりとプライドが。収穫はほとんど機械化、大規模化された製茶産業ではありますが、手摘み、手揉みが基本中の基本であり、それを体験してもらいたいということ、機械の工場の工程の説明も一通りのMADE BY HANDを体験し知ることでは全然理解吸収が違う、とおっしゃる。だから手摘み、手揉みの重要さをまず教えると。。。感動です。先進国で唯一のお茶生産国日本。その一大生産地の静岡が本気だった。まだ始まったばかり、これから時間をかけて、商品知識ではなく、本質の文化としての「茶」の「学び」です。
PHOTO:MWL STORE