投稿日: 8月 13, 2017

英国椅子ウィンザー

カテゴリー: Liberal Arts

いろんな催事で民藝展の声が聞こえれば、秋なのであります。
今年は結構大型な催事が多いように思います、都会に住むいい点としてはありがたいことに向こうからやってきてもらえるということでしょうか。
そして、私が今最も気にかかるものは「英国もの」日本のいろんなものに決定的に影響を与えているもの、実は英国ものが多いなあと改めて思い始めています。
そういう意味でも秋は英国物にスポットをあてたいと思いまして、まずはリーチ先生でありました。
秋は美術館に出かけましょう。

投稿日: 8月 12, 2017

手に取っていただきながらFace to Face で説明することでしか届かないものはまだあります。

カテゴリー: Liberal Arts

南景製陶園(なんけいせいとうえん)茶器に優れている産地四日市、その中でもスタンダードと、しかもインターナショナルとつけてもいいくらいに、デザインの標準を創作し続けられています。たくさんのいろんなものを見ていますと、南景さんのデザインを見るとホッとします。それぐらい細部、ディテールのデザインが一番スタンダードと思います。急須、湯呑み、茶托と、これがあればまずいいでしょう、というものであります。間違いない作品っていうんでしょうかね。
引き算したオーガニックデザインというか、安定感のあるデザインに安心するのですよきっと。

少なくとも陶磁器製品は。。。Face to Face

投稿日: 8月 11, 2017

河井寛次郎記念館

カテゴリー: Liberal Arts

五条と言えば寛次郎であります。もう何度目か、何度来ても「新しい」があるから。
自分が一番好きな場所はここから京都が始まっているのかも知れない、引き算をする時に考えるのはここのこと。
ものを見過ぎて疲れて、ここまで歩いて、またほっとして、形や色を射抜く目利きの大切さを思う、そして次に。

PHOTOS:MWL STORE 河井寛次郎記念館にて

投稿日: 8月 10, 2017

アンシャン・テのフルーツ ティー

カテゴリー: おいしい, お取り扱い商品

2種類新しく入荷していますフルーツ ティー。
アンシャン・テさんのこだわりは細部にまで至ります。「細部へのこだわりを実行に移すこと」それを実践されている、まぁ、数少ないティーマーチャントでいらっしゃいます。

PCのアップルのファウンダーのスティーヴ・ジョブスは顧客の目に見えないところほど、つまり機械構造の中までもデザインさせたと言います。アップルのコンピューターは中を開けることはできません一般人には、客の目に見えないところこそ大事なのだと、それがひいては全体のデザインや売れ行きに繋がるのだと、言い続けていたのです。客の目に届かないところでの努力、それこそが信頼なのです。今のアップルが持ち続けている哲学はそこにある。
だから開けても誠に美しい配列にあるのがアップルの伝統なのです、それは全ての商品につながります。アップルと言えば携帯かアイパッドしか知らない人がほとんどでしょうが、実はパソコンやノートパソコンこそ美しいのです。その中身も。内面からの美しさが外面を作るということですね。それに性能の高さが担保される、昔の駆け上がった頃のソニーの考え方ですよ。

ものづくりとはそういうことでしょう、世界各地のいろんな産地、工場を見続けていて、美しい工場には、美しい製品がいました。
アルプスの麓、ヴィエッラの高級ウール生地の工場「カノニコ」ウールを織っています、染付も、なのに本当に美しい工場だったのです、まるで食品のような、イタリアのイメージが覆りました、なるほど、イタリアの生地はすごいと、高級生地はイタリアなんだと。顧客が見えないところで努力している。

話がとっちらかりました、とにかく、「神は細部に宿る」のです。
アンシャン・テさんのものづくりにそれを感じています、美味しいにはちゃんとした裏付けとこだわりが存在しているのです。
だからMWLでオススメさせていただいているわけですね。

美しいだけでなく、美味しいのです。LIKE NO OTHER 他にない。
アンシャン・テさんのカラフルなティーポット、あの色の美しさの具現には色を二度塗りしてもらっているというところからも想像がつきましたけれど。

 

PHOTOS: MWL STORE

My City by The Bay YOKOHAMA / MADE WITH LOVE STORE

投稿日: 8月 09, 2017

洛中伝承

カテゴリー: Liberal Arts

この名前を名乗れるのはここだけ。京都・洛中にある酒造会社はここだけになってしまったからです、聚楽第の跡地にあり、千利休も使ったと言われる仕込み水を使っています。そう言われると飲まなきゃと、、、なんと横浜そごうさんの最近充実が著しい日本酒売り場に置いていました、探してみたら、しかも最もベーシックなものを。
佐々木酒造さんのブログが面白くて、笑えます。社長さんすごい。
お茶と日本酒っていいじゃないですかー。ただ美味いというよりも意味のあるもの飲みたいですね、お茶も酒も。
そしていい器で。

すぐに大政奉還とか応仁の乱とかまで遡ることになる京都。

PHOTOS: 上3枚MWL STORE 、一番下 佐々木酒造HPより引用

投稿日: 8月 09, 2017

アレン・ギンズバーグとポール

カテゴリー: Liberal Arts

20世紀アメリカを代表するビート文学の代表者、詩人アレン ギンズバーグが亡くなる少し前にポエトリー リーディングでポールと共演していました。ありえない組み合わせでしたね。さすがにポールも20年前となるとまだ若い。

ディランのノーベル賞はギンズバーグ、ケルアックやバロウズなどの仲間のビート文学を代表してのものとも言えるかも知れませんね。

投稿日: 8月 06, 2017

服部 克哉

カテゴリー: お取り扱い商品

服部 克哉さんの急須のセット、服部さんの作品特徴ですが、素材としての土と焼成の関係からかとてもよく焼き締まっていて、見た目よりもしっかりとした強度があり日常には使いやすくなっています。色や素材感はやはり手作りの特徴としての一個一個が違う表情を見せていて肌感がとてもいいですね。何気さの中にある非凡な佇まいとでも申しましょうか。真面目さの表れ、私は一目で気に入りました。
こういうものは出会いであり、いつでも出会えるものはではありませんから、愛用していただきたい作品ですね。

My City by The Bay YOKOHAMA
Made With Love
MWL STORE

投稿日: 8月 05, 2017

及源鋳造(おいげんちゅうぞう)の鉄瓶。

カテゴリー: お取り扱い商品

名前の由来は及川源十郎鋳造所からOIGENになっています。
創業が1852年といいますからペリー来航の前年、幕末へなだれ込む安政の大獄の五年前であり、明治維新の14年前にあたる、つまり今から163年前になります。岩手県南部の奥州市水沢区羽田を起源とする、南部鉄器であります。この近隣には、後背地にあたる北上山地の砂鉄、木炭および羽田の北上川旧河川跡から出る質の良い砂と粘土などの鋳型材料が容易に手に入れられることから鋳物業が栄えました。

鉄瓶は湯を沸かすためのものです、ですから容量も1~1.2リットルぐらい入ります。そしてこの大きさですと鉄ですからかなり重いです。鉄瓶で沸かし、さらに急須やポットに入れて煎茶や紅茶を飲みます。重い鉄瓶で沸かす理由は鉄瓶で湯を沸かすとお湯の味がまろやかになるからです。
鉄瓶は通常、中も外も洗剤やたわしなどでは洗いません、使い初めには何度かお湯を沸かす作業が必要で、鉄瓶を育てるという感覚と申しますか。
また、使用後は必ず乾かしてサビがこないよう細心の注意をはらいます、日常的に慣れればなんでもないことですが、
日頃から良いもの、お気に入りの道具を大切に使うことを心がけたいもので、それは繊細な陶器急須の注ぎ口先や蓋を落とさないように留意する、ということと同じことになります、好きなものは丁寧に扱って、美味しくいただく一瞬を楽しむということにつながると思っております。好きなものに価格の大小はありません、佇まいです。
一家に一台の鉄瓶を。

ベーシックで飽きのこない、何年も使えるものを2種選びました。これは直火にかけれます。