投稿日: 6月 11, 2019

LONDON BOROUGH OF JAM

カテゴリー: ジャムおじさんのジャム日記

ロンドン ボロー オブ ジャムの取り扱いがスタートしました。木曜日から店頭に並びます。スモールバッチ、レシピにこだわる、よって原材料名にはレモン、砂糖、バニラビーン、塩のみ、ペクチンを使用していません。

サラッとして純粋な味と香り、お皿は民藝の湯町窯・私物
本日は紅茶を練り込みましたよ。美味しいです。朝はスコーンですから。木のトレーは民藝の森山ロクロのパン切りトレー・私物
LOVE TEAのフレンチアールグレイを使用、花などを取り除き、花の香りのついた紅茶葉をチップして使用。これがいい。

投稿日: 6月 11, 2019

紀ノ国屋のイギリスパン

カテゴリー: ジャムおじさんのジャム日記

イギリス物が好きです。このイギリスパン、程良いのです、定番ですよね。

六枚切り、元町ユニオンさんでもお取り扱いされています。
タルティーンやサンドに向いた薄切り
LONDON BOROUGH OF JAMの取り扱いが始まりました。木曜から店頭に。これはレモン、ヴァニラそしてマーマレード、黒く見えるのはなんとヴァニラビーンのチップ、だからヴァニラの香りがすごい、食べれますが、外した方がいいかもです。頑ななジャム、好きですねー。ロンドンパンにロンドンジャムですね。

投稿日: 6月 10, 2019

180 Degree South

カテゴリー: Liberal Arts

ノース・フェイスのファウンダーであるダグ・トンプキンスとパタゴニアのファウンダーであるイヴォン・シュイナードはエル・キャピタン(ヨセミテの壁)を根城としていた頃からの盟友であった。その後二つの会社を興している。その彼らの若い頃の原点の旅とその後何十年も経ってからの再びの旅、180とは南米パタゴニア地方をカリフォルニアから見た位置付けの旅を指す。数年前にダグはアウトドアの帰途の途中に低体温症で亡くなった、イヴォンの寂しさを思うと。。。今やこの2社の影響たるや、特に日本、世界でも例を見ません。でもね、パタゴニアの一時期をモンベルさんが救ったし、ノースはゴールドウィンさんがそのクリエイティブを盤石なものにして今があると思います。2大ブランドと日本の切っても切れない関係の話です。でもzeroはアメリカから生まれている。ゼロから1にするむずかしさ。1から2、3、あるいは5には出来るんだ、あるんだな、要は何もないところ、つまりゼロから産むことのむずかしさ。それをファウンダーって言います。

投稿日: 6月 10, 2019

伊藤 成二・甚秋陶苑

カテゴリー: Liberal Arts
新しい表現にチャレンジし続ける伊藤 成二さん
ポスト・モダンの急須、モダンの後継者
素材やステンの曲げ、絶妙な太さ、取り付け部分の素っ気なさ、モダンそのものだ。
これでうまいお茶が飲めるんだから
常に急須の未来を切り開いて来られています。
それを意識されてるか否かは別にしても、私にとってはとてもアール・ヌーボーな曲線が随所に見られる、取っ手の上部のクルッとした曲線とその難しいであろう取り付けに。ボデイに描いたライン、蓋のつまみの反りなどヌーボーなんだなこれが。急須をロクロする過程で多分色んなことを作家は思ったと思う。まさに急須アール・ヌーボーだな。ついて行くのがやっとの急須の世界、だから急須は面白い、小さなアートの塊なんだよ。この位置からが一番好きかな、それにしても取っ手の上部の反り返りのヌーボーさと言ったらないなぁ。。。
成二さんのポスト・モダンの展開には興味が尽きない、盤のシリーズもその延長線上にある。そう理解している。常滑の多様性をもっと色んな人に知ってもらいたいのだが。。。

投稿日: 6月 09, 2019

山田 勇太朗

カテゴリー: Made With Love

常滑の産地を見させていただいていて思うのは、若い世代の人達が急須作りに熱中しているということです。ややもすると伝統とか継承とかと言う、古めかしく重すぎる言葉ばかりの形容になってしまいがちな、急須の世界の中、その技術を磨き上げながら、形を作って結果を出して行くということは大変なことだと思っていますし、実際大変なことです。しかし今や時代は変わって、TEA FOR PEACEなどのイベントのように、運営する人達がとても若い世代の人たちが、お茶を取り巻く環境、とりわけ日本茶、そしてそれには無くては成り立たない「急須」の世界に、大いに興味を持ち始めていることがあります。そう、もっとライトでいいと。これは長い目で見てとても重要でありまして、お茶にスポットライトがあたればあたるほど、同時に急須の存在にもスポットライトがあたる。そこには常滑で無心にロクロを回す若者たちの重要で、今後の未来の楽しみのある姿が見えてくるからです。少なくとも私はそう思う。お茶は古来から日本の生活に根付いていて、切っても切り離すことはできないもの、他の嗜好飲料がどれだけ増えたとしても無くならないものです。いやむしろ重要性をもっと持つと言えます。それはトータルとしての「茶」の世界が、ライフスタイルとして日本に定着しているからで、その日常の表現として、お茶、つまり煎茶を飲むスタイルがあるわけですから、それは今までも、またこれからも、どんなに時代が変わろうと、健康な生活と心を癒してくれるものであり、私たちの重要な生活の一部であることに違いはありません。常滑の若い人たちの無心に急須に向かう、直向(ひたむき)な姿勢にいつも心打たれています。その状況を目のあたりにする時、いろんな人に急須のこの小さな体の大きな価値をなんとか広めていきたいと思ってしまいます。急須を知れば知るほど、急須が愛おしくなってくるはずなのです。飲むお茶一つ一つで急須があるぐらいの世界ですからね。日本人として特別な嗜好飲料としてのお茶と急須の関係、それは人の心にはとても重要なものだということを、若者たちの直向きな姿勢を見てそう思っています。

凛としています。
美しい口先から出る、一滴
作り手の心は細部に宿る
何かに悩んだら、美しい茶器と美味しいお茶で、解きほぐしてもらおう ”ひととき”
茶は美味しい、どの世代においても
大事に丁寧に使って、逸品を残して行きましょう

投稿日: 6月 09, 2019

山田 想

カテゴリー: Made With Love
1880年頃より現代まで脈々と急須を作り続ける、常滑の象徴の山田家。
いつもの素敵なブルー
詳細の美的感覚の高さ、歴史を超え行く創作。
伝統産業を継承するということ。
土の良さがお顔に出ています。
気品のある佇まい。