九谷焼にはまって。

自分が思う「生地」作者の生地で、自分が思う「描き手」の絵が描かれた九谷を、食器というよりも、僅かな数だけが存在する「アート」をお創りいただいた。ありがとう存じます。

九谷焼は私を魅了し、はまらさせた。これからまた展開できるのか、ほんとうに、どう展開できるものなのかも未知であるが、これは紛れもなく、自分には23年秋の記念すべき第一歩である。真摯に向き合って行きたい所存。

何よりも私が欲しいものを創っていただいた。嬉しくて仕方ない。昨日、うちの常顧客様皆さまに、まずお知らせできたことが喜びだった。 
現存する最高の技術で。 
ここにあるのが夢のようだ、私の手元に。1年間毎日待ち続けたもの。そんもの久しくはない。それぐらいである。
 分離派のリチと共演だ。うちにあるものは、お茶、塩、招き猫に至るまで全て美術品である、その視点で全てをセレクトされている、八年前からうちの事業登録は美術品商である。「ハチ」。当初から目利きの目はその視点でお茶や服も見てお相手さまを選ばせていただいている。小さくて3階にある店だからこそ、そこが他のどのお店とも異なるところである。

最近では「奈良」の東大寺とその周辺の国宝と歴史的建造物、そして一年前から九谷焼の芸術と周辺技術、それにハマり続けている私なのである。学びはまだプロセスにある。