平型めし茶碗展

私どもにとって、この展示会はとても重要な意味があります。

7月13日(土)より 森正洋さんの平形めし茶碗の展示販売会がスタートします。72柄が一同にそろいます。

生涯で100個以上のグッドデザイン賞を獲った人など他にはいません、特にこの陶磁器の世界。だからリスペクトであり、自分も毎日使い続けるのです。

新しい生活を始める一歩、何も若い人だけじゃないですよね、「新しい生活」ってのは。幾つになっても自分次第、家族全員のを楽しく選んで美味しくご飯食べれます。

このたくさん見れる機会に是非

食あっての人生 セラミックスタンダードとはそういう思想 波佐見の思想の原点にある。

 

どう見ても美しい、現代陶磁器にも影響を与え続ける 
この出版をした当時、こういう森デザインの平たい価値を表現する本はまだ存在していなかった。教科書的、学術的、展示会の図録形式のものは存在していたが、一般人にはむつかしかった、だから必要だろうと思った。
平形めし茶碗とは森さんの優れた功績のたった一つの表現に過ぎないが、器模様の多様性が格段に多いのだ。そして日常性に一番近い、米を食べるものであるから。
これを制作するにあたり、まず、森さん自身に接触、これは佐賀新聞の記者の方にご紹介いただき、会いに行き、出版に対する説得を行った。それから出版社にお声がけ、制作意図の社会的な重要性を説いて、それもデザインに優れ強い、経験のあるところをと、選ばせていただき承諾いただいた。もちろん発行する本の大半を買い上げるという条件で。残りは書店で販売してもらうということで。もうかれこれ20年も経つのかと感無量です。だから今年は思いもつのる。
茅乃舎さんの出汁・抹茶・真鯛・茶漬けには平形めし茶碗がぴったりですよ。食べやすくて、量的にもちょうどいいのです。是非。急須は常滑磯部商店オリジナルの急須で、今年のグッドデザイン賞が欲しい急須。