うちは毎週月曜日定休で、美術館か映画の日である。今日は映画、それもとても楽しみにしていたもの。
何から話せばいいのであろうかと思うほどのものであった、エンドロールの瞬間には思わず拍手してしまった。
井浦新「あらた」は自分には日曜美術館の人である、その前から知ってはいたが、日美における彼の作品によっての、のめり込み具合いがいつも好きで、埴輪好きの人でその知識たるやすごいのであって。美意識の繊細な人、多分、ここら辺が配役のトップバッターとして候補に上がったのだろうと、私は理解する。ファッションのセンスがとてもいい、それがイコール美術などのモノを見る目につながる、まぁ稀有な人だ。なぜ、日美から卒業させたのかは今も不思議でならない、「あらた」でいいと今も思う、日曜美術館である。
そんな、あらたが主役の映画、見に行かないはずがない。期待しないわけがない。
よくぞまぁこんな映画がアメリカ人二人で出来たなぁと思う。2時間と長めであるが存分に楽しめた。