投稿日: 1月 03, 2025

大澤哲哉

カテゴリー: 常滑急須展

初めてのお取り扱いでいながら圧倒されました。大澤哲哉 [おおざわてつや]

1984年(この前後の世代にすごい人がどんどん来る常滑、それが嬉しい)岐阜県の生まれという。

名古屋芸術大学美術学部造形科卒、という基本が学びの上に乗っかる。

常滑独自の釉薬「チャラ」いい名前、チャラの使い手、こんな利休がいたら好むような手法を美しい急須造形に注ぎ込んでおられる。まるでアンティークを見ているようだ。赤や黄色を使い、拡がりが自由に闊達に突き進んでおられます。

深い印籠蓋、いいですねぇ 22,000円 税込

投稿日: 1月 03, 2025

出会うということ

カテゴリー: 常滑急須展

世に美しいモノはたくさん存在しています。

ヤンセン三好史織]  1983年 兵庫県生まれ

大阪芸大大学院修了後、兵庫陶芸美術館で勤務されている。この時の経験がとても大きいと私は感じる。たくさんを観てきておられたろうということです。その後さらに、とこなめ陶の森陶芸研究所に行かれている。これも茶器をトータルで表現されるということにおいて大きな経験になられているだろうと想像します。

学びの多さが魅力になっておられます。

「心動かされた風景を思い浮かべながら、色を重ねて表現する」という作陶、その幾つもの重なる透明感の奥には、「観る」という行為で得た風景の記憶がいくつもレイヤーされているように私は感じています。

MWL STORE 店主