すでに美術品である

知多半島のクリエイティブが噴出する産地、常滑。それも陶器にである。安土桃山時代に生まれていたらどうなっていただろう、信長や秀吉や宗久、はたまた古田織部ならばどう言ったのであろうかと。茶人に見せたい景色が存在している。この元町の店にである、奇遇だ、人知れず佇む、凄みのあるもの。いつも見て思わずにやりとしてしまう。私の「美しさへの概念」をも変えてしまった。

ま、いずれにせよ、安土桃山にこそ相応しい芸術であるというのが私心である。

-自ずの、節穴を育てる日々-

左:ピラルクのカップ 6,600円 右:シーラカンスの酒器 16,500円

てっぺんを持ってくる