久々に見る老舗の技術を全うしているGジャンに出会ったというもの。

大学四年の頃の夏、Lee の白いコーデュロイのブーツカットに、このGジャンだった。靴はアースシューズ。上下で買ったのは神戸の三宮の高架下に今もあるが、「タイガースブラザース」というアメリカンカジュアルの老舗ショップ、まだ神戸発のセレクトショップも老舗セレクトショップも何もなかった時代。店にはオーナーのまだ若いお兄さんがいて、店の名前の通り兄弟でやっていて、男前でとてもセンス良くて、この人に接客してもらい、いろんなセンスを教えてもらったアニキだった。ここと「ボンド」という中学の頃から通っていた、元町(神戸の)のやはりガード下のアメリカンカジュアルショップ、ここの店ではウィジュンというローファーとブルックスブラザースというブランドの胸に羊の刺繍の入ったボタンダウンシャツを教えてもらった。中高から大学まである一貫校の高校の先輩は、中学3年ぐらいになってくると、昼休みに食堂で一緒になるその高等部のオシャレな人たちがとても眩しかった。なんとか真似たいということだけが頭にあった。シゲオ覚えているか?

Leeなんだよなぁ、僕にはリーバイスよりもね。カウボーイが着る定番だった。トニーラマにこのGジャンです。だからLeeのブーツカットは絶対だった。

老舗のジーンズブランドにしか絶対に出ない表情が漂ってますわ。70年代の日本一オシャレだった街、神戸の三宮の高架下を彷彿とさせています。ビギンやったね。襟のコーデュロイが気持ち良すぎる。ボタンの色もステッチの色もいいよねー。、22,000円は安すぎるやろ。あれから何年経っていると思う?

久々に欲しいGジャン、メンズサイズはビギンのオンラインでLとXLが発売中です。お早めにどうぞ、ウィメンズはうちでお願いします。試着もできますしね。逸品として認定!