慶應義塾の卒業生ではございませんが。
これを著した、齋藤秀彦さんとは少なからずのご縁がございまして、以前一緒に仕事をさせていただいておりました。その関係でご本人から、出版された旨のご案内をいただきました。真面目生一本なんだけど、バランスのとれたユーモアのある慶応ボーイでした。
幼稚舎からあがり経済学部を出て大学院のMBAまで取得されていて、やはりリベラルで広い視野で、どなたにも説得力のある言動は他にいない方でした。ご本人はまだ40代ですね。
二十四節季の話を歳時記として捉えた話の展開が面白くて、あっというまに読んでしまいました。
これが福澤本の二冊目ですね、それもそのはず、ご本人は「慶應義塾福澤研究センター」の所員でいらっしゃいます。本業は慶應義塾横浜初等部の教諭をされています。一緒に働いていたところから一念発起で、新しく出来る学校の始まりに立ち会いますと当時おっしゃっておられて、さすがだな秀さんとお話ししたものでした。自らの思いを叶えられての教育現場へ、だったのでしょうね、いきなり先生されるより、多彩な人生経験が、今の仕事に生かされていくのだろうと勝手に思っています。それも福澤先生の教えなのでしょうね。とても魅力的なお人柄です。
是非、お読み下さい、「おすゝめ」します。