先週のホンダ インターナショナル ヘッド・クォーター
Made by熊本・熊本工場で作るスーパーカブの60周年モデルが発表になりました。
「Hondaに乗るのは、みんないい人。」1960年代、こんなフレーズとともに、Hondaのアメリカ進出を支え、バイクに対するイメージを変えた「ナイセスト・ピープル・キャンペーン」。当時のアメリカ向け輸出モデル「スーパーカブCA100」を思わせる、特別なカブが出来ました。誕生60周年の節目を迎えて、スーパーカブは皆さんとともに走り続けます。(カタログより)
嬉しい価格ですよ、普及価格です。製品のコンセプトをそのままに価格に具現されています。くまモン工場で作ってしかもこだわりがてんこ盛りで、です。これは行っとかないとね。
こういう周年モデルというのが作れるホンダ、それほどレジェンダリーな製品が多い、創業の志が製品になっているという物が。この製品が利益を生むとは思わない、多分見合ってない、志で作っているはず。それはお客さんやコアなファンというよりも、社内の最もそのブランドに敬意を払って、好きで入社して来ている、社員達に決定的に効く。20年だろうが30年だろうが、周年モデルの重要性はそこにある。会社の節目の歴史、過去を作って来ていただいた先輩達に重要な敬意を払う、恩返し、それが周年記念モデルの位置づけであり、今いる社員達に腹落ちさせるマインド。そこんところを今もホンダは大事にしているし、今のトップの経営がそれを熟知している。だからホンダのブランド戦略は盤石で、良い製品が生まれ続ける。経営とは敬意、リスペクトなのだから。
HONDAの出自、スーパーカブ。
こちらはアジアで生産されている現代版の125cc。ローカライズするからこそ生き続けて行ける。
誰かの役に立ちたい。次のHONDAへと繋いで行く。
MADE WITH LOVE