京都にはたくさんの美しいお寺があります、そのお寺の中でも特別に美しいお寺。これは2年前の夏のこと。
泉涌寺(せんにゅうじ)日本で唯一の皇室の菩提寺、御寺(みてら)です。境内の一角から清水が涌きでたことから泉涌寺とされる。戦後までは一般人の立ち入りは出来ませんでした、そういう意味で今も貴重です。
紅葉で人が出る時期の直前、これからの2週間がゆっくりと堪能できます。別院・塔頭(たっちゅう)の雲龍院まで含めてとても美しい。美しいものが美しいです。
全山への入り口、緩やかな坂ですが、ここからかなり歩きます。
境内への入り口、大門(重要文化財)。入ってすぐ左の楊貴妃観音堂のご利益は「美人祈願」日本一美しい観音像という言われからです。
大門から仏殿を望む、あえて正面に据えず右に寄せています、日本的な意識と美意識の根源。
緩やかに下っているのも同様の意図があります。
日本的寺院建築の中でも特別に美しい仏殿(重要文化財)。
何も申し上げることはありません。
松の美しさが際立っています。
別院の雲龍院、「走り大黒天」がおられることで有名で、目の前で見れます。
PHOTO:MWL STORE 御寺泉涌寺、別院雲龍院にて。