ジャン・ロワイエ

京都・南禅寺界隈に居並ぶ、富豪の別荘群の一つ、場所を買い上げ、別荘ヴィラ風に仕上げた、周辺へのデザイン配慮も忘れずに、さぞかし外の景色は満足するものだろう。綺麗に松が手入れされている、京都の植木職人のデザインカットだな。しかも別荘群お抱えの。これ大事なのだ。

少し部屋に対してのソファの大きさが大き過ぎやしないかと思う、フロアランプとリビングテーブルはいい

 

私の興味は別荘の豪壮邸宅ではなくて、ロワイエにある。

 

 
 
 
 

これらモダニズムの秀作はアール・デコを礎に生まれているのは間違いないだろう。ミッドセンチュリーの時代で、ロワイエはアール・デコを見て育った時代背景にあるからだ。それらがさらに60年代の圧倒的なフランス映画などに影響を与える。いずれにせよ、どの時代背景においてもフランスの影響は無視できないものにあって、北欧などのシンプル過ぎるデザインとは一線を画すものであることは間違いないだろう。