投稿日: 1月 01, 2025

ヤンセン三好史織

カテゴリー: 常滑急須展

焼き締めを売りにする常滑産地において、釉薬のかかったモノはさほど多くはない。

その魅力は地肌の白さと釉薬の相性、そして女性らしさを活かしたデザインの作風である。

今年、首都圏の美術館は印象派の作品展が多かった、それらを見ていて私は、いつもヤンセンさんの作品の美しさを思い出していました。テーブルの上で食と共にある姿がとても美しいからであり。伝統を横目で見ながらの自分らしい新たなモノ、それをいつも創出されている作家さんであるように思う。たった一つテーブルにある小さなカップですら、個性を放っています。

これも常滑の懐の深さを感じる作品であります。

とにかく釉薬が美しく表現されています。数はそれぞれ1、2点です。これが全てではありません他にも作品があります。

私が勧める作品・作家

♯199 マグ 3,300円 以下すべて税込
 
♯194 花器 4,950円
 
♯208 7寸皿 6,600円 
 
6寸皿 4,950円
  
 ♯205 6寸皿 4,400円
 
♯204 5寸皿 3,850円
♯198 蓋付き小壺 5,500円
 
♯213 湯冷し 3,300円
 
♯203 湯呑み 3,300円
♯210 銘々皿 2,200円
 
♯209 蓋置き 1,870円
 
♯219 小皿 2,420円
 
♯211 足付きカップ 3,300円
 
テーブル上に無造作においても絵になる佇まいがトータルに宿っています。

投稿日: 1月 01, 2025

山田想作品

カテゴリー: 常滑急須展

常滑急須の保守本流でありながら、他人が歩かない道を行くということを若い頃から標榜し、作陶は自分らしさを追い求めて来られている。

薪窯のさらに登り窯という、今となっては新たな具現がとても難しい環境に身をおいている。それは伝統による。

家系が成せる技ではあるが、それに甘んじてはいないところに想さんの魅力がある。

おじいちゃんが人間国宝、それがどういう意味を持つかも知らない頃から、その現場で育っている。

父というよりもおじいちゃんからその作陶の技術の全てを教えられているという。

やはり、存在する品格においては圧倒的なものを感じてしまう。それが何かは現物を見ていただくしかない。

現代六古窯を代表する人物のお一人であることは間違いない。

やっと40代後半にさしかかろうとしている、これから何十年もかけてさらに趣のある作風になって行かれるのであろう。40代なかば時代の「想」の作品として位置付けておく急須である。

♯326 山田想 常滑急須 55,000円 税込
土、焼け、色、自然釉 焼き物としての羨ましさが全てここにある

投稿日: 12月 31, 2024

三代山田陶山が三日より並びます

カテゴリー: アルチザンな人たち, 常滑急須展, 街物語

かなりのレベルにあるのに、手の届く価格にある。常滑の保守本流の急須。元々建築の仕事をされていた、一級建築士の方であるからか、計算された詳細のおさまりは美しく、小さな大きさのバランスがとてもかわいい、簡単に言ってしまえばそのセンスがとても良いのです。一同にこれだけの数が見ることができます。現物でその美しさに触れてみてください。ただ触れているだけで嬉しくなる急須の世界。全作品が三代山田陶山

いずれも容量は100mlから220ml と小さめです。それが良い。上級煎茶を淹れるのに適しています。

日常に美味しいお茶はいかがですが。知れば知るほど奥深い「茶」の世界

♯178 朱泥後手急須(印籠蓋) 22,000円 以下価格は全て税込
♯176 朱泥 横手急須 14,300円
♯172 藻掛け後手急須 19,800円
♯174 青磁後手急須 27,500円
♯171 藻掛け横手急須 17,600円
♯175 青磁横手急須 19,800円
♯173 青磁後手急須 27,500円
♯177 朱泥後手急須(平蓋) 17,600円
極めて造形は美しく、技術が高い常滑の急須 美は詳細に宿っております。

ここはやはり、宇治の老舗が石臼挽きした抹茶、そして茶葉は北勢地方「水沢」の玉露、さらに南勢地方大台町「栃原」の中蒸しの煎茶を合組、合組していただいているのは茶師十段位にある伊勢茶の老舗の茶師にお願いしています。MWLのオリジナルのこだわり煎茶、「ハイカラ」でいかがでしょうか。

日本の生産品、お茶とシルクが世界へ出て行ったのはこの山下横浜港から、貿易立国の礎の街、深い関係があります。岡倉天心という茶人はこの地で生誕しています。茶と深い関わりがある元町です。それらすべてのリスペクトと共に具現できた美味しい「伊勢のお茶」ハイカラさんが通る。

投稿日: 12月 31, 2024

珠玉の銘品が新春の元町へ集結

カテゴリー: Made With Love, アルチザンな人たち, 私が選ぶスタンダード, 開物成務

なかなか手に入りにくい物が集結しています。ごく一部をご紹介

one and only この時期にここでだけのアイテム群 3日の予約まだ空いています。 

MWL STORE 限定オリジナル 小北條作のヒマラヤン急須のセット 1セットのみ、ヒマラヤ山麓、2000メーターの斜面にある寒暖差や霧とその高い製茶技術で名高い「ジュンチャバリ茶園・月明かりの茶園」に想いを馳せ、月の満ち欠けを象嵌手法で表現したオリジナルの茶器セット。この時期にしか出ません。価格:62,700円 
美しい造形は常に進化し続ける 
God is in The Details  
 さぞかし茶がうまいことよ、ハイカラのお茶をお勧めします
山田想 湯呑み 2個のみ 常滑の保守本流の創造性の頂点
いつものトルコブルーに感ずるものが多い、想さんの作品が、品格を伴って佇む 
中皿と小皿 五寸と三寸ぐらいです 他に急須が一点 写真がまだ撮れていません
 
大澤哲哉作 思わず唸った出来ばえは常滑の懐の深さを感じる、どんどん優れた陶芸家を輩出する常滑、高いクリエイティヴィティがそこに生まれる、指先の芸術
 
山口江太作、手捻りのピラルクが2点、他に作品あり
六古窯の常滑だからこそ生まれた、自由な思想と高い創造性と、技術 街全体が創造性に溢れている 
陽景作
 
他に数点あり なんと山田勇太朗作 若き天才肌の創造性 進化し続ける創作
これは常滑にしか生まれない、陶芸作品であります 茶が美味しくなるは基本です。

持つことに意味がある陶芸家の作品群、この時期の始まりが頂点です。三日のご予約入場をお待ちいたしております。いいものを、あるうちにどうぞ

美術品商・MWL STORE

投稿日: 12月 29, 2024

お正月恒例の常滑・急須作家展

カテゴリー: 常滑急須展

インディペンデントでプリミティヴでクリエイティヴィティ

そういう視点で集まっていただいた急須が一同に会する作品展

出展急須作家さんは総勢20名にのぼります。

来年10年を迎えるMWL史上でも最大にして厳選され絞り切った作品揃えになりました。

ただ数を増やすでなくて、問うは内容です。それがむずかしい。

急須好きに応える作品展です。

ただ集めるだけでなくて、その作品性を重視する視点がMWL STOREです。

清水小北條、清水北條、山田想、磯部x高資、千葉光広、水野博之、甚秋、トノイケモトユキ、大澤哲哉、陽景、藤田徳太、浜坂尚子、山口江太、青木愛佳、谷川仁、前川淳蔵、山田陶山、一ツ松綾乃、ヤンセン三好史織、山田勇太朗

一月三日の初売り、初日の三日のみ予約入場の時間帯があります。詳しくはインスタグラム

本日夜8時予約開始

宗久、話は終わった、茶じゃ、茶を所望じゃ、茶をもてい!