投稿日: 6月 13, 2022

スーツケースな、話。

カテゴリー: DESIGN RESEARCH UNIT / MWL YOKOHAMA
第一世代 これが一番旅に出ましたかね とにかくボコボコになって中のものを守ってくれました。スティッカーはパタゴニアしか貼ってないように….スティッカーならパタゴニア、1980年からですよ。
第二世代 QEⅡに憧れて、コレを、グローブトロッターベルト付き。そしてキャスター付きではあるのですが、空港を歩くと時々ダッチロールをしましてね。歩きにくさも当時のものにはありました。リモワの反動でスティッカーを一切貼らなかったグローブ・トロッターです。ゴーゴーダンサーゴーゴーダンサー

最近使っているのはTUMI 原点帰りです、UAの原宿で30年前に買いましたね、昔のTUMIを、これは現在のです。

第三世代 TUMI すでに3年も前の写真になる。右は背中に背負える、それでローラーと同色でローラーはエキスパンダブル、つまり拡張できる、生地はもちろんバリスティックナイロン 元祖ですからね。

投稿日: 6月 13, 2022

スカ・ブルゾン

カテゴリー: リスペクト
大好きな、グリーンレーベルの二十周年記念の時に企画したスカ・ブルゾン。今時な文字の言葉が並びます。刺繍のデザインなどはサン・アドさんのいつものアートディレクターさんにお願いしました。あれから五年で二十五周年の今年ですね。おめでとうございます。
僕が入った頃は5億ほど、それが22年たったコロナ直前の頃には400億に手が届こうとしていた。80倍、なんということでしょうね、コムデギャルソンが確かそれぐらいだと思います。その当時確か。服そのものももちろんなのですが、ストーリー・ウィーヴィングの位置付けがいかに大事であるかということ、すごいのは単一のブランドでというところ、会社じゃなくて、グリーンの前にはなかった中庸の位置付けで成功したブランドになります。これからはライフサイクルアセスメントの取り組みがとても大事になります。データによりますと、Z世代と60代の人々が特にエシカル消費に対する意識が強いようですね。実動世代の30後半から40、50はそれどころではなくてという現実選択というところでしょうか。しかし造り手が意識して数字をまとめて取り組めば、そうでないエシカルな商品はもっと増えると思いますし、あるべきですよね。もう待ったなしですしね、より良いチョイスとして選んでいただくために、ブランドがどうあるべきかをさらに突き詰めていかねばならない時と言えます。LOVE & PEACE & BE HAPPY
このネームが好きだった。社内でデザインです、いいインハウスのデザイナーさんがいましてね。話し込むと、あ・うんの呼吸で欲しいものをいつも出してくれてました。

投稿日: 6月 12, 2022

私を野点(のだて)につれてってセット

カテゴリー: アルチザンな人たち

煎茶バージョン

アウトドアにバーベキューにキャンプ、「野遊び」全盛の誰でもアウトドア時代があらゆる流行りを席巻中です。ここはお茶で本物の差をつけてかかりましょう。バッグはこれまた本物のナチュラル、軽くて、丈夫で、柔らかい、さらに形が崩れないという完璧主義のマダガスカルの”リンダバッグ”今夏の割り当ても残り少なくなりました。急須は常滑・北龍、茶杯は常滑・千葉光広、真鍮の折敷(おしき)とカトラリーは田中俊介、お湯入れボトルはデザインのキントー、お茶は無農薬:わたらいの新茶で。

急須と茶杯は布や日本てぬぐいなどでしっかり包んで持って行ってくださいね。大事なもの割れないように。でもそこで呑む本格は美味しいし、驚かれることうけあいです。知らんけど。

投稿日: 6月 12, 2022

大きく減りました、実際は。

カテゴリー: Liberal Arts

さらに植林することと、間伐はセットで森林に手を入れる必要がありそうです。そこには新しい需要や雇用、素材や経済の循環がありそうです。四国、中国、東北には豊かな木と森がある日本。地方経済は次世代を創出できうる。ライフサイクルアセスメント・LCA ですね。

投稿日: 6月 12, 2022

WET LEG

カテゴリー: Liberal Arts

どの世代にも次世代はいるわけで、音楽は必ずファッションとともにやってくる。しかもイギリスから、その世代は超えれない。あなたの時代も私の時代もそうだったのです。クラブクアトロでの来年2月ジャパンツアー、すでにソルドアウト。

投稿日: 6月 11, 2022

谷川 仁 緋襷の絞り出し急須

カテゴリー: Liberal Arts

谷川仁の炎を扱う二つ目の手法、それは緋襷(火襷・ひだすき)である。藁(わら)を巻いて焼成する。緋襷のルーツは須恵器(すえき)と呼ばれる焼き物である。古墳時代に朝鮮半島から、日本各地にひろがった。須恵器は「焼き締め」という方法で作られている。釉薬(うわぐすり)を使わず、高い温度で時間をかけて焼き上げることで、粘土が固く締まります。この須恵器から焼き締めの方法の技法が鎌倉時代から室町にかけて日本の六古窯などの各地に伝わっていきました。一見素朴な造形ですが、よく見るとその表情は、実に変化に富んでいます。

この素朴な味の何が美しいのか、私にも謎であった。やはり言葉にするには難しい、頭じゃなくて心、自分で使って心で感じることだと思う。

まるで炎が踊っているような、不思議な模様。釉薬も使わずにどうやって焼くのでしょうか?

それは、窯の中で焼き上げるうちにおこる窯変です。炎の特徴というか、そういうものを知らないと、なかなか窯は焼けない、だから、土と炎の特徴に逆らわずに、助けてもらいながら焼くということにあると言われています。

緋襷(ひだすき)は、焼く前に藁(わら)を器に直接たすきがけに巻き付けている。器を運ぶ時に使った藁を取り忘れてたとことから、偶然に生まれたと考えられています。緋色の模様は、藁に含まれるアルカリ分と、粘土の鉄分が反応して、浮かび上がったもの、まさに、炎の足跡です。

日本人が土を一番感じる、土への郷愁というか、そういうのがある誰にも、郷愁を感じる、土に対して、そういう焼き物が、土と炎により表現されている。六古窯ならではの焼き物であると言えるかもしれません。

長く付き合うこつは、使う前に10分ほど水に漬けること、土の味わいが増すだけでなく、匂いなどが染み込みにくくなる、釉薬を使わない焼き物の特徴でもあります。

焼き上げる技術だけを捉えるのではなく「見立て」である、その安土桃山の頃に京都でしきりに謂われたもの、その精神性で静かに対象を見て、見つけなければ、その類稀な対象物の本質には出会えないと私なら思う、当然の事乍ら、価格などでは全くないのだと谷川さんなら謂いそうなのだが、、、どうだろう。

煎茶は深いのである。

 

急須や茶器は焼き物の中でも最も難しい範疇に入るように思う。「茶」がともなうからだ、煎茶であるが故にである。焼き上げる技術だけではなくて、そこに存在する精神性を問うてきたのが日本人だからだ。本物の茶器を使って飲むお茶を大事に繋げていきたいと思う。茶農家、茶業、陶芸の産地がかかわる世界は楽しい。