投稿日: 1月 07, 2020

青葉台のPAUL

カテゴリー: Liberal Arts

今日は久しぶりの休み。青葉台に用事があり、お茶でもしようとPAULへ、さすがなパンが並んでいました。またおやつにレーズンのパン、アールグレイ。

本日のティータイム 2

そろそろリベラルアーツの話が溜まってきて。本日のテーマは「老舗はいつも新しい」です。PAUL 青葉台の店がすごく良くて。内装が、ショーケースも、商品もすべてがナイス、パリのオテル・ド・ヴィルの店よりもいいかもって思ってしまった。紅茶も美味しいし、パンは言わずもがな。内装を見ていて、どうしてこんな素晴らしい内装ができるのだろうってね、もちろんフランスからの指導はあるでしょうがそうじゃなくて、経営が許可する理解があるのがなんか不思議で、ほとんどの経営は普通そうはしないだろうと、、、思い始めるといつもの研究熱がふつふつ。PAULの展開は日本では製パン業界の二位、敷島製パンが運営されてます。でもこのとてもコストのかかっている投資をよく経営がオッケーしているなぁと考え、これはきっと何かある絶対に、と思い、パンの文化を伝える気風をこのPAULのお店には感じると、接客、陳列、トイレのすごさ、清掃、などがトップランク、なぜなんだろうと、高額品を売る店ではないからこれだけのコストをかけると大変だろうと思った。ずっと調べて見た、そしたら名古屋の人なら常識なのかも知れませんが、敷島製パンはソニーの創業家の一族が起業している関連企業、なんと。大手のパン業界の中でも抜けたセンスを持ち合わせているのはそこかと、合点がいき嬉しくなった。やはり醤油の盛田から食品への並々ならぬこだわりぶり、その15代盛田家の当主はソニーを起業した盛田昭夫、その関係で醤油の盛田はしばらくソニーの筆頭株主だったという。そしてその盛田家の分家の盛田善平さんが起業したのが敷島製パンだったのだ。そう考えると敷島製パンがPAULを日本に持ってきて、世界で最高のパン文化である、フランスのパンをブレることなく、内装やサービス、そして味を正しく伝えて行くのが日本で第二位の製パンをする企業の役割だと思うのも不思議ではないなと思ったのだった。それも盛田家の風土、先取と国際性のソニーを生んだ盛田家が持つ風土だったのだろうと私は思ってしまうのだった。恐るべし敷島製パンと思ってしまったのだった。しかも盛田家の発祥は常滑なのですよ。急須のすぐ近くです。これらすべてPAUL 青葉台店の素晴らしい内装から巡らせた思いなのでした。(すべて敬称略してます)文化を売るには文化を伝える役割がある。優れた経営判断には色んなことを知り尽くした知見の優れた脇役がいつもいる。世代は越えれないからね。それが経営判断というもの、失敗しない。自分を支える懐刀だな。

投稿日: 1月 05, 2020

ご来店御礼。

カテゴリー: お知らせ

二日間に渡る「新春・清水 小北條」展はつつがなく終了いたしました。カタログ掲載アイテムのすべてを完売いたしました。お客さまのご来店に感謝・御礼申し上げます。ありがとうございました。

小北條さんにとっても私どもにとっても、しっかりとお客さまとお話が出来た展示会だと思います。今後の企画展に活かしてまいりたく思っています。

MWL STORE 

投稿日: 1月 05, 2020

再入荷。

カテゴリー: Liberal Arts
左:金の大きい子が再入荷、上絵付けは京焼の伝統工芸士によるもの。残っていた最後で希少性が高いです。右はそのお弟子さんによるもの。(左は完売)
お飾りも新しくなりました。

投稿日: 1月 04, 2020

伊勢・煎茶わたらい

カテゴリー: Made With Love

その発売からたいへん好評価をいただいております。MWL ORIGINALSの「伊勢・煎茶わたらい」伊勢の清流・宮川流域はその源流を大台ヶ原に辿ります。大台ヶ原山周辺は屋久島と並び日本で年間降雨量の最も多い地域、伊勢神宮周辺に流れ込む宮川が清流である根拠となっています。その宮川流域の温暖で水も豊かなエリアで無農薬栽培で育ちます「煎茶 わたらい」さらにその西南は熊野三山に辿りつく紀伊半島・南勢の日本の伝説が多数存在し環境や河川や海岸線に住まれる住民の皆さんの環境を守る環境意識のとても高いエリアになっています。

伊勢茶にこだわるMWL ORIGINALSの理由はここにあります。伊勢・わたらい町、熊野詣でを行いまして自分たちの足でそれを確認してきています。

環境省:近畿地方環境事務所資料による

今回の「清水 小北條展」の急須には、伊勢・わたらい茶の缶入りをセットでお付けさせていただいています。是非、常滑の秀逸なる急須で伊勢の美味しい煎茶の味わいをお試しください。

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投稿日: 1月 03, 2020

「清水 小北條」展

カテゴリー: Made With Love, 開物成務

明日からの企画展に際し、大変僭越ではございますが、また念のためにはの文章にはなりますが、以下の事柄をお約束とさせていただきたくお願い申し上げます。お客様のご理解を何卒よろしくお願い申し上げます。作品はこのブログで掲載させていただきましたカタログの中からの20点ほどでございます。

〈本企画展についてのお願い〉
▷ご購入点数の制限につきまして
多くの皆さまに作品を手にとっていただけるよう、ご購入はお一人さま最大3点までとさせていただきます。
▷店内入店制限につきまして(7坪ほどの小さなお店でございますので)
営業時間は12:00-19:00までとなりますが、混雑状況によっては時間帯により入店人数を調整させていただく場合がございます。
▷作品には限りがあります、本企画展はご購入作品を当日その場でお持ち帰りいただく為、なくなり次第終了とさせていただきます。
▷本企画展のお品物はお電話、メール等でのご注文は承っておりません。
ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力の程どうぞよろしくお願い申し上げます。

急須作家:清水 小北條(北條陶房) フォトグラファー:原田 拳(ART UNION)

投稿日: 1月 02, 2020

「清水 小北條」展

カテゴリー: Made With Love, 開物成務

お茶は楽しいです。煎茶には全国各地の味があり、どこの産地にも、おいしいなぁ!って感じるお茶があります。煎茶、それは日本の大切な食品、うまいなって感じるのが煎茶です。「うまみ」はとても大切な日本の文化、煎茶にしかありません。寿司を食べた後の「上がり」「上がる」はコーヒーでも紅茶でもなくお茶なのであります。おいしいお茶には、お茶の淹れ方も、さらにおいしく淹れることのできる器もあるのです。おいしいお茶をさらにおいしくしてくれる、ここで初めて「美味しい」という字になるのです。

茶農家さんが丁寧に作られた、お茶をゆっくりと開いて、うまみを出してくれる平急須。2020 お茶で行こう。

投稿日: 1月 02, 2020

「清水 小北條」展

カテゴリー: Made With Love, 開物成務

知らない人には同じものがずっと並んでいるようにしか見えないのかも知れない。違う、一つずつ、いっこが生を受けてる、そんな感じ。だから私には一つ一つがイトオシクて。不揃いでいて均一、そんな精度があるのが常滑のもの、だからいい。たくさんの美しいものを見れば見るほど、この産地の特殊性、粒子、いやもっとこまいものからくる土の組成に驚きや敬服という言葉が浮かんでくるのだ。どうしてこういうものに高まってしまっているのだろうって。出来ないよこんなことって。この、手で作っている滑らかで美しい表面でありながらも表面自体に個性がある。陶王子が歩んだとても長い歴史がこれらを創らさせているのだろうかと思っている。

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