本日午前のお花のWS(ワークショップ)の様子です。
テーブルリースです、色・柄がまさに今の季節らしく、そしてやはりセンスがいいですよね。ちいさな紫陽花です、ベリーにハーブも、
大好評でございます。次回は八月に予定しています。
SIT BACK RELAX & ENJOY !
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本日は午前中に「お花のワークショップ」を開催していますため。30分後ずれの12時半からの開店となります。
よろしくお願い申し上げます。
店主敬白
梅雨が明ければ夏になる。
傳(つたえ)の日傘 残り少なくなりました。
陽射しを遮りながらも、さすことにワクワクがあるんです。
逸品ものの日傘。
それは日本の伝統です、台湾でも人気があるんですって。日本人があまり意識しない、日本の良さを見つけていただく。
今年の日傘、自分への一本。
こだわりの日傘姿は、自分が思ってる以上に人には素敵に見えるのですよ。単に陽射しを遮るだけの機能から、情緒的な楽しみさえある時間の共感へ。いくつになっても着物や洋服は素敵で、自分を生き生きとさせるものです。和装にも洋装にも合う一本、あってもいいです。
出会ってください、自分に、きっかけですから日傘は。。。
A TIME FOR CHANGE.
My City by The Bay
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「三漁洞」は私がもう20年近く通うお店です。この秋には御多分に洩れず、渋谷駅周辺の再開発で高層ビルになり、廃業されると女将さんが決められたと、それはもう一年以上も前の話でした。それがやはり残念だから、本当に美味しいから、渋谷駅周辺では私にはピカイチだから…通うのであります。
渋谷駅近く、桜丘のふもと、つまり246沿い。昭和42年に創業だから50年になる。音楽家の福田蘭堂が開いたお店。釣りが好きだったらしく、海釣り、川釣り、岡釣り、三つの漁から来ているという。三つ目の「岡釣り」は野菜とか肉にあてはめれますが、私はシャレだと思っています。そしてビルの地下にあるから洞だと言う、これも洒落ているではないか。父に天才画家のあの青木繁、息子には昭和の稀代なアカデミックコミックバンド、クレージーキャッツのピアニスト・石橋エータローをもつという芸術的系譜の一族は食にも類い稀なセンスを発揮していたのでありました。
石橋エータローさんはクレージーキャッツのメンバーでもありながら料理研究家でもありました。それが今の三漁洞の味にまで進化させた。何でもないメニューに見えるが実は、真似など到底出来ない高みにあるのだ。平凡の中の非凡、LIKE NO OTHER、他にはない。ホタテ貝の殻を使った「蟹と帆立のコーン焼き」は日本一のグラタン、これが食べれなくなると思うと惜しくて仕方ない。そしてそのエータローさん亡き後を継いだのが今もお店を切り盛りされているエータローさんの奥さまだ、つまり女将さんである。いつもの割烹着にオフクロの姿がだぶってならなかった。最初はただ駅に近いというだけで入った、通ううちに、そのうまさの真髄に虜になったのだ。5時から私のような親父たちでいっぱいだ。予約席でいつも満席だ。ホンモノの味とはここ三漁洞のこと。内装は本物であふれ、センスは秀逸、民藝だ。実に惜しい、私は秋まで通い続けるのだ。
私に「商いの道」を無言で提示してくれたお店であり、私には松下翁に匹敵する、ジョブスにもね。
MADE WITH LOVE .
本日の休みを利用して、美術館へ勉強をしに。
神奈川県立近代美術館の葉山へ、横浜元町あたりからだと横横(横浜横須賀道路という剣さんの歌みたいな高速)を使うとベスパの一人のりで40分ほどで着きます、なんと近い。
首都高ヨコヨコってやつです。逗葉・ずよう(逗子・葉山)道路を使うと、もう葉山の中心近くまで行く。
この展示会のダネーゼの展示がずっと気になっていたのですが、忙しくて来れなくて、今週いっぱいまでの期限なので慌てて行ったってところです。
図録が完売して、ない!というありえない状況でしたが、見ごたえたっぷりなムナーリ先生展でした。やっぱり好きですね。
車で行くよりも、晴れた葉山にはベスパGTS250が気持ちいい、葉山の近代建築とよく似合うぜ。
カレーが美味しいし、レストランからの風景も良いですよね。とても気持ちいいです。
今の時期は一色にもサーファーが入れるのかな、なにせ御用邸の松林まで、この辺りで浮かんで見る陸側は格別の景色です。それが葉山。
©️MADEWITHLOVE
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「せともの」という代名詞に代表される陶磁器産地の愛知県瀬戸市、日本六古窯(ろくこよう)のうちの一つ、日本六古窯とは、瀬戸焼、常滑焼、備前焼、信楽焼、丹波立杭焼、越前焼。お城文化、茶文化によりそれぞれの産地背景に庇護された陶芸文化が背景にある陶磁器産地、ほぼ愛知県から岡山県までの中西部日本に集中する、このことからも戦国時代から徳川までの日本人の美意識が最も高まっていた時代に発達した美術文化の産物とも言えます。瀬戸代々の本業陶器づくりを担う窯の一つである一里塚本業窯、その中でもこの馬の目は江戸時代後期に人気のあった絵模様とは思えないほどにモダンな表情を魅せています、それがMWL STOREが選ばせていただいている理由、神経質なまでに作陶される過程の轆轤と絵描き、瀬戸特有の色白な土の背景に乗る黒茶とも言える絵筆の色はどこか北欧のデザインにも通じるモダンさを今になって見出せさせる伝統柄です。歴史の中の美においてかなり稀有なデザインを継承し続ける産地でしか成し得ない製品。日常使いの美、つまり「用の美」が極まっていると私は思っています。人柄が轆轤や絵模様にすぐ反映する陶器、そういう意味では陶主・水野雅之さんの真面目な人柄が出ている馬の目の絵模様であり、轆轤の名手でもあります。今もすべての工程をお一人で完遂されています。一里塚本業窯でなければならなかった「ゆえん」であり、日本人ならば気付かなければならない、現代にも生きる歴史的な創作です。これを使わずして何を使うか。。。
日本各地を訪問して見つけ出す。
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