投稿日: 3月 13, 2018

Steve Jobs

カテゴリー: Liberal Arts

このビデオはスティーヴ・ジョブスです。ナレーションにはワーキングクラスの両親に育ち、大学はドロップアウトしたと、その後のヒーローの姿が際立つような嫌な解説をしています。
スティーヴが類い稀なデザインを生み続けた背景に、BRAUNやBMW、AUDIなどの優れたドイツのプレミアム(プレミアムでなければならなかったようだ)デザインプロダクツの存在に感銘を受けていた時代があったようです。特に彼が成功を決定的にする頃に影響を受けていたのはAUDIやMERCEDESなどの運転席周りのタッチ、イタリアやフランス車の一部にありがちな過剰なデザインではなく、手が触れる所の角のない流れるような、でいて運転する体から丁度いい位置に上質にある、人間工学的デザイン、当たり前なデザインそれらに影響を大きく、毎日それらに乗ることによって受けていたようです。際立つ流麗なデザイン、いまのアップルのデバイスにはその思想が貫かれていますね。
それがアップルは中を開けても美しい、誰も中を見れないのにもかかわらずという思想に行き着いた。それはそこが大事なのではなくてその思想から生まれる全体であるわけで、技術的な妥協を許さない、デザイン的な妥協を許さない信念が結局、顧客に変わり、モノを見抜くそして、目の前にどうです素晴らしいでしょうという提案で人の心を鷲掴みしてきたのでした。

BMWは飛行機作りから始まり、バイク、そして車へときている、車だけを作っているところとは根っこが違うように思う、ホンダにもそれを感じる、機械が人にとってどう正しいか?を常に問うているように思う、だから信頼につながる。スティーヴはある時代このRがとても好きだった。

投稿日: 3月 10, 2018

本日のワークショップより。

カテゴリー: ワークショップ

「日々の生活を大切に、心豊かに暮らす」@les_prairies_atelierasako さんをお招きしてのお花のワークショップの模様です。ご好評をいただき次回も開催することが決定いたしました。詳細は間も無く発表いたします。
日程は4月14日(土)の午前中を予定しています。

始まる前のお花の準備中です。

フランス産のミモザ、フレッシュで楽しむにはお薦めの品種のようです。

オアシスにバランスよくさしていく作業中です。

先生から、まず最初に見本を見せていただけますので、作業もスムーズに進みました。

出来上がった作品です、どうですか春らしいですよね。
春らしい花に触れているだけでも、心がわくわくしてきますと参加者さまからのお声です。
楽しく素敵なワークショップが運営できました。ありがとうございました。

最後、先生にラッピングしていただきました。素敵ですよねー、お花選びのセンスがすごいです。

美しいひと時で、新しい自分に
MY CITY BY THE BAY
石川町のMWL STOREです。

投稿日: 3月 10, 2018

MWL ( MADE WITH LOVE )

カテゴリー: Made With Love

MWL (MADE WITH LOVE) STOREのいわれはIBMのこの本にありました。この本を読んだ2006年の暮れ当時、とても大きな衝撃を受けていました。それ以来ずっとこの本の印象が頭の片隅に常にあって、店を始めるなら3文字の名前にしたいと考えていました。
INTERNATIONAL BUSINESS MACHINESのわかり易い頭どりが強烈に印象されました。この物語とともに、そして普遍的で誰にでもわかるありふれた言葉で綴り、それの頭文字を3文字とりたいと思いました。手作りの原点、私たちは家でのものづくりが好きで、その状況に普通に出てくる言葉 MADE WITH LOVEが私たちの好きな言葉でした、いや、とても好きな言葉でした。ジンジャークッキーやイングリッシュスコーン、レーズンのたっぷり入ったクッキーやケーキやパン、家で作る証はMADE WITH LOVE つまりMWLでした。作った人が美味しいと言ってもらいたくて、一生懸命に作るが基本、それはここにあると気づいたのです。
それをテーマに家から外に出ていろんなモノを見て気づいたのは、親子、夫婦、家族で構成される作り手代々続いているところもあればまだ始まったばかりの1人もいる、でもそれら全てはMADE WITH LOVEでモノづくりをされているではないか、だったのです。そんな先さんとじっくりと相互理解をして無理をせずステップバイステップで身の丈で、始まって行きたい、だったのでございます。

そして店の中に創業の理念としてこのIBMクロックで、石川町で時を刻もうと思い、オレゴン州ポートランドでIBMからライセンスをもらい今も米国で生産されている工場時計を発見し、現地の工場まで訪問してこのお店の時間を刻む時計を一つ買ってきたのです。このクオーツの秒針の動きが素敵で。この時計もやはりこだわりの愛で作られていました、ただのハンコ押したライセンスポンではなく、IBMの創業の頃のモノづくりの意図を忠実に再現している時計。
それは私たちの店の腹になる、根っこになると思ったのでございます。
賢治先生の’雨・風’と共にあるものです。

投稿日: 3月 09, 2018

「ホタル」のワインカップ

カテゴリー: お取り扱い商品

春から夏、白山陶器のホワイトモダニズムが入荷です。MWL STOREの今年春夏のテーマはホワイトモダニズム。

普段使いに適していて、それでいて美しく、デザイン的に自立した特徴があり普遍性もある、手に馴染み、ちょうど良い量、ワインカップ、こういう飲み方があっても良いと思うのです、もちろんワイン以外でも夏・冷たい煎茶(磁器を薄く仕上げています、熱伝導が早いため熱い煎茶には適しておりません)を飲むのにも使えます。もちろんお客様に出しても、おもてなしの気持ちはとても伝わりますねきっと。

おそらく元々の技法は大陸からの影響なのでしょうが、デザインは佐賀や長崎の里山の小川に飛ぶ「蛍」それらの夏の光の印象的な美しさ、それらも発想の原点のひとつだろうと僕は勝手に思っています。九州のホタル。

デザインは白山陶器デザイン室の富永和弘さん、森正洋さんからも直接指導を受けられた今や数少ない人のお一人です。この作品は2012年度のグッドデザイン賞を受賞。これをワインカップとして提案しているところが素敵で、ワインを入れてその薄いホタルの光の部分に映るワインの色が光にかざすととてもロマンティック。飲み物を入れた内側からの模様や光の変化が、安らぎや楽しさを与えてくれ、独特の世界観を演出してくれます。伝統的な技法を現代の感覚に上手く適応させて、高い品質にまとめ、そして求め易い価格で提供できている点も評価されるところ、そこが一番難しいところです。
実はこの作品、ホタルの穴を一個一個を手で開けているのですよ、そして光が透過するのは釉薬の透明感をかけて。一個一個の穴を手であけることがどれだけ大変な事かと、それが完成するとこんなアートになる。僕は基本ここで価格のことを言うことはありません、店頭にお越しいただきたいですし、そこにある物語、お話をお聞きいただきたいからです、それが僕らの周りにいる作り手さんたちの作品を取り扱っている使命、ミッションだからです。縁あって繋がっています、その縁、大事に丁寧にします。品質、デザイン、思想、価格が高い次元である作品(この時の価格が高い低いでいうと低いとなります)バランスの高い作品とも言えます。かなり少ないです世の中に。白山陶器の伝統的な真骨頂です。

Falk Art by Hand
Made With Love
MWL STORE

投稿日: 3月 09, 2018

ホタル

カテゴリー: Liberal Arts

白山陶器のホタルが店頭に並ぶ時に必ず聞きたいとずーっと思っていました。店で聴くじゃなく自分でですよ。
この曲を聴くたびに、初夏から始める、ハクサン・ホタルやるぞって思ってました。1年以上前。
意味がよくわかんないですが、だいたい発想ってのはそんなところにあリマス。

ー闇の途中でやっと気づいた、すぐに消えそで悲しいほどささやかな光ー

投稿日: 3月 09, 2018

マイ ホーム タウン

カテゴリー: Liberal Arts

長らく工事中でありました、石川町駅のリセンヌ小路側の出口、いよいよ、いよいよ明日、オープン。
リセンヌ小路側を使っていた人たちが本当に長く待っていました、この日。

この街で生きていく。

投稿日: 3月 07, 2018

茅ヶ崎・熊澤酒造のレストラン

カテゴリー: Liberal Arts

元町でご商売されているお客さまからご紹介いただきました。
車を走らせ東海道を西へ藤沢で新湘南バイパスへ、横浜から近いものです。
湘南唯一の酒蔵、熊澤酒造が敷地内で営業されていますイタリアン・モキチトラットリアヘ。
相模國随一の寒川神社から、なんとすぐ近くでした。
いい雰囲気です、コノ表情、否が応でも高まるってものです。カフェと日本食そしてイタリアンとあります。

なんとなんと、ランプはぜーんぶ、ルイスポールセンじゃないですかー、正面にあったデカいのが効いてます。

茅ヶ崎物語じゃないですが、えぼし岩。

なんかね唐揚げっぽく見えますが、実はオニオンフライでこれが美味い、噂は本当でした。車でしたのでジンジャーです。

最近どこ行ってもピザといやぁクワトロフォルマッジしか頼んでいませんね、ナポリは縁側デカいんです。

炭焼です、ロブスターテール、ハマグリ、真ん中の大きいのがイカ、そして白身の魚、そしてサラダ盛り、これがまた美味いです。
お酒飲まないとですね、次回は。。。

投稿日: 3月 07, 2018

銀の匙

カテゴリー: Liberal Arts

これいいです。
灘の橋本先生の3年間かけて国語の授業で読み解いた話は有名ですね。

「心は自由であり、どのように動いてもいい」
「寛容さは教養がもたらす」

投稿日: 3月 04, 2018

パリジェンヌ展 時代を映す女性たち

カテゴリー: Liberal Arts

今日行ってきました、パリジェンヌと聞かば行かずにはおれませんね。
第三京浜で行けばあっと言う間に着きます。砧公園に隣接する世田谷美術館のセンスはさすがです。
気がつけば一日を過ごしていました、とても勉強になりました。
図録も良かったです図録デザインのセンスがいい。
ウィメンズファッションを志す人は必ずご覧になられることをお薦めいたします。

ウィリアム・モリス・ハント 「マルグリット」1870年
マルグリットとはフランス語でヒナギクの意味、この絵の少女が手でもてあそぶ帽子にふちどられている花。
実は同名の題の絵をモリスは17年前にパリで描いています、それのこれはボストン版、つまりアメリカで描いた絵
モデルの少女の、当時パリで最先端で流行していた編み込んだおさげ髪や、流行のドレスからパリ、パリジェンヌからの影響がアメリカに常に渡っていたと言うことがうかがい知れます。
この頃からパリ、パリジェンヌは世界のファッションの発信源だったのです。

そして一番驚いた展示、1920年代のジャン・パトゥのドレスの展示、なんと美しいデザインでしょう。
この春夏にあっても不思議ではありません。ローウェストで細くまっすぐなラインは動きやすく、シルクサテンや銀のバックル、ラインストーンもとても魅力的に映りました、後ろのデザインも素晴らしかったです。なんと100年も前のデザインとは到底思えないものですね。

クリストバル・バレンシアガ ワンピースに見えますが実はツーピースのカクテルドレス シルクタフタのモアレ なんと1949年

THE FUTURE IS FEMALE