投稿日: 4月 23, 2017

ウルクストのバッグ

カテゴリー: お取り扱い商品

MWL STORE で年間を通じて定番でお取り扱いさせていただいていますウルクストのバッグに新しい大きさが登場です、今週入荷しました。17SSの新作でSサイズになります、このサイズで欲しいというお声が多く寄せられていました。早速動きがあります。
リネンの良さが全て出ているバッグ、サイズが小さくなり、使い勝手や持った時の体とのトータルバランスデザイン性も高まっています。
リネンの肌あたりも気持ちよく、革の質感も良く、これからの季節にさらに人気のバッグになる事でしょう。
革の色や、長さなど選んでオーダーいただけます。詳しくは店頭にてご確認くださいませ。¥16,632-税込

内ポケットにジッパーがあることも好評価、やはり中の縫製の始末も綺麗に、しっかりとした手作りの証。

投稿日: 4月 20, 2017

おかえり、ツバメ。

カテゴリー: Liberal Arts

2〜3日前に中区でツバメを見つけました、多分第一陣の早い子でしょう。
その動きの速さで間違うことはありません。
古来より、家角に巣作りをして吉兆の兆しとして大事にされてまいりました。
さあ、いよいよ新芽の季節に向かってまいります。

石川町のMWL STOREです。

投稿日: 4月 18, 2017

アンシャンテ・ユーミン

カテゴリー: Liberal Arts

この本は雑誌・フィガロで連載された「アンシャンテ ユーミン」を中心に再編集されたものです。
フランスをテーマにした対談が多いのですが、とにかく面白くて、やはりユーミンはすごいなって。コート・ダジュールのマティス美術館に行った話があるのですが、やはり行くかー、と、私たちも昔マティス美術館に行きました、南仏というかモンテカルロから始まり、それこそセントジェームスのボーダー・バスクシャツのモン・サンミッシェルを経由してパリに入るというバスでフランス縦断ツアーをしたことがあり、フランスには特別な想いがあります。
下の写真は柚木(ゆずき)麻子さんの小説、上の本にお二人の対談があります、この小説「けむたい後輩」は横浜山手の女子大生がテーマになっていて「ドルフィン」でソーダ水を飲むくだりもあって、、、
ユーミンは14歳でデビューしてからずっと第一線で活躍し続けているけれど、若くして天才と言われた女の子のすべてがそうなれたわけではないだろう。そうだ、凡人になってしまった早熟の天才の女の子のを書こうと、柚木さんは思いついたそうです。つまり荒井由実(ドルフィン=海を見ていた午後)の時代になる、どう考えても、早熟の天才の歌詩だったと言える、その高まる感情は二度と人生に訪れない時代の多感さ、このあたりの曲のすべてが。。。とっちらかりましたが、とにかくこのアンシャンテ・ユーミンは面白くさっと読めます。
MWL STOREのあるリセンヌ(フランス語でリセエンヌ・リセ、女学生)小道(こみち)とはその女子大とその付属女子高のいくつかがある山手の丘から石川町の駅までを彼女たちが通り抜ける道として付いた名前、光栄ですねその通りに出させていただいていることが、これも本当にご縁です。

投稿日: 4月 10, 2017

SF ミッションディストリクト 18th ストリート

カテゴリー: Liberal Arts

サンフランシスコにおいても一番ヒップなエリアになったミッションディストリクト、中でも18th Street沿いは歩くのには結構距離はあるが体にはいいので歩きます。
いいストアーによく出会うからです、初めて行った頃やはり歩き続けていて偶然Bi-Riteを見つけて、間口が狭いので見逃すことは多いと思う、パッと見は普通の食品店だから、しかし中に入って商品を見ているとだんだんと驚くそのレベルの高さに、肉や野菜は地元ローカルのものだし食品の提案力や素材利用の提案力が高い、つまり作ることに、グロサリーなどの選んでいるセンスのレベルがハイ。その数年後にはオリジナルで冷蔵庫に並んでいたものを斜め向かいにアイスクリームのストアーとしてスピンアウトし出店した。これがほんとうに美味しい、日本から駆けつけてもいいくらいに、これ以降大資本が真似たアイスクリームのサードウエーブが起こるきっかけになっている。
このBi-Riteはその後フォーブスが選ぶ小さくても優れた会社に選ばれていた、全米である、これはすごい、大きさはほんとうに小さくていつも人が溢れていて、でも商品がどんどん入れ替わっていて新鮮で、店頭はプロの接客や丁寧さで溢れている、アメリカにプロや丁寧など程遠く、量なんだろう?って思う人は多いのだが、ところがである、ここには丁寧があるのだ、かなり驚いたし影響を受けた。
商品の集積がすごい、慌てずにほんとうにいい取引先とだけ付き合って時間をかけて積み上げてきていいる、慌てず焦らず。
自分たちの信念と目を信じてやってきている素晴らしいストアー。
街の民度は食品ストアーに表れる、いい街には良い食品ストアーがある、そういう意味でまだまだできること、今の時代に合った先駆けることはできるのです、まだ日本になくてあったらいいいなはいっぱいあるのです。
ただ言えるのは今の時代の品揃え、編集、表現、接客でならなければならないのであって、それが簡単ではない、たくさんを見ている必要がある、つまり経験だ、何もスーパーの経験でなくていい、いいものを見て食べている経験、芦屋のグラホはそれに近い。ホールフーズさえ質で凌駕するBi-Rite 地元に密着する小さなストアーなのであります。大きいことだけにはすでに意味がない時代だ。小さくてもできることはたくさんある時代だと言えて、そこにいる人たちを幸せにできるかどうかなのだと言えます。
(写真はカーソル&クリックで大きくできるようになりました)

PHOTOS:すべてMWL STORE’S ARCHIVES

投稿日: 4月 08, 2017

ストライプ・ドット・ストライプ

カテゴリー: お取り扱い商品

デザインモリコネクション 森正洋デザインのミニカップ 作陶:白山陶器
2004年森先生がまだご存命の頃に長いインタビューを何度かに渡って行っています。
今になって思うのは、この1960年代にデザインされたミニカップ、そして2002年にこのデザインに、どうしてこのデザインなのですか?ということを聞き逃したなーと今になっても思います。
ホリゾンタルストライプ・ドット・ロンドンストライプ、当時はいつでも会いに行って聞けるからいいか、、、と思っていたりしていました。
これで日本酒がいいんだよなー、デキャンタは硝子でね。
先達の優れたデザインで洒落てみたいのです、この場合硝子はもちろん安土草多を合わせます。
一見遠いものから選んで、想定を超えた組み合わせをテーブルという宇宙に展開するのです。
美味しく酒をいただきたいから、一期を汲み交わす人を大事にもてなしたいココロ。

PHOTOS:MWL STORE

投稿日: 4月 08, 2017

友来る

カテゴリー: Liberal Arts

出雲の陶工の友人が今年も入選しました、と石川町まで訪ねてきていただきました。入選されたことも、律儀に訪ねてきていただけることも、とてもとても嬉しいですね。出雲の次世代を引っ張るリーダーです。


そしていつもお土産にもってきていただけるのがこれ!出雲のチョコレート、ナナイロ
もう、楽しみで、嬉しくて、美味しいを超えています。カカオにこだわりきった、やはり出雲の土壌というか土というか風土というか、そうなるのですね、ものづくりをすると、みんな若いのに素敵です。
いつか出雲と横浜で何かできればいいなと思い始めています。
とにかくぼくらはリスペクト出雲で始まりましたから、ご縁が結んだコトばかり。

http://www.chocolate-nanairo.com

LA CHOCOLATERIE NANAIRO

PHOTOS:MWL STORE

 

投稿日: 4月 01, 2017

新しい期を迎えて

カテゴリー: お知らせ

いつもありがとうございます。
期が変わりました。私たちにとって2期目にあたります、昨年6月にそろそろと船出を行い9ヶ月が経ち1期目が終了しました。
お陰様で少しずつ前に向かえているように感じさせていただいております。
ひとえに日々ご来店下さいますお客様、優れた製品をご提供くださいますお取引先様、仲良くしていただいていますご近所の皆様のお陰でございます、ご縁に感謝申し上げます。
焦らず、慌てず、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、笑顔の精神で、自分たちが思う、思い入れが多大な特別な製品群を少しずつご紹介続けていきたいと期初にあたり再確認させていただいております。
4月から秋にかけてはすでにいろんな計画や製品導入が目白押しです、着実に身につけ身の丈で行ってまいります。まずは4月中旬あたりから始まります、どうぞご期待下さいませ。

石川町 MWL STORE 店主敬白

投稿日: 4月 01, 2017

リーチ・バー

カテゴリー: Liberal Arts

大阪に出張してました三日ほど、大阪駅周辺ってのはすごいですねー
未来都市感が半端ないです、そしてまだまだ開発中で、JR貨物の梅田駅の跡地の広大な土地、何になるんでしょうか、グランフロントの商業施設や阪急やらもう色々とあって、駅前の広さの規模感とか歩道の幅の大きさとか空中庭園のビルがあったりと、ファサードデザイン、ランドスケープデザインってことでは現状全国で一番いいんじゃないかなって、、、大阪復権ってな感じがして、、、びっくりでした。まだこれからですね、そしてアジアからの観光の方の多いことにもびっくり、いつの間に?ってな感じ、大阪梅田はオーバーストアとよく言われているのですが、アジアの観光の方々の旺盛な意欲で、そうでもないかーと感じ始めました。
いやぁ大阪駅にびっくり、未来都市オオサカ。

初日に時間があり、ロイヤルホテル(リーガロイヤル)のリーチ・バーへ行こうということになり。
何度行ってもいいですね。ロイヤルホテルの創業者はアサヒビールの初代社長の山本為三郎。山本為三郎は文化芸術に関心を寄せ、当時の民藝運動のパトロンとなっています。そういう関係もありこのロイヤルホテルの一階に肝いりのバーナード・リーチ監修のリーチ・バーができたわけです、内装はもちろん英国調、しかし家具は日本の”秋田木工”がつくりました、秋田木工も今や大塚家具傘下、だから時代に残れたわけだと言えます、このウィンザーチェアは今も作っています、そういう意味だと大塚家具さんもえらいな、パトロンです優れた文化継承の。リーチ・バーには民藝レジェンドのアーカイブもたっぷりあります。行く価値があります。
たしかこのロイヤルホテルも建て替えの計画があるように、、、なんとしてもリーチ・バーはリノベして部材など再利用しながら残して欲しいものです、山本為三郎の意思が今も残っていますからね、ホテルとして、関西文化芸術の遺産として残して欲しいなと思うのですが、どうでしょうか。

山本為三郎の実家はガラス瓶をこしらえてました。そしてこの三ツ矢サイダー、帝国鉱泉に瓶を納品していました。そして帝国鉱泉の経営権を取得し、やがて朝日麦酒の経営権も、そしてロイヤルホテルを起業しています。日本の民族系高級ホテルの草分け、東のオークラ、西のロイヤルとして、残していってもらいたいものですね。

アサヒビールが三ツ矢サイダーを大事にし続けるのは自分たちのルーツつまり出自だったわけです、東京に出て大きな会社になったアサヒビール、今もそのルーツを忘れられてはいないわけです、いい話。

兵庫県川西市多田というところの鉱泉を使った鉱泉水で起業、三ツ矢の意味は以下の通り、なんで三ツ矢なんだろうとずっと思っていたのですねー、そしてアサヒビールになった。今も大事にされているところがいいですし、文化を大事する姿勢も山本為三郎が残した風土ですね。

そして三ツ矢サイダーと言えば大瀧詠一、三ツ矢サイダーの爽やかなイメージは、大瀧さんから山下達郎さんに引き継がれていくことになる。全然関係ありませんが、大瀧ミュージックを一曲聴くしかありません。