


始まりました。ウチのお店においての一丁目一番地の壁面、最近まではずっと世界でここでしか販売していないピーターラビットの紅茶缶を展示していた壁、オフザウォール 壁紙はなんと私の大好きなウィーン工房のウィーン分離派で活躍したオーストリア人・上野リチさんの超有名な壁紙、リチさんは同じウィーン工房にいた建築家で京都人の上野伊三郎と出会い結婚して京都に移住し活躍。世紀末ウィーンのモダンデザインの感性と、日本の伝統や自然観が融合した、今見ていても古びることのない魅力をウチの店の一丁目一番地に放っています。
そして壁にある什器はイギリスのVITSOE(ヴィッツウ)という 世界ではよく見る、日本では珍しいウォールユニットの棚です。これはドイツのプロダクトデザイナー「ディーター・ラムス」の作品で、ラムスはブラウンという昔は家電メーカーで優れたデザインの製品を多岐に渡り輩出していた会社を優れた企業にした人。オーディオや家電の先駆的リーダーの会社でした。今は美容家電の会社となっています。このモジュールユニットはシンプルで洗練されたデザインで、世界では特に優れた建築家やインテリアデザイナーに人気のある製品です。私を虜にしているのは、その思想のミニマル&クリーンなデザイン特徴で、収納物を際立たせて、空間に美しく溶け込むところです。
右の壁にあるペンキの色はベンジャミン・ムーアという内壁剤塗料です。オーガニックがまだ日本で叫ばれていない頃から、人体と環境にやさしい塗料として、アメリカで成長してきました。ベンジャミンの塗装教室に行って学んで、ウチの店の壁面の塗装は全て私がベンジャミンで行いました。あの塗料独特の鼻を突く匂いも発生せず、刷毛(はけ)跡も発生せず、美しく強い塗装面が可能です。自分で行うということに思いを持って選んだものですベてを構成しています。べンジャミンとは30年ほどま前にインテリアショップのアーティスティック・ディレクターをやっていた頃に見つけて知ったものです。とても優れた塗料として、今や湘南方面にもお店ができて、湘南スタイルの戸建ての家には必須のアイテムです。環境環境と言わない頃から環境してたアメリカの優れた製品です。
寄り道はこれぐらい
で、今回の主役の美濃の産地の陶磁器、特に私の好きな白磁、その茶器たちをこの一丁目一番地に、これまた優れたフランス紅茶、ウチのオリジナルとしてのアナナス・ティと合わせています。
白さが美しく、且つ、デザインにとても優れていて、使用の取り回し性がとても高いもの、を、ずっと探していて到達しているものです。白磁は日本の各産地にございますが、上記、私が言う視点でアウトプットできているブランドさんは多くはありません。そこに価格も載ってくるからです。つまり「中庸のプレミアム」と言う私が構成する思想のトータルでの具現のあるブランドさまの、しかもアナナス・ティは白の茶器、それも香りなどが付かない茶器にこだわり、探しあてたものでございます。この茶器シリーズはほんとうに、アナナス・ティにふさわしい、白さ、を有されておられます。日本製だからこその大きさや、デザインがインテリア内装の中に佇んでも浮くことのない、全体感もあります。往々にして食器だけ見ているといいのだが、内装のキッチンやリビングに置いて見ると、その食器だけが浮いているという感覚を私は目にします。だからこそ日本には日本製のものを持ってくる、作家さんものは言わずもがな、です。美しいということ。
美は詳細に宿るものです。お料理とともに食器は存在します。中庸こそが日本人の美徳な思想だと私は思い、実践を続けています。お洋服とて。。。日本の和的・洋風料理に合う器。これがあるようでなかなか無かったのです。
そしてカレーです、日本人にとってカレーライス(ライス限定)は特別です、とんかつとともに、世界一の味があります。幼い頃から僕には母の作った海老カレーは特別な料理でした。多かれ少なかれ、それはみなさんの心にあるはずです。カレーライスは日本人の魂の食べ物、とんかつとて。。。とんかつに似合う皿もたくさんご用意されていますよ、今回には揃っていませんが、いずれ。
料理とともにある、日常の白磁、モダンデザイン、それが深山さんが作り続けておられる製品です。
私の目利きの目にとまりました。
メイドウィズラブストアー MWL STORE
主役のお料理を引き立たせる器っていうのはそんなにあるものではありません。
しかも日常に使える、多岐の視点から見て、”中庸のプレミアム”であることは。。。
幾つもの優れた視点で、日本人の持つ詳細が丁寧な感覚というのは深山の食器ならではの特徴と秀でたものであると、全国の産地を見てきてそう思います。
作家ものとは自ずから役割が異なっています。使う年代や用途、その中にある「美」を私は求めてきました。
森正洋先生の作品はそのいい例です。それらを知って初めて、深山の良さ、特に優れている部分がわかるというものです。まずはお使いになってください。”中庸のプレミアム”
瑞々(みずみず)は、艶やかな青白磁とうす飴、往昔より普通的に用いられてきた2つの表情を持つうつわです。
昔ながらのほんのりとした青さやカラメルのような飴色の皿や鉢の持つ質感には、和洋どちらの料理にも生える懐の深さを感じます。洋食はもちろん、香ばしい香りの焼き魚や肉料理、煮物などの和食にも調和するようにとの思いを込めて製作されています。
【伝統釉について】
釉薬は細かなガラスの粉が溶けた水です。主に和食器に使われる釉薬はこの成分が多いため、窯の中で焼くときに、溶け流れることでほのかにグラデーションが生まれます。自然な釉薬の流れや濃淡も含めて、やきものの個性としてお楽しみいただければうれしいです。ご理解のほどお願いいたします。
料理があってこその器、器あってこその料理よ、室町の時代から。南北朝、室町、戦国、安土桃山、日本の器は世界でも異例に美しいものよ。歴史を紐解きそれがわかるのだ。美濃の地(血)ってそんなところなのだ。
文化は西から。
日常に美を見出せる視点を持てているか、だ。たくさんを見てきて初めて到達できるというものだ。
と私は、思っている。
本当に優れたものを見い出して行こう。
器も、婦人服もね。MWL STOREにしかない視点。
理論するストアー
高級感と保温性
お洒落とは、いかに自分を大事にしているかの表現であります。特に欧米のお洒落都市をつぶさに見てきた自分はそう思います。季節になれば街にお洒落して繰り出す人たち、シューズもアクセサリーもちょっと持っているバッグなどにもお洒落感ってのは出てしまう。どうして彼女たちがこんなにもお洒落なのか、その住んでいる都市でたくさんのお洒落な先輩人たちを見ているからです。
優れた日常の料理と共にある深山食器店さんの器。優れたモノがたくさんあります。その製品を都会で手に取って、大きさや重さや色、表情で確認できる場所になりたいと思っています。画面だけでは届かないモノはまだまだ多くて、エイやでの購入の少なくとも横浜でのお助けを。。。ま、洋服と同じ、試着しないと何もわからん、です。
カレーは週一で登場するメニューで、とても大事。美味しいからですよ。
私には22歳の時に食べた、大阪堂島地下街にあった「インディアンカレー」ですよ。これが自分では世界一うまい、衝撃だった。まだ日本には今のように外食で美味しいものなど少なかった時代、遥かにね。その時代のこの汗出るけど、ヒーヒー言うけれど始めてだと、でもその後にくる、甘さと美味さは何なんだと、その当時に出会っています。カレーですよ、日本のね。今も変わらんなぁ、人の味覚って恐ろしい。東京の初出店はそんなに古くなくて、東京中央郵便局のビルの隣の地下にありまして、ここはオープンの初日にわざわざ横浜から行きました。ま、勤めは東京でしたけどね当時。嬉しかったけど、初期は理解されずに、人もまばら、今や隔世の感。今もそうですが店長は大阪時代から見かけた男性でしたね。あまり積極的に出店されないのがいいです、そこが好き。ピクルスの美味さは堂島の地下街の頃からですよ、その後三番街に入りましたけどね。いくらでも書き続けれるので寄り道はこれぐらい、とにかくカレーとカレー皿が日本人の魂みたいなもの。とんかつと。
持論として、カレーととんかつはわが国が世界で一番美味しいと思っています。
適当なカレー皿で食していません?あかん、それは美味しさに届かん!
来週金曜日を境にやめましょう。いいものがありますから。どうぞ出会っていただきたい、わずかな投資で大きな食生活の満足や心のゆとりが達成できますよ。店頭に在庫がなくなっても取り寄せますから、うちで現物買いしましょう。手に触れて!説明聞いて、ね。
カレー皿をずっと探していました。なかなかいいものに出会えないと。
それが届くには商品そのものの良さ、と、料理のうまそう感、そして最後が盛り付け。
ここにはそれがある。出会いですよ。洋服と同じ。ファッションなんだなお皿というか陶磁器って。それをわかって欲しい。長〜くこの仕事に携わっていての結論ですよ。
料理あってのお皿、お皿あっての料理ってもんです。大原千鶴の格言ですわ。こちらは同じ、みやま、でも「美山」の人ですわ。
とりあえず以上です。とにかく見にきてください、触れ合ってみてください、直に。まだまだありますからね。
ずっと定番の定番で、どちらにも使えるティーポットとカップやお皿を白磁で探しておりました。
いろんな角度からの視点で見て、ちょうどいいって言うのに、正直出会えてはおりませんでした。
要するに、日常の定番として、サクッと朝や昼の急いでいるような時に出せる、茶器のセット。
ありました。しかもお手入れが簡単、素材も強いです。
上記予定に加えてまだ計画中の展示会がございます。
投稿日: 10月 08, 2025
深山食器店
岐阜県瑞浪市。三市からなる美濃焼産地の中でも磁器、特に白磁の製造に特化したこの地区に深山はあります。
昭和中後期、世界の工場として欧米の洋食器ブランドの依頼に対し上質な白磁の洋食器を供給した時代に培われたものづくりの基礎。
それら受け継いだものを基に、現代の暮らしに寄り添った丁寧な道具としての器を作られています。
創業の頃よりMWL STORE 元町は白磁にこだわっています。深山食器店さまと繋がったきっかけは、金沢で見ていた柳宗理さんの大学での展示で、改めて再度、宗理にガツンとやられていて、ここんところ、白磁だなぁオレのルーツは、、、と思ってしまいました。金沢行くたんびに見ていて、その宗理の食器の一つのシリーズを深山食器店さんが作られていることに辿り着いたわけです。
そこから深山食器店さんを深掘りしていくと、あるわ、あるわの素晴らしさに出会ってしまったわけです。
そしてPOP=UPをお願い申し上げたわけでございます。なんとな。
私はこの深山食器店さんに「中庸のプレミアム」私が推進する思想としての、思想、を久しぶりに企業に見ました。僭越ながら、そう感じてしまいました。ここ何年、それを感じる企業さんに出会えていませんでした。つまり私の琴線にかかる、思想と見え方、創造性と価格を日本製で具現されているところです。
私が、「我が意を得たり」と思ってしまったのも、存外知るべくして導かれて行ったと言っても過言ではございません。私には幸福というのはこういう時間のことでございます。お一人の作家さんだけでなく、ご担当、企業さんからそれを感じている次第です。どうぞ作品展にご来場いただき、優れた作品性の数々をご覧いただき、実際の使用にご購入をお願い申し上げます。
まずはカレー皿から、どんどんUPしていきますから。
Apple Store(直営)に休みを利用して携帯の電池交換に行ってきました。アップルケアに入っているので無償交換の対象となっていました。大きいです購入後の時間の経過を考えますと。
一階の一番いいところにドーンとアップルは入っている。多分売り上げ的にも桁違いに一番だろうと思われる。神奈川県に直営はここにしかない。日吉にはリサーチ施設があり、その関係からかもしれません。外人客が多かった。アップルにとってその黎明期から日本と日本人は特別だろうと思う。彼らが今もそう思っているのかは別にしましてね。日本にはコアなアップルファンがいる私のような、PCはデスクから、ノートも複数からiPad、携帯まで複数台アップル製品を持っているような人は多い。特にデザイン関係の人材にはね、ま、昔からの価値観と言えば、そうかも知れません。
交換の担当者に驚かれた。登録している機種が全て携帯の画面に出てくるわけで、いろんな交換の準備をしていると、すごいですね、全部アップル製品ですね。ありがとうございます。ここまでの方って多くはおられませんよ。。。ま、どや顔だったろう(自分が)、無表情にやり返す。ないもんね、他に選択肢が。。。
いつ行ってもそうだけれども若い人たちスタッフ、今日も完璧であった。そして1時間で交換をやりあげてくれた。なんのストレスもなくて、やはりアップルの直営はすごいな。学びが多くあったので自分にもリマインドした。まだ欲しい機種が3台あった、買い替えの時期が来ているのだけれどね。。。じっくり見てきた。
話はここラゾーナ。この東芝の跡地の開発は大成功だったと言える。自治体の意思も反映されていて特に当時の市長さんである。名前を三井だからと、ららぽーと川崎と押し切ろうとした財閥。当時の市長は強烈に反対した。そんな、どこにでもある名前じゃいやだ、、、ここだけの名前にしてくれと。その紆余曲折からラゾーナ川崎に。ららぽーとじゃなくてよかった。だからこそいいブランドがたくさん一丁目一番地にいる。例がアップルである。その向かいはTESLAだった。なんとな、である。
ラゾーナ川崎は日本の単体モールとしては日本一の売り上げを誇る、全国全てのモールの中でである。仲間のららぽーと船橋よりも売上高が高いというのは驚きだ。Apple Storeの貢献大であろう。ららぽーとの名前だとここまでブランドの集積もできなかったかも知れないし、エンドユーザーのイメージでもららぽーとラゾーナではイメージが違い、モールに行くという感覚も違っているものになっている可能性もある。駐車場2000台も大きい。駅から少し歩きはするが問題のない距離である。駅からも歩ける、しかも東海道線の主要駅であるからこれは強いね。
ここはグリーンレーベルがラゾーナ開業の時から出店している、出店候補地を視察するのにも立ち会っている。だから思いもある。19年も前の話だ、コロナを超えて、成長を続けているグリーンが驚異的に成長するに至った軸、礎になった模範店舗であると言える。財閥も前面に推し出して応援してくれた。推し活だ、昔のね。
魅力的なラゾーナ川崎に、改めて驚いた一日でした。