投稿日: 8月 13, 2024

ヌイグラー通信⑦

カテゴリー: ディレクター私物, ヌイグラー通信
 

habitat ハビタというインテリアショップのくま。ハビタとはテレンス・コンランが1964年に創業した製造小売りのデザインインテリア業態のパイオニアである。イケアよりも高級で中庸なプライスレンジの商品群で、デザインはコンサバとデザインを融合した。全てはデザイナーとそのチームの製品である。ハビタで大成功を納めて1973年にコンラン・ショップという、自らの名前を冠して、より自分の好みに近い、あるいは好みを反映させた、セレクトとオリジナルのインテリアショップを創業している。ハビタはスーパーのセインズベリーに売却されたが思想はコンランが作った思想を踏襲し成功、中庸のプレミアムのオリジナルの位置付けで、自ずから収益も高く、エンドユーザーの支持も高い業態に育った。ハビタは西武と契約し結構早期に日本にも一時出店したが、日本のインテリアの状況が時期尚早で、市場に育たずにすぐに撤退している。堤清二はこの経験をもとにもっとわかりやすい業態として無印良品を西友ストアーから生まれさせ大成功した。セレクトのインテリア業態の難しさがあった。

この子は1995年にピッティ・ウオモという当時はメンズドレス(スーツ)のフィレンツェでの展示会に行った時に、ミラノにあった店で買っている、耳にまだリラのタグがついている、ユーロの導入は1999年だから。ミラノから列車でフィレンツェに入る。もう30年も経っている子。

投稿日: 6月 06, 2023

ヌイグラー通信⑥

カテゴリー: ディレクター私物, ヌイグラー通信
体長は成獣の個体でも60cmほどなのに、毛模様はパンサー系で美しく、しっぽがとても太く実物もそう。それがまた、たまらなく可愛い、ぱっと見はネコ可愛いの頂点にあるが、吠えると怖い猛獣系、広い生態系の頂点の縄張りにほぼ一人住まい、夜に鳴いて縄張りを主張する、その声がまた可愛いい。星野リゾートでは夜に声を聞きに行くツアーがある。ガイドさんの愛情が深い。

投稿日: 5月 01, 2023

ヌイグラー通信⑤

カテゴリー: ヌイグラー通信

今月のヌイグラーはスウェーデンのグスタフスベリの製陶所で作られた、リサ・ラーソンの置物。20年近く前になるでしょうか、この製陶所を訪れた時に記念に買っていたもの。日本人はどういうわけか北欧ものが異常に好きでして、ヨーロッパの各都市を廻ってみても、北欧以外の都市で、北欧ものに出会うということがあまりなかった。当時イタリアにもよく行っていたのですが、まず見ない、家具、陶器、雑貨、含めてね。それがある意味不思議で、ロンドンで少し見かけるぐらいだった。だから日本はやはり特別な北欧好き。ラテン系ではない、北の思想になるのでしょうね。そしてそれらの国にはそれぞれ自国の優れたものがたくさんあるからですね。

とはいえ、リサのかわいいものに対する表現のクリエイティヴィティというのはとても高く、何年経っても愛着がありますね。

 

投稿日: 4月 01, 2023

ヌイグラー通信 ④

カテゴリー: ヌイグラー通信

シアトルには何度か訪れている。もう13年ぐらい前のことだ。スタバの創業店に行こうぜということになり行った。水族館のすぐ近く、観光地にある。シアトルということで本来の目的はREIの本社やフィルソンの本社を訪れたのだが、本格的なアウトドアが日本にも始まろうかというような頃で本物で、どでかいのを見ておこうということだった。今もシアトルのアウトドアはすごい、レベルは異次元ではある。だから日本のアウトドアはまだまだ拡大の余地はある。まだ始まってまもないからだ。

そんなこんなで、シュルツさんが買ったオリジナルのスタバ、この人魚マークや、茶色のエプロンが創業店であることを示している。今はあのグリーンにマウントレーニアの山のマーク、つまりシアトルのシンボルになっている。アメリカで五番目に古い国立公園であり、標高4,392メートル。アウトドアの聖地。

でもこの人魚マークと茶色に親近感を覚えてしまうのだが。ここで飲んだのはもちろん、キャラメルマキアート、ユーガッタメールのそれである。

この子が店内にいて、それは連れて帰らないわけないでしょう、ヌイグラーならばね。

投稿日: 1月 01, 2023

ヌイグラー通信 ①

カテゴリー: ディレクター私物, ヌイグラー通信, 新年のご挨拶。

ヌイグラー通信 創刊号

おめでとうございます。雲一つない山手の丘から新年のご挨拶申し上げます。

何かと今年もお世話になりますが、どうぞよろしくお付き合いのほどをお願い申し上げます。

MWL STORE 店主敬白