

今月のヌイグラーはスウェーデンのグスタフスベリの製陶所で作られた、リサ・ラーソンの置物。20年近く前になるでしょうか、この製陶所を訪れた時に記念に買っていたもの。日本人はどういうわけか北欧ものが異常に好きでして、ヨーロッパの各都市を廻ってみても、北欧以外の都市で、北欧ものに出会うということがあまりなかった。当時イタリアにもよく行っていたのですが、まず見ない、家具、陶器、雑貨、含めてね。それがある意味不思議で、ロンドンで少し見かけるぐらいだった。だから日本はやはり特別な北欧好き。ラテン系ではない、北の思想になるのでしょうね。そしてそれらの国にはそれぞれ自国の優れたものがたくさんあるからですね。
とはいえ、リサのかわいいものに対する表現のクリエイティヴィティというのはとても高く、何年経っても愛着がありますね。
シアトルには何度か訪れている。もう13年ぐらい前のことだ。スタバの創業店に行こうぜということになり行った。水族館のすぐ近く、観光地にある。シアトルということで本来の目的はREIの本社やフィルソンの本社を訪れたのだが、本格的なアウトドアが日本にも始まろうかというような頃で本物で、どでかいのを見ておこうということだった。今もシアトルのアウトドアはすごい、レベルは異次元ではある。だから日本のアウトドアはまだまだ拡大の余地はある。まだ始まってまもないからだ。
そんなこんなで、シュルツさんが買ったオリジナルのスタバ、この人魚マークや、茶色のエプロンが創業店であることを示している。今はあのグリーンにマウントレーニアの山のマーク、つまりシアトルのシンボルになっている。アメリカで五番目に古い国立公園であり、標高4,392メートル。アウトドアの聖地。
でもこの人魚マークと茶色に親近感を覚えてしまうのだが。ここで飲んだのはもちろん、キャラメルマキアート、ユーガッタメールのそれである。
この子が店内にいて、それは連れて帰らないわけないでしょう、ヌイグラーならばね。
ヌイグラー通信 二月号
二月は寒い中にも春を感じさせる日々が入り込む。
今年も、はや一月が過ぎていきました。暖かくなる前から動き始めてみましょう。
MWL STORE ヌイグラー担当店主
ヌイグラー通信 創刊号
おめでとうございます。雲一つない山手の丘から新年のご挨拶申し上げます。
何かと今年もお世話になりますが、どうぞよろしくお付き合いのほどをお願い申し上げます。
MWL STORE 店主敬白