投稿日: 9月 03, 2020

釉薬美:マイケル・テイラー

カテゴリー: お取り扱い商品

日本の陶芸ではなかなか見れない、色の美、掛けわけているわけだが、色使いが際立つ、よりアーティスティックになる。ロクロ使いとむつかしい釉薬の色出しと薪(まき・木材)窯での何年もの「炎と釉薬」のハーモニー経験によって少しづつ少しづつ到達できるかも知れないぐらいの芸術領域、あまり知られていないがマイケル・テイラーの釉薬遣いは美しい、西欧の人にしか出せない色がある。使うというよりも飾るという感覚が近い。ブラウンの瞳とブルーの瞳では映る色が違うのかも知れない。それらは全て窯の周辺にある自然背景からインスピレーションされた色、グレイジーズの美を日本に紹介したい。イギリスで作陶、見て知っていただきたい。器の美。

Art For All

投稿日: 8月 29, 2020

マリンデイ神戸

カテゴリー: お取り扱い商品

企画者でデザイナー、オーナーであるYUJIくんとは30年ほど前になるのですかね、芦屋で出会った。その頃は感覚が尖っていましてね、合う度に長く色んなこと話しましたけど、ほんと研ぎ澄まされていて、こだわり切るところは容赦なかったな。覚えてるかなYUJIくん。このうちの店でお取り扱いをさせていただく時も、僕が偶然、他のお店で見つけていて、もう何年も見ていたのですよ、いいなって、でもずっとシーズンを追いかけて見続けていて、あるときにやはりいいなぁ、これはやはりうちが取り扱うに相応しいバッグだ、連絡してみるか、、、ということになり、連絡とって見たらYUJIくんだったわけで、知らなかったのですよ、お互いもう何年もすれ違ってしまい。そしたらそのメールでわかったのです、えええ、マジで、、、ということになり、そしたらわかるわー、このカバンの良さが、できるだろうって、その昔の当時から服もカバンもやっていて、こだわりすぎていたものねって、さらに経験積んで出てきているものは、誰が作っているのかも知らないのに、僕を魅了・感動させていたのです、何も知らないままにです、素晴らしいねって。それが声をかけさせていただき、お取引をお願いしたいきさつですね。今はとても喜んでいます、僕は。また一緒に本当にセンス良い人と仕事ができていることがですね。詳細に詰まっているのですよ、30年以上のこの業界での経験からしても、品質、デザイン、時代性、そして価格、健康な嗜好などがね。バランスの五適に値する。日本で作るバッグで、非凡な才能が見て取れるマリンデイ。やはりお洒落な神戸らしくて、それは豊な横浜で知っていただくべきものであるとね思っているわけです。

投稿日: 8月 03, 2020

Pillivuyt

カテゴリー: お取り扱い商品

お気に入りのオービエのプレート、料理が主役で表情も作れます。大きさも16.5 、21 、26.5 cm と揃っています。MWLのオンラインショップで買えます。白磁にこだわりたい、まず基本から。スペシャリストたちがおすすめするピリヴィッツ。フランス製 美味しいをもう一段上げて行こう。

投稿日: 8月 02, 2020

陶泉窯展 期間延長です。

カテゴリー: お取り扱い商品

清水焼の陶泉窯展はご好評により、夏休み前の来週月曜日(祭日)まで継続させていただきます。全体像が見れるうちに、是非リマインドしておいて下さいませ。全体が見れることにより、類まれなる創作と京都ならではの造りを感じていただけると思います。

インディゴデニムのような表情を魅せます。
京都の野菜シリーズ、単品から集めることできます。楽しみになります。

宗達、光悦、光琳、織部が歩いたであろう、同じ街並みにクリエイティブが残る。その環境で創られるものが今もあるということを、八坂さんから清水寺、五条まで、たかだか一条下がるだけなのに、その左右の歴史の見事さはどうだろう。東大路をずっと歩いて見つけた、五条坂の陶泉窯。そしてその東大路通は九条まで続き、河井寛次郎舘、やがて東福寺、泉涌寺に辿り着く。

投稿日: 7月 28, 2020

日本の大事なものを教えてくれる。

カテゴリー: Liberal Arts, お取り扱い商品, 開物成務

いよいよ余す所も少なくなってきました清水・陶泉窯展、いろんなことを思いながら、今回もこの企画に望んだわけですが、MWL(MADE WITH LOVE)のお店でたくさん並んで見た時に改めて思ったこともありました。それは、どんな時にも大事にしなきゃいけない日本の心です。いろんなことがあって失われていくものは多い、でもそんな中だからこそ大事にしなきゃいけないもの、瞬間やタイミング、時節、季節、それらを迎える設(しつらえ)というものを。日本人は特にそれらを昔から大事にしてきたのではなかったのかということでした。

忘れちゃいけない、日本の心
海老と鯛、本当の意味を。新しい年、時に祈念するということ、海老は長寿、鯛は福の神、型くずれしない身の形の見事さが祝い事にふさわしい。
ゆずは核がすべて揃って成長し、大小不同がない。作物がゆずのように一斉に実ってほしいという、豊作を祈る気持ちを表しています。
芽を出すことを願う、家族の誰かがそういうタイミングを迎えるなら、それを「話」にまず食べてもらおう。大地から芽を出す。
対にになっている貝殻でなければぴったりと合わないという、添い遂げる願い
薄桃色の部分は「めでたさ」や魔除、白色の部分は神聖さを意味して
大事なことを司ることに使われるものを、手で、大事に丁寧に京都で創り続けている。
心がこもる

使う意味、持つ意味があるものを少しづつ揃えていくこと。清水焼・陶泉窯:おせち三寸皿揃い 20,000円

投稿日: 7月 22, 2020

晩夏から秋のぶどう柄

カテゴリー: お取り扱い商品
陶泉窯の特徴、ぶどうの部分の盛絵具、立体感が出て、白場との関係が、より絵画のようであります。
五山ぶどう茶碗大と小があって、夫婦茶碗にもなります。
五山の稜線と繊細な曲線と白場のバランスが美しい。
中にも外にも装飾を施す、空白とのバランスがいのち
どこか品格が漂う形状と絵柄ですね。
ぶどうの部分は盛絵具の手法、膨らんでいます。陶泉窯ならではの絶妙なバランス感覚
熟練のたまもの、女性らしい曲線とも言えるのではと。。。清水焼
中も外も魅力的
写真よりも現物がもっと美しいです。ひとたび、この魅力に気づいてしまうと魅了されてしまう。
さぞかし美味しい紅茶が飲めることでしょう。フレーバーティー、ハーブティーに良いですね。客人に褒められるきっと。自分が嬉しいか。。
僕はこのぶどうの柄が好きで、初めて見た時から一目惚れしています。和でも洋でも、ってところが、だから煎茶でも紅茶でも。
座りがかわいくないですか?ドッシリとして。
清水の創作
これも実物が見事ですよ。ぶどうの盛絵具の表情とつぶつぶ感がいいです。少し大きめの花器です。アーティスティック。
伝統産業でしか創れない表情がある。日本の良さは加えることだけでない、引き算の美学。やり過ぎない、盛りすぎない、つまり白場の美学。それは全てのことに言えるし、古来、人はこういう創作を見て、いろんな思想、戦略、経営の手本にしてきている、日本特有の白場の生かし。私は京都・清水焼にそれを見る。下絵付けだから出る表情がいい。

投稿日: 7月 20, 2020

傳の日傘

カテゴリー: お取り扱い商品

今年はソーシャルディスタンスを保つためにも、洒落た日傘が効果的です。モダンプリントとか刺繍とかが多い中で、うちは注染です、圧倒的に日本な。柄も骨も。取手もこだわりの竹。残りはこれだけ、どれも一本入魂で選んできたものですから、思い入れがあります。17,000円(税別) 

良い柄ですよ。傘にもアートを。
傳の夏、日本の夏
いさぎ良い黒であります。

浴衣縫ふ 母の手元の 針光る

投稿日: 7月 19, 2020

高山寺画酒器

カテゴリー: お取り扱い商品
徳利 二合 しっかりとした大きさで存在感がとてもあります。
首元から続く、くびれのやさしく特徴的な曲線美 左上に描かれるのは虎ではなくて猫。
これでおもてなしは嬉しいでしょう、あなたのことが大事ですよと言っているようなものだとも。
陶泉窯さんの特徴として、絵がかわいいのです、詳細が、やはり女性が描くやさしさがありますね。絵の理解と創造性の高さ故にだと思われます。他にないですね。遊びですかね、京都人の。
植物とか、静物の描写ではなくて、生きたもの
しかも擬人化して描くこと、これは詳細の先の部分の表現でやさしくもこわくもなって行きます。難しいと思います。なぜ価値があるのかと言えばそこですね。そしてそれを創るのが清水の老舗であるということ。
兎が揃うセットした時のバランスがいいですね。
鳥獣戯画、甲巻の中でも特に人気の高い、兎の部分。それが揃います。