投稿日: 2月 14, 2022

小北條 黒蓋 横手 焼き締め 160ml

カテゴリー: アルチザンな人たち

美しい急須のディテールを見ていると惚れ惚れとしてしまいます。静かに見入って、手でさわり、その仕上げの匠の緻密な表情がうっとりとさせる。これほど、そういう風にまで感じさせる陶器はまずない。煎茶の道具だから余計にそう思う、これで美味しいお茶が出てくるのだから。他の飲み物にはない、常滑の土と形が到達した世界、それもそんなに昔でもない、近代である。大陸から渡ってきて、知多半島の土に出会ってしまった、陶王子である。オンラインショップ

美しい急須

キレの口
ロクロの筋 木星のようだ
黒蓋の表情がいい
愛着のある逸品、そんなに出会えるものではないのだ、この時期の時代の小北條として。
ルーララ 宇宙の風にのる
stand by me Kyusu
指先の芸術、急須の世界

投稿日: 2月 13, 2022

きみと食べたい

カテゴリー: アルチザンな人たち, 和魂洋才

久しぶりにとても気持ちのいいドキュメンタリーを見た。とてもいい、話を引き出す視点とか、内容、単なる食レポなどではなくて、ポパイの時に感じていた平野さんの類稀な部分がいかんなく発揮されている。NHKは素晴らしい才能の番組を始めたものだ、この人は何十年に一人の逸材ですからね。太鼓判!

今回のは26日までオンデマンドで見れます。有料ですが。ま、当然ですが、世の中にただのものなんてない。一見タダに見えてもどこかでかならず取られていますから。ハイ 優れた語りとエッセイです。

もともとはポパイの連載エッセイだった、それがまとまった小さな冊子付録で発行されて、右のもの、それがまた好評で本として出版された、今も好評です。とにかくロイヤルホスト愛は素晴らしい、斜に見られがちなロイヤルホストの神髄を捉えている文章が、的を得たりです。私も同じようにずっと思っていましたから、本質を見れる人には、ロイヤルホストは正しく見れるのです。なんでも先入観から入るのはやめておこう。特に年齢いくとね、みんなそうなるからなぁ。若い才能は素晴らしい。

投稿日: 2月 13, 2022

尾池 豪 展は次の金曜から。

カテゴリー: アルチザンな人たち

ディテールや詳細にこだわる尾池さんの作品、それは建築家でもあることのこだわりだと思っています。木工製品は多々ありますが、やはり独特のものがあります、大都会で考える木のあり方、しかも建築家であることなど、多様な考えの思考から生まれている深い製品、ずっと尾池さんの作品に触れ合うたびにそう思っています。金・土は予約システムからの予約お願いします。是非よくご覧になってみて下さい。他とは異なります。都会を感じる木工ですね。

投稿日: 2月 10, 2022

春らしく

カテゴリー: アルチザンな人たち

すべて、今の白山にいる人たちが手で描いています。森さんの創造したデザインが今も。美しく日常に強い、波佐見を代表する「平型めし茶碗」、春らしいピンクをそろえています。さくらのピンク色ですよね、現物の色はもっとかわいらしくて、気持ちが高揚します。一つ一つを今でも手描きとはすごいなぁ。

凸凹してる感じがまたいいのです。
あらためて、森デザイン
これが春らしいかな。色がいいです。毎日のごはんの時間が楽しくなりますよ。それは間違いないです。テーブルが明るくなりますから、一人で食べていてもね。
これね、絵はグレーなのですよ、ピンクにグレーって相性がいい色合わせです、服でもよく使います。
表も裏も加飾する器って、それも手描きでね、あまりないですよ。それがまだこの価格で存在するって、白山さんの努力のたまものです。やはりなんだかんだ言っても、森さんの意思を継承されているのです。
このアーティスティックな茶碗、それもシリーズの大作の中の一つですから、俯瞰の目でみると、出来たその当時の思想の正しさがわかります。私はそれにとても影響を受けて、本まで出しました、まだこの尊さに誰も気づかれていなかった時代にです。手前みそではありますが。アートとは本来、こういう手が届くものがあってこそだと思うのです、陶器である前にアートである、毎日の食卓がね、もっともっとたくさんの人人に普通の、人人(ひとびと)に気づいていただきたいものです。私はその使命に駆られています。いろんな優れた作家さんをピンで追いかけるのはその人が持つ、本人すらも気づいてはいない、類まれな芸術性に長い経験、芸術を見てきた視点から私が気づいてしまっているものが、初見の頃からある人達です。創る人がいて、それをまた類稀なことばで表現できる人がいる、そしてその作品は初めて、陽の目を見ることになるのです。正しい認識のね。それにはたくさんを見てきて、自分が買ってきた、使っている事実がいるものです。だから誰にでも出来ることではないのです。 
年中扱うアイテムとしての「平型めし茶碗」特に僕が好きな色と柄の展開だけを厳選し選んでいます。「これ」だ!と、ピンクは春だからと言わず年中好きで、僕は毎日食べているのはピンクの茶碗です。ネイビーは言わずもがなのトラッドマインド、白はシンプルの極致、それも絵柄と色の相性を見ています。デザインという陶器、創作というどこにでもあるものじゃなくて、それをずっと絵を描いておられる方がいるという、やはり多摩美術大学からの伝統を受け継ぐ、デザインとしての完成された美術があります。そして使い易い。平凡なる非凡の代表、永遠の中庸です。

投稿日: 2月 07, 2022

ジョン・リーチ

カテゴリー: アルチザンな人たち

ポットはオンラインショップに一つ上げました。バーナード倣いの末裔のお弟子さんたちのマグも後ほどあげていきます。ジョン(孫)じゃなくて本人バーナードの意思を引き継いだ窯のことです。ジョンは薪にこだわったから、もっとプリミティヴにね。これはジョン。

写真の椅子はアーコールです。ロイズアンティークスが取り扱っていたものを4脚、このお店が始まる1年も前にアーコールのテーブルとセットで購入したもの、アーコールから始まった、とにかくイギリスが好きでね。それからですよ。

このテーブルはPFSのイギリスっぽいオークのテーブル、これはもっと前の15年ぐらい前かなぁ、いいテーブルはずっと使えますよ。

 

蓋はとても滑り落ちそうなので、店では紐をつけています。とても貴重なものだから、一つ一つが。
ロイズが保証する焼印が誇らしく、とてもしっかりとリビルドされた椅子になっています。毎日座っていますが、どうもありません。さすがロイズのアンティークスはすごい。みなとみらいにあった頃に購入しています。しょっちゅう行っていた頃がありました。その後銀三の新館のインテリアにもありましたけどね、今もあるのかなぁ。あっ、ありますね。一番行くのはキラー通りのロイズですけどね。前はアクタスだしね。一番好きな通り。
おとぎの郷のような表情を魅せる、ジョンのポッタリー、人柄が偲ばれます。高いクリエイティビティ。

投稿日: 2月 02, 2022

春がきた。

カテゴリー: お知らせ, アルチザンな人たち

京都府舞鶴のMUDDYマデイさんのお二人の作品が入荷しました。春らしい、「遥」かな表情にあふれていますね。やはり素敵です。ことしの秋は2年ぶりの展示会年にもあたります。春らしく一歩ずつ、確実に前に向かいましょう。店頭は明日から発売、時節柄オンラインショップも本日遅くからの予定で準備中で随時アップしてまいります。(時節柄・店頭とオンラインの併売になります、売り切れの折はご容赦くださいませ。また恐縮ですが電話での在庫などのお問い合わせもご容赦くださいませ、店頭での電話対応は出来かねております。どうかご了承くださいませ。)

また、店頭がオープンしている日の午前11時頃より午後20時頃までは、オンラインショップのMUDDY作品は一旦オフラインとさせていただきます。20時以降再開いたします。(両方で同時購入の未然防止のためです)何かとご不自由をおかけはいたしますが、ご了承をお願いいたします。

私たちMWLが京都ものを扱い始めたきっかけはマデイさんとの出会いからでした。私どもとして、とても思い入れのある窯元さんです。自家製レンガ窯、薪で焼成、それが作品に表れています。

投稿日: 2月 02, 2022

常滑焼伝統工芸士・清水北條さんの南蛮焼き

カテゴリー: アルチザンな人たち, 開物成務
清水北條の南蛮焼き:文・デザイン・写真 百々 徹(MWL STORE 店主)
北條 朱泥 南蛮急須 木箱入り 容量:170cc ¥66,000-(税込)時節柄、MWL オンラインショップでもご購入いただけます。
南蛮焼き特有の表情を魅せる急須、常滑ならではであり、稀有 伝統産業を脈々と繋ぐ作品であり常滑の矜持を示している。
黒い斑点は鉄分が焼成されたもの、お茶を美味しくさせる常滑の要素。北條 南蛮急須 木箱入り 容量:230cc ¥55,000 (税込)時節柄、MWL オンラインショップでもご購入いただけます。
逸品中の逸品なつらを魅せる、名工の作。
その口先はキレである。

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