投稿日: 2月 24, 2021

陶磁器デザイナーのパイオニア

カテゴリー: リスペクト

森 正洋さんにスポットをあてた展示会をやっていますね。森 正洋さんが目指した「現代の日常の器」最近はそのほとんどを家で過ごす食事。僕はその都度に使う「平型めし茶碗」を手にするにつけ、やはり茶碗はこれだなぁと思います。無印の仕事が始まったよって、楽しそうに笑っていた先生が懐かしいです。うちにとって白山陶器が永遠である理由です。今もまだ無印のベーシックとしてやっているのかなぁ。。。この当時はまだ、洋服とライフスタイルとか陶器とかに結びつけるところはまだ無くて、しばらくしてからですねこの後たくさん出たのは。無印が森さんに白羽の矢を立てた時は、へぇー無印もやるねぇって思ったもの。ムフフ 佐賀の三陶人の一人です。多摩美はすごいな、ユーミンもそうだしね。それぞれ(ユーミンの音楽含む)「余白の美」がうまい卒業生たちですね。森先生がユーミンのパイセンだったってのがすごいね。

瀬戸では大きくない展示みたいで、他のも含めて見にいきたかったけど、間に合わないね。。。

投稿日: 2月 10, 2021

今週のプレイリスト

カテゴリー: リスペクト, 和魂洋才

デビュー50周年を迎え、国内外からその評価が改めて高まる、日本音楽界の至宝、細野晴臣。一昨年(2019年)開催され、大好評を博したアメリカでの単独公演が、細野晴臣ソロ作品初のライブアルバムとしてリリース!

収録音源全て、細野晴臣自身によるMIXと、さらにはマスタリングも細野自身による作品。ツアーは2019年5月28・29日、ニューヨークはGramercy Theatre にて2公演、および、6月3日、ロスアンジェルスのMayan Theaterで開催。 NY公演ではアンコールに矢野顕子がゲスト参加し「相合傘」を、また、LA公演では ゲストにMac DeMarcoが参加し「Honey Moon」を細野、バンドとともに演奏するなど、サプライズも含め大盛況のステージとなった。

音楽活動50年

投稿日: 10月 04, 2020

農家自慢のお米

カテゴリー: アルチザンな人たち, リスペクト

さっき、栗ご飯炊きました。村山朋子(MUDDY)さんの父上で私のぱいせん 京都・綾部の白雲窯 村山光生ぱいせんの窯元の前の田んぼで収穫された米でございます。朝からどんぶりおかわりしてしまいましたわ。

お米の旨さよ、丹波ですからね。栗は熊本の利平栗を選んだ。これがほっくほっくで美味いなぁ。鬼皮が硬いが渋皮は剥きやすいのが特徴。鬼皮が味の決め手かもね。
器はもちろん服部克哉さんですよ。自然な釉薬かかり、さすが村山式の焼窯。
薪窯が故に出る釉薬の表情、今となっては貴重。舞鶴だからこそ。
利平をたっぷりと
正真正銘のぱいせん家前の丹波米、旨いに決っとる。
使ったのこのリーチの塩、これだけ

投稿日: 9月 27, 2020

元町・フランス料理

カテゴリー: アルチザンな人たち, リスペクト

MWLがお世話にもなっています。ラ・バンリュー アトリエ サイトウさんへ。これぞ元町。もう最初から最後までびっくりのコースでございました。すべてが三十年の知見の味の積み重ねですね。私が何か申し上げるのもおこがましいです。素晴らしい!味わったことのない美味しさでした。

いい感じです。
人参のムースとコンソメジェリー
かぼちゃとウニですよ、これも季節を感じました。
フォアグラのポワレとイチジク 絶妙
すずき、うろこやき、ぱりぱりと美味しく。下に敷いた栗のリゾットが季節を…
メインの鴨 夏鴨の低温焼きトリュフソース ソースに歴史が。。。なんとも申し上げようがございません。
タルトショコラ!キャラメルと黒胡椒!アイス、そして熱々なチョコレート。んんんやばい。
クールダウン

器、盛りつけ、しつらえ、これぞ元町。幸せなひとときでした、ありがとうございました。器とその盛りつけが素晴らしい!デザインですね。ワイン選びも素晴らしい。

投稿日: 9月 26, 2020

SIR TERENCE CONRAN

カテゴリー: リスペクト

コンランさんを想い出す。

僕の持っている膨大な資料の中からコンランさんの一コマを。。。

2012年の1月の、わざわざこれのために行ったロンドン。すでにこの時にテムズ川沿いの、今のデザインミュージアムでない前のデザインミュージアムがあった、その当時のものです。僕は彼の仕事の中でも特にhabitatの仕事が好きだった、今のhabitatとはかなり違う。なんとも言いようがないが膨大すぎて、この展示から想像してもらうしかないが、とにかく素晴らしかった、その仕事がありHealsやThe Conran Shopで華開くことになるのだが。。。

情報に無料なものはないと最近思う。

初代デザインミュージアムにて。
コンラン時代のハビタ
バーレー
コンラン・レストランのそれぞれの椅子、あらゆるものが完璧だ。
彼が持っていた六つの顔
アントレプレナーつまり起業家、この形容が一番ふさわしいように思う、何もなかったものから生んだ人、ゼロから1を生める、数少ない人、この後はスティーヴ・ジョブスになる。その後はまだいない。
人間の一番の幸福、それは食べることである。と私は思う。一番最後まで残る欲だ。
利益を生んで循環するためにはメーカーになることだ、利(理)は素(元)にあり。
これも大事、偉大な教育者であるということ、ただそばにいるだけで。
小売であること、最も学べるからだ、マーケットから顧客から。
そして一番大事なのがデザインが優れているということだ。だからデザインミュージアムを建てた。全てはデザインから始まる。

投稿日: 9月 25, 2020

井ノ倉さんのお抹茶がスタート。

カテゴリー: アルチザンな人たち, リスペクト

ティーファーム井ノ倉さんのお抹茶の生産がスタートしました。光栄にもMWLでもお取り扱いさせていただくことになりました。さすがの味に仕上がっています。美味しい、体にも良い、お抹茶。

奈良・月ヶ瀬で十三代も続く。伝統と革新を実践されている、進化する老舗。
なんと美しい缶、その名も「深碧」ぺきとはみどりを言い表します。しんぺき
本日夕方から店頭に並びます。ティーファーム井ノ倉さん渾身の一作。品種:さえみどり 容量:30g 価格:3000円(税別)
写真は全てティファーム井ノ倉さんのインスタグラムからの引用

MWL としてもお抹茶のお取り扱いは初めてです。それが井ノ倉さまのスタートと重なったのはとても喜ばしいことでございます。お抹茶の文化や催事・WSなど含めて、これからはさらに「日本の茶文化」をご紹介してまいります。MWL STORE 店主敬白

投稿日: 9月 22, 2020

森 正洋展 ご来場御礼。

カテゴリー: お知らせ, リスペクト, 和魂洋才, 私が選ぶスタンダード, 街物語, 開物成務

いつも大変ありがとうございます。この現況下、足元の悪い時期にたくさんの方々のご来場を賜りまして、誠にありがとうございます。お陰さまをもちまして、今年も森 正洋展をつつがなく終了させていただきました。ひとえにご来場のお客さまに御礼申し上げます。

MWL STORE 店主敬白

投稿日: 9月 21, 2020

Sir Terence Conran

カテゴリー: リスペクト

セント・マーチンズのテキスタイル科を卒業しています。彼のテキスタイルのセンスの良さの由縁です。habitat と Heals そしてThe Conran Shopをも創業させている。60年代を席巻したマリークワントという化粧品の初期デザインは彼の手による。64年にはhabitatを創業する、IKEAのカウンターカルチャー的、家具インテリア製品のアフォーダブルでハイデザインのSPAという事業モデル、これは一見シンプルには見えるが、それを指摘するのは、見る側の無知であり、その優れたデザイン性と価格のこなれ具合は他にないビジネスモデルであった。少なくともその真っ只中にいた私はそう思っていた。その証拠にその後の今もhabitatは残っている(今はイギリスの4大スーパーの一つセインズベリーの傘下にある)、そして家具インテリアのハイブランドセレクトショップ、Heals も立ち上げた。今もグループとして成功しているのはレストラン事業へ出たこと、彼がロンドンの食を、それ以前までのライフスタイルを、変えさせたと言って過言でない。

やさしい容貌からはテディ・ベアーやパディントンとも呼ばれたが、どっこい、晩年まで生粋のパワービジネスマンであった。
コンランさん、マーガレット ・ハウエルさん 、ポール・スミスさん。この3名の方々が英国デザインとライフスタイル、そしてとりわけ何もデザインの思想などほぼ無かったに等しい、当時日本に与えた影響は大きく、他のどの国の個人においても、これほど影響力の大きい人たちはいない。立憲君主国家の模範として日本が尊敬をし続ける英国との深い絆の証ですね。

投稿日: 9月 10, 2020

平形めし茶碗展・好評開催中。

カテゴリー: リスペクト, 私が選ぶスタンダード

とても美しいピンクから始まる、この美しいピンクをあの時代によく出せたもの、今の時代にこそふさわしい先進性のあるデザイン、模様は今も一つ一つの手作り、転写にせずその工程を残す、森デザインの素晴らしさ。グッドデザイン賞の常連、森正洋の世界。うちに何個あってもいいですよね、デザイン違いを集めていきましょう、今年はこれって。(まだありますので順次追加のアップをしてまいります、ここにあるのは全て店頭在庫あります。)

投稿日: 9月 05, 2020

デザインモリコネクション展 開催中

カテゴリー: リスペクト, 私が選ぶスタンダード

黒に生かされる、モダニズムジャポネ。お茶碗の中側の装飾を意識することなどはあまりないと思う。食べれればいいという、あるいはあまりに日常なので意識していない、来なかった。でも、お茶碗を意識すると、ご飯の美味しさが変わる。お米の銘柄と産地を選ぶように、味覚と視覚の関係というのでしょうか。器の中でも最も大事な主食の器ですから。まずここ、スタンダードじゃないですか。

いろんな文献で森正洋を解釈しても、到達するのはモダンであったということ、和の要素にどれだけそれをバランスさせるかが到達点であったように思う。だからグッドデザイン賞の選定メンバーも選ぶのだろう。ロングライフデザインとよく言うけど、まずはデザインの良さから始まりますから。その基礎となる学びがやはり盤石だったから、生まれたデザインということ。