この使い方はいずれやりたい、うちの売り場は未だプロセスだから、商品も、変わり続ける。終わりなく変わり続ける。量産とデザインとサステインの接点、ヴィッゥ。
6月 13, 2023
この使い方はいずれやりたい、うちの売り場は未だプロセスだから、商品も、変わり続ける。終わりなく変わり続ける。量産とデザインとサステインの接点、ヴィッゥ。
イーストエンドのショーディッチ・ハイ・ハイストリートにあるレストラン Lyle’s London
ロンドンにおける根城だったACE HOTELのすぐ近くにあって、Lyle’s に初めて行ったのは2018年だったように思う。このあたりは若くて、活気に溢れ、レベルの高い内容の料理を出すところが多く、ロンドンの料理がうまいという一つの時代を作り始めたところと言える。
ロンドンのACEはコロナの影響を受けて一旦廃業している、多分そう長くない時期に再出店するだろうと思われる
これはLyle’s のThe Guest Series というシェフを詔勅するプログラムの一つ、私たちで言う個展ですね。優れたシェフはアーティスト、優れた人は人柄にも魅力がある。私たちはクリエイター側のディレクター。誰を何月に招聘して、優れた店頭を作り続ける脈絡のあるディレクションが大事で、個人作家さんであり、はたまたブランドさんですね。それは誰にでもできることでは当然ないので。don’t worry don’t hurry take it easyの精神でね。
で、Lyle’s この6月7日、8日はMARIE VICTORINE MANOAさんで、ご覧のように料理がとても美しい、若く美しい料理人です。
Lyle’sは優れた、世界の50のレストランに選ばれています。
世界を注視していよう。
MWL STORE CREATIVE
私は図案を制作するに当って、
自然の花鳥を見てもその形のみに止らずして、その香り、日光、風の動き等の感じをも取入れて想像し、創作いたします。例えばすみれを描く場合に、すみれの香水を嗅ぐ事によって、すみれの花束を見つつ描くよりもよりよい暗示を得ます。花にしても、盛りの最中よりも、歯とか、散り際とか、散ったあと等の方がより深い暗示を与えます。単なる写実ではなく幻想し、創作するということが重要な事です。
「欧州図案家の生活」『眞美』9巻2号、買美會、1932年6月
上野リチ、左。右は旦那さん、夫の上野伊三郎、ホフマン派の建築家、ウィーン工房で出会い、意気投合、やがて結婚。リチさんは京都で晩年を過ごし生涯を終えている。とにかく二人ともお洒落である、アウトプットがいい。この当時にこんな格好ができるのだから。伊三郎はブルーノ・タウトによる「日本美の再発見」の鍵を握る人物でもあった。宮大工の家に生まれた造形派の生粋の京都人。伊三郎はリチの最大最高の理解者であり支援者であった。
上野リチ・リックス
ずいぶん昔のことですが、私がまだ W・W・(ウィーナア・ウェルク・シテッテ)[註:ウィーン工房]に居た頃ドイツ旅行の際に有名なワイマールのバウハウスに校長グロピウスを訪ねたことがあります。通された彼の室のカミーン[註:暖炉のこと]にフト目をやると何と私の作品の陶器が飾ってあるではありませんか。
“それは私の作ですが”と云うと
“そうでしたか、ライプチッヒのメッセで見かけて気に入ったので、W・W・の売店で求めたのです” とのことでした。当時、私はバウハウスは私共のW・W・とは全然違った傾向にあると考えて居たので、彼が w.w.の私の作品を愛玩して居るのを見ると意外でもあり、うれしくも思いました。良い面白いものは何でも好き嫌いしないという彼のやり方がここにも表われて居ると思います。
昨年ウィーンに居た時受取った主人からの手紙に、グロピウスが日本に来ていろいろ助言を与えられるとあったので、友人達はグロピウスが日本の立派な伝統芸術を近代化するのを見ることが出来るのは羨ましい次第だと大騒ぎをしましたし、恩師ホフマンも”それは素晴らしいことだ”と伝って居られました。
6月中旬に日本へ帰りまして、お目にかかった印象はゴシック時代のバウフェッテの老マイスターと広う感じでありました。
彼が中世紀に生きて居たらきっとゴシックの大伽藍のマイスターとして[建]築や形刻を可さどった事でしょう。
“日本はどうです”と尋ねたら
“私は寝られない程興奮しました、バウハウスで始めたノルム、正確な仕事、等々のあらゆるものは日本では昔からちゃんと出来て居たので、”と答えた。
グロビウス会編「グロピウスと日本文化」国社、1956年、139-140頁
※巻末の「執筆者紹介」にリチの名前は掲載されていない。
過去何度も通った、サロ-ネ。自分の原点、ウィットマン。なんともまあ素敵展示なのだ。ウィーン分離派の仕事。インテリアライフスタイルは奥深い。
ASI Reisenは中欧の国オーストリア、チロル地方の旅行会社である。決して、ありがちな今時なITやDXの長者の会社ではない。
そうなのだ、「ウィーン分離派」の末裔の国なのだ。だからデザインの時代対応のセンスが傑出していて理解が高い。
本社の新社屋建設にあたり、ノルウェーの設計事務所「スノヘッタ」にデザインを依頼した。 スノヘッタとASI Reisenのスタッフは自然と人間の共生を主なインスピレーションの源と、デザインコンセプトを共同で開発した。
木造のこのオフィスビルは、環境フットプリントを最小限に抑えるように設計されている。オフィス空間は開放的で、特注のWorks 昇降式デスクが導入されている。設計事務所「スノヘッタ」はデスクの色にこだわり、マッシュルームと呼ばれるアースカラーを採用した。またオープンスペースのオフィスにダイナミックな動きをもたらすため、デスクのサイズは160 x 78 cmと特注サイズの180 x 78 cmを組み合わ導入している。
各々のデスクには、特注色ブラックのワイヤースクリーンの他、吸音効果がありプライバシーを保護するフェルトカバー、ペンや小物に最適な引き出しがアクセサリーとして取り付けられている。
仕事をする空間、日本は決定的に遅れている。これは何もお金をかけている事例ではない。詳細を見ていても極端に高いものを使っているわけでもない。センスとデザインとその思想の産物と言える、それが日本にはない。
いい仕事をしよう。人生は仕事で出来ているから。だからその空間は大事なのだ。
日本の新しい時代に向かって、「新しい都市と仕事の空間」を創ろうではないか、諸君!
コア・バリューとストーリーを生かした経営を、小さな時から行うのだ。
永年、携わっていたブランドだからどうしても季節の立ち上げの時期の表現や商品は気になります。みなとみらいマークイズの中庸ゾーンのフロアの核となるブランドです。つまり無くてはならないもの。ルミネとて同じです、このブランドを核として脇を支えるブランド群で構成されるファッション主体の商業施設の上層フロア、いわゆるこれら商業施設にとっての商いの要の主戦場。今年もいい感じで立ち上がりました。