Bartabasのジンガロの「Battuta」が8年前に木場で行った公演を当時見に行きました。その創造性のオリジナルに言いようがない感動を当時覚えました。パリで乗り換え中になぜか思い出し、もう一度見たいと思う唯一のライヴ、ウェディングドレスと白馬の美しさは今でも焼き付いています。
6月 25, 2017
Bartabasのジンガロの「Battuta」が8年前に木場で行った公演を当時見に行きました。その創造性のオリジナルに言いようがない感動を当時覚えました。パリで乗り換え中になぜか思い出し、もう一度見たいと思う唯一のライヴ、ウェディングドレスと白馬の美しさは今でも焼き付いています。
最も好きな画家「ピカソ」スペインで生まれ育ち、その芸術をパリで完成させた人。
そのピカソ美術館にインスピレーションとクリエィティビティをいただきに。何度見ても素晴らしいその創造性に圧倒されるのみ。
ピカソ美術館のエリアにはイケてるバールが多数存在していまして、いい美術館の周りにはいいバールとレストランが、、、つまり民度であります、器の入口の表情からして、美味しそうなのであります。
ここも本来ピカソ美術館のすぐ横にあるお店が本店なのですが、バルセロナ、飯のメインタイムは9時から始まるのですが、いい店は皆さん知っていて7時半にはすでに満席であります。で、店のオーナーに2店舗目のバールがここにあって同じ内容の料理出してるから行ってみてと言われてきたのがここTAPEO BAR おっしゃるとおり料理のメニューTAPASが今回のバルセロナの中でも一番、出張も終わりにさしかかり打ち上げには最適の美味い店でありました。是非。
この横向いているお兄さんのレコメンがどれも素晴らしくてプロでした、店が綺麗、隅々までテーブルの上、床、鏡、トイレ、どこもピカピカ、世界共通の繁盛店の常識です。お店を愛しているというか、マジです、商いに。
モッツアレラが絶品、BARのしかけではございません。
当然どんぐりしか食べていないイベリコハモンも食べるわけで素晴らしい、素晴らし過ぎて写真を撮り忘れていました、これはビーフ、うまいオリーブオイルでソテーされて中はレアで旨みのコラボが上手い。安くて美味いバルセロナ、ピカソエリア。
で彼がレコメンドした、店で一番高いワイン30ユーロ(それでも)これがうまかったー、スペインワインはこれだけうまいかーと。価格とレベルのギャップ。
LCCを使ったので深夜12時過ぎて到着です。
何度見ても美しい空港やはり世界一。
アーティスティックさでピカイチ。
スペインは人口で日本の半分、GDPで4分の1、なのに街はどう見ても日本より豊に見える、人も。美しいものもいっぱい。日本も考えないといけません、次の世代が豊かさを享受できるように。
↓ 空港のサイン一つとっても日本のようにまとまりのないわかりにくいデザインの悪いものではない、ヨーロッパの空港が総体的にそうであるが。
フォント、大きさであります、日本のはだいたいバラバラでしかも小さい、気づいたら真下にいたりする、高速の表示もそう。
VWのスペインブランド「セアト」デザインのいい広告を打っています。これもまたデザインのセンス、世代が代わっても日本のデザインは引き継がれてしまっていて、
もっとインターナショナル視点で優れているものが出てこなければ。
すみません、決してえらそうでなくて、俯瞰の目で見たときの日本の現状を憂えてしまうのです。
やはり紅茶好きでしてね、ダージリン急行のダージリンティー。
休みを利用して勉強させていただいています。
そしてこのアフタヌーンティーのセットが。さすがですハロッズ、美味しい、器も設(しつら)えも。
パリもロンドンも紅茶のスタイルが素敵ですよね。サンドイッチ、スコーン、スィーツのお約束。
23才の頃にオックスフォードにホームステイしていたことがあって、週末はいつもロンドンへ遊びにきていました。
パディントン駅ですね、パディントンベアの銅像がある、ペルーから来たのです、パディは。
ほんでもって、フォートナム&メイソンやハロッズでアフタヌーンティーをしていた記憶が身にしみていまして、
コーヒーよりも断然紅茶なんです。
「MUDDY 真泥」にて
先日の舞鶴に伺った時のこと。
やはり、自分の窯で薪を使って窯を定期的に焼成するということに意味があります。今やそれができる環境はどんどん少なくってきてほぼ無理と言える状況です。マディさんの小さな窯は村山さんのお父さんが指導され作られています。小さいが故に小回りが効いて生産性も高い、「薪と焼き」にこだわる現代の在り方だと言えて、生産性と効率とクリエイティブを高い次元に持って行く術だとも思えますね。知恵の集大成であり、聞けばいろんな効率が良く成るべく考えられています。
小さくて燃焼効率が良くて、燃やす素材が自然体で調達できるのなら理想のようなことではないでしょうか、そして土も(服部克哉さんの作品)この舞鶴から近くの土を使うということ、地元で全て完結できる素晴らしさが作品に与える影響は少なくないと思う。創作するに理想的な環境だと思えるのです、だからいいものが出てくる、都会だといろんなことがあるから、暮らしと創作の高い次元での両立は正直簡単ではないだろうと思ってしまいます。
何よりも豊かな自然が周りにあって、インスピレーションの源の四季が、自然が動物が、雨や雪が、それらに繋がるのではないでしょうか、そうだきっとそう思う。
下は白が美しい佇まいを魅せる服部克哉さんの作品
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「白雲窯」にて
マディさんから車で15分ほど行ったところ。
「とも!五本くべといて、両方な 」私たちに作品を見せていただくために窯のそばを離れる時でした。
その少年のような後姿に返事はない、あ、うん、の呼吸でありました、本当に小さな頃から窯炊きが体に染み込んでいるというのはこういうことを言うのでしょう、ずっと父のそばでやっていることを見て育ってきた、陶芸は生きることそのものなのです。これは「腹おち」しているな、と思った瞬間でした。
マディの奥様である村山朋子さんのご両親もまた陶芸家でありました。左はお父さんです、村山光生さん「白雲窯」の窯元であります。右は娘の村山朋子さん。村山光生さんの作品は京都・河原町の民藝店の老舗「やまと民芸店」には作品が常に並んでいます。ずっと昔からのお付き合いですと、おっしゃっておられました。私たちも京都に行った時は必ず立ち寄る「やまと民芸店」さん、でもその村山光生さんと村山朋子さんとは繋がらなかった、自分たちの中で、それがなんと親子であることを後で知ることになりました。
私たちにとっても初めての経験でありました窯焼きの現場
ここにあるもので創るということ
里山の美しい風景
PHOTOS:MWL STORE 、やまと民芸店アーカイブスより引用