投稿日: 5月 06, 2017

錦・高倉屋の紅二十日大根

カテゴリー: Liberal Arts

港南台・高島屋さんにて購入、通年の取り扱いのアイテムなのかは不明。商品としては7月まである。
高倉屋さんの店主はバッキー井上、こだわりがないはずがない。
港南台・高島屋さんは静かに買い物できて、いつも隅々まで見ていると掘り出すいいものがいっぱい、この店の維持は大変だろうなと思うのです、少量でこだわった生鮮を年中、賞味期限内で届け続けること、大変ですよ。なんでもそうですが、鮮度を出し続けるというのが小売商いの基本で、使命でございます。
高倉屋さんだけでも届かないわけで、消費者と生産者の間にあるこだわった小売があって、生産者のこだわりのこもった製品は消費地・消費者に届く、その売り場の維持は大変なのです、ネットだけでも届かない、生産者がこだわればこだわるほど、face to faceの小売の重要性は増す、持論であります。
本当にお世話になっています、ありがとうございますです。ずっとあって欲しい港南台・高島屋さん。

Made With Love

投稿日: 5月 04, 2017

Kewpie

カテゴリー: Liberal Arts

昨日のこと、渋谷に用事があり出かけていましたら、なんかやたらとカッコいいビルを発見、なんだなんだ、アメリカのIT系の企業なのかなと目を凝らしているとビルの上部にKewpieの文字を発見、おおお、すごい、キユーピーか、さすがだなと、もう、ある場所とかそのたち姿っていうか、思わず写真撮ってしまいました。キユーピー株式会社は自分の中のリスペクト企業の上位にある、一桁だ。 製品とその宣伝のうまさ、そして製品から全てのリアリティの高さとデザインやクリエイティブを高い次元で調和させ、他にないインターナショナルな見え方をしていて、これからの企業の立ち位置を示していると思われるからで、つまり、これなら世界で戦えるはずだ、です。
その製品の素晴らしさをここで綴ることはありませんが、こういう本社ビルを建て、関連会社を含めてインテグレートしてコーポレートガバナンスを強化している、素晴らしい先行事例となります。今の時代にあらゆる部分におけるデザインの重要性を示唆しているとも言えると私は思ってしまうのです。

なんと美しいビルなのでしょう、天井内の小梁をなくすことのできるプレビーム梁の採用で天井高を確保し、柱のない自由なレイアウトを可能にしています、これからの日本を代表する新しい価値観の風格とアイデンティティを有していますね。そしてなんと免震構造です、耐震でなく、東京には不可欠な要素、2016年グッドデザイン賞。   渋谷区渋谷1丁目、1丁目にこだわっています。

良いブランドを作り、消費社会に貢献し、収益を上げてそこで働く従業員の安全にも還元する、その終わりなき循環。
それは企業の風土に基づく、土作り、人づくりなのであります。

PHOTO:MWL STORE

PHOTOS:三菱地所設計より引用

キユーピーのユは大文字、デザインのバランスと見た目の良さで大文字にしているそうです。上のこれはマヨネーズ発売以来続ける新聞の小広告、今も続く、現在は月に一回、給料明けの日曜日の地方版に掲載されている。継続すると力になり、ブランドへの安心感になる広告の重要性であります。

https://youtu.be/Ji-Rnaa-jYs

土作りは、人づくり。
石川町 Made With Love STORE

投稿日: 5月 02, 2017

夏も近づく八十八夜

カテゴリー: Liberal Arts

新茶の季節「八十八夜の別れ霜」と言う言葉があります。この日以降はもう霜は降りないという言い伝えで、全国の茶生産農家さまは一年のピークを象徴する日でもあります。茶摘みの始まり、産地により前後はしますがこの時期であります。
日本茶には様々な魅力がありますが、特に私をとりこにさせるのは煎茶が持つ独特な渋みでありました。それと共に日本茶独特の旨味もあり、この旨味というのがくせものであって、くせものという表現が正しいかは別にして、知らずに過ごしている人がどれほど多いかと感じるこの頃であります、もったいない、淹れ方が全てであります。世界の飲み物の中でも大変特徴的な存在であって、淹れ方によって味を調整できるのも煎茶でありまして、同じ茶の葉を使っていても、甘いも、渋いも、旨いもある飲料はそうはないのであります。
日本茶ならではの話、品種や生産者さまの作り方によって香りと味が変わり、在来のお茶などもある、旨味の味を知らない人がいても、、、不思議でないのであります、生産家が丹精に思いを込めたものを丁寧にお取り扱いさせていただき味を知る一助になればと、、、
下旬には揃ってまいります、またご案内させていただきます。

投稿日: 4月 30, 2017

ツタエノヒガサ 一本挿

カテゴリー: Liberal Arts

ツタエノヒガサ 三段の折りたたみ式もあります。

日傘に思いがあるのは、
高2の頃の話。踏切で電車の通過を待っている向こう側、梅雨の晴れ間の頃だった、日傘に着物にサングラスのそれも端っこが上がってるサングラスの派手な人がいるなぁってぼんやり遠目に思っていた、渡る時に、あぁおふくろ、、何、どこ行くの?って自分が聞く、あなたの学校、進路相談と、おふくろ、えっあっそう、と自分はトーンが下がり、すれ違う。
やけにその情景が焼き付いていて、なんか派手だな、、そう記憶に残った。
そういやぁ何本も日傘を持っていたよなぁという記憶も。だからかどうだか、女性に日傘ってのはいいなぁって思うのです。

PHOTOS:MWL STORE

 

投稿日: 4月 20, 2017

おかえり、ツバメ。

カテゴリー: Liberal Arts

2〜3日前に中区でツバメを見つけました、多分第一陣の早い子でしょう。
その動きの速さで間違うことはありません。
古来より、家角に巣作りをして吉兆の兆しとして大事にされてまいりました。
さあ、いよいよ新芽の季節に向かってまいります。

石川町のMWL STOREです。

投稿日: 4月 18, 2017

アンシャンテ・ユーミン

カテゴリー: Liberal Arts

この本は雑誌・フィガロで連載された「アンシャンテ ユーミン」を中心に再編集されたものです。
フランスをテーマにした対談が多いのですが、とにかく面白くて、やはりユーミンはすごいなって。コート・ダジュールのマティス美術館に行った話があるのですが、やはり行くかー、と、私たちも昔マティス美術館に行きました、南仏というかモンテカルロから始まり、それこそセントジェームスのボーダー・バスクシャツのモン・サンミッシェルを経由してパリに入るというバスでフランス縦断ツアーをしたことがあり、フランスには特別な想いがあります。
下の写真は柚木(ゆずき)麻子さんの小説、上の本にお二人の対談があります、この小説「けむたい後輩」は横浜山手の女子大生がテーマになっていて「ドルフィン」でソーダ水を飲むくだりもあって、、、
ユーミンは14歳でデビューしてからずっと第一線で活躍し続けているけれど、若くして天才と言われた女の子のすべてがそうなれたわけではないだろう。そうだ、凡人になってしまった早熟の天才の女の子のを書こうと、柚木さんは思いついたそうです。つまり荒井由実(ドルフィン=海を見ていた午後)の時代になる、どう考えても、早熟の天才の歌詩だったと言える、その高まる感情は二度と人生に訪れない時代の多感さ、このあたりの曲のすべてが。。。とっちらかりましたが、とにかくこのアンシャンテ・ユーミンは面白くさっと読めます。
MWL STOREのあるリセンヌ(フランス語でリセエンヌ・リセ、女学生)小道(こみち)とはその女子大とその付属女子高のいくつかがある山手の丘から石川町の駅までを彼女たちが通り抜ける道として付いた名前、光栄ですねその通りに出させていただいていることが、これも本当にご縁です。