投稿日: 10月 07, 2020

ワークウエア

カテゴリー: Liberal Arts
シュイナード・イクイップメンツの初代カタログ、この日本風の絵は初代パタゴニアとしての通販カタログに引き継がれることになる、その当時から米国以外で販売されていたのは日本だけだったろう、カナダはあったかも知れないが国境線が地続きの国なのでね。無論現物の見れないカタログ通販ファックスだ。パソコンすら無いね。そんな時代は想像出来ないだろう。そんな時代に関内に通販をサポートするオフイスがあった。そこから日本のパタゴニアはスタートしている。過去の情報で知っているんじゃなくて、実際に関内に電話して通販のサポートを受け続けていたから何度も、だから覚えている。クオリティに対する考えや、社会に対するアティチュードつまり姿勢は今と変わらない、いやもっとピュアだった。やはり原点が一番素晴らしい。ディズニーの話じゃないけれど、パタゴニアにとっても日本は特別な国なのだよ。今や世界中に販売して、軍服も作ってますけどね。シュイナードお父さん、元気で留守がいい。

本日は定休日です。が、パタのワークウエアを着用、以前サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ手前の丘にある、パタゴニアストアSFで購入した。ワークウエアの日本での展開がまだ未定だった頃。

大事な商品を検品する時などに意識を持って着用するエプロンだ。今日は人気作家さんの貴重な追加が入荷する日、今か今かと待ってます。大事な作品は、私自ら検品し、水拭きし、その後乾拭きする。いい人と出会いなよとココロを込めています。

日本のパタゴニアは関内から始まった。
パタゴニア伝説のバックポケ・デザイン、ちょこっと工具などが入る。エプロンと共地。上の写真の色に近いね。まだ来ない。
このロッククライミングショーツとしてのスタートがバックポケデザイン、短いのが特徴だった初期
そして長いのが出る。
そしてこれにつながる3年前のワークウエアの立ち上げ、ここにはやはりこのバックポケデザインを踏襲した。ヘンプで。彼らにとってヘンプの素材は必須だった。40年経ったけどね。
patagoniaがやるからには新しいワークのデザインがある。
使う人の視点に立ってる、同じような考えで大成功している会社ありますね日本に。アメリカにはワークなんてゴマンとありますから、そもそもアメカジはアイビー以外はワークがオリジンなんで、最も尊敬されているのはシアトルのフィルソン、「made in ここ」にこだわって、店の裏に工場が今もある。企画、生産、販売、雇用、が地元という最も尊敬されている企業ですよ。とにかく視察に行ってびっくりしたなぁ。パタゴニア以外でも尊敬される例がいくつもあるアメリカですから。でもパタゴニアがいいのはデザインなんだな、もちろん服、そして企業デザインがいい、ロゴじゃないですよ。
価格がね、現地では安いのですよ、アフォーダブルな価格。品質、素材、デザイン、着て、うけとる満足や人からの目、という総合的な衣料としてのブランド価値を考えて、安いということです。そんな服はあまりない。
ワークウエアのカタログの表紙、パタゴニアがやるとこうなります。

やっぱり服はいいなぁ。新しい服を買いましょうよ。

投稿日: 10月 07, 2020

ko’da style

カテゴリー: Liberal Arts

昨日のお供はお気に入りのコウダスタイルのショルダーバッグ、ネイビー。

実際はもっとネイビー、良い色でしょ。
このカタチ、よく出来ているのです。

投稿日: 10月 06, 2020

九つ井(ここのついど)

カテゴリー: Liberal Arts
九つ井(ここのついど、井でいどと読ませる)さん。 大体、T-SITEに行くのとセットだったからもう何年も来てなかった。また進化してる、進化する老舗、進化したら老舗。この設(しつらえ)の「客人をもてなす」を、理解するのに何年もかかる。料亭じゃないんだから、一杯の蕎麦で、である。このあたり豊富な水が出るらしい、そこからだ。
無作為のバランスがあるなぁ。
これ凄くないですか、ウツクシイ、踏むのを躊躇するなぁ。。。
陶房を持っておられて、教室(WS)などされている、つまりアート系、硝子もやっておられるというところがすごいな、必須ですからね、陶器だけじゃテーブルアートは成り立たない事実があるからな。硝子はとても重要なのだ。通路に敷き詰められたタイルというか焼き物は明らかに思想があって創られているし、そのための窯を創られたのだと思うのです。
無くても良いようなネタなのだけれど、強烈に効いているなぁ。
いつもここでいただくのは鴨ネギ、鴨の火の通りが絶妙ですねいつも、硬すぎない、大体火が入りすぎて硬くなってしまっているところが多いので。全ての盛り付けのデザインが美しい、香物の切ったサイズとか盛る方向の置き方、入れる器とのサイズ感とか、そして蕎麦の盛り付けも、美味しそうにしか見えないから。もちろんネギの火の通り、関東にしたら少し臼(うす)い出汁とかも、やはり美学がある、大人の世界だな。
こう見えてもタラバの天ぷら、塩が美味しいですね、抹茶塩。全ての食材に鮮度を感じる、調理した後もだ。総合的に決して高くない、そこなんだな、価格を大きく上回る価値がある、接客から始まる全てに、ただ一杯のそばに入っただけでもである。プロの仕事だな。LIKE NO OTHER

横浜の誇り。

投稿日: 10月 06, 2020

湘南 T-SITE

カテゴリー: Liberal Arts

茅ヶ崎の1番目に訪ねる目的のお店さんが臨時休業で、2番目に予定していたT-SITEさんすごい久しぶりに行きました。MWLを始めるまでの5~6年前まではしょっちゅう行っていたのですが、MWLのお店を開けたらいけなくなってしまい、久しかったのです。3割ぐらいインショップの変更があったようですね、でもより良いリアルフィットな感じになっていました。

あらためて30代から40代の前半が主たるゾーンの設定ですね。
学大にオープンされた一号店も2014頃でしたか、伺っていましたね。この湘南T-SITE店は品揃えが素晴らしいですね。欲しいものがいっぱいありました。
西製茶さんの紅茶のお取り扱いをされていました。
このソフト、どうして作っているの〜っていうぐらいうまかったな。

投稿日: 10月 05, 2020

味噌

カテゴリー: Liberal Arts

お味噌はん。今年も梅雨と夏を過ごして、発酵が進み美しく完成した、完璧な仕上がりです、ムフフ。今年のを今日初めて開けた、今から鶏の胸肉を漬け込んでから焼きます。タッパーウエア(Tupperwareと呼べるのはTupperwareだけ) は良い仕事してくれます、毎年。

何も足さない、何も引かない、お味噌はん。

投稿日: 10月 04, 2020

自由学園明日館

カテゴリー: Liberal Arts

見たい展示会があり、本日行って来ました。今までにも何度となくは来てはいるのですが、改めて一人で静かなここをじっくり見ていると、いい建物だなぁと。こういうのを建てたいものです。よくぞここまでこじんまりと保存されています。そして社会に対してオープンなスタンスが貴重です。「自由」であるということですね。ライト先生もお喜びのことでしょう。

正面中央から中に入り外を見たところ、ドアがかわいい
タリアセンのランプ
ここで学べた生徒たちは幸せです。床の石、柳宗悦が好きな石、だから民芸館の石。
向かいにある講堂、ここもよく使われているのですが、いいんですよ中がとても。
すぐ近くにはやはり良いビルが、婦人之友社のビル
裏から

投稿日: 10月 03, 2020

コンランさんを想う。

カテゴリー: Liberal Arts

今も毎日使うキッチンクロス、毎日ですよ25年も経つ、五枚買って全部残っている。コンランさんに教えてもらう事実は、良いものは長く使えるということ。こんななんでもない身の廻りのものでも、品質が高ければ毎日洗って25年も使えるということ、決して高いものでなかった、ロンドン・ミシュランビルの店だった。ハイクオリティーでアフォーダブルということの先鞭を付けたのはコンランさんだった。それを洋服の思想に置き換えて来たよね自分は、ずっと言い続けてきた。これからも変わらない。この製品はその象徴で、だから毎日使い続けている。

Habitat kings Roadで25年前に買った。バスカーヴィルのhabitatバージョン。
これはバスカヴィル社のオリジナル、だから名前もない。それで良いんですよ、セブンプレミアムの食品はすべて一流のメーカーが裏に会社の名前も出して、セブンプレミアムとして出している、いわゆるオリジナル、餅は餅屋で、それを創る技術がそこにあるからだ、しかし、それにセンスやブランディングのフレーバー、企画を話し合いより優れたイッピンに仕上げる、だから少し価格も高くなって「プレミアム」あるいはその店に集まる優れた顧客はメーカーでは作れない、最近のD2Cで勘違いになるのはそこだ、なんでもダイレクト販売ができると思ってしまう。そうじゃない。ダイレクトの顧客を作ることがまず大変なのですよ。だから両方が大事なのです、優れたメーカーはそれを知る。餅は餅屋、でなけりゃ絵に描いた餅になる。
この当時はまだコンランさんが目利きしていたはずだ。そんな優れた製品は25年経ってもびくともしないね。

ハビタやコンランショップの店頭で、黙っていても学んだこと。

投稿日: 9月 27, 2020

東京都現代美術館のオラファー展は本日まで、二回行けなかったな。

カテゴリー: Liberal Arts

これは映画のチラシ。アートには人々の意識を変え、奮い立たせる力があると思っています。分け隔てすることなくすべての人々に届くのです。今や例えばインスタグラムのように、高度に視覚化された文化の中で人々とコミュニケーションを図るのに新たな手段になるでしょう。そこが僕なんかが育ってきた時代背景とは全く異なるもので200メガバイトが3テラになったというような感じというのでしょうか。いろんなものが影響しあって1日がある。このオラファーの映画など最たるものであると思うのです。