投稿日: 2月 03, 2023

大竹伸朗展

カテゴリー: アルチザンな人たち

5日の日曜までだったこの貴重な展示会、あやうく見逃すそころだった。同じ規模での再現はもう今後は難しいだろう、大竹さん的にもそう思う。それぐらい、展示の規模、表現の仕方、デザイン、展示会場全体のストーリー。は素晴らしかった、場所も広くとっていて、多分すでに多いだろうと開館時間の10時に行ったのだが、やはりすでにもう一杯だった、すんごい人。京都のウォホール以来、心を打ったものだった。武蔵美出身の芸術家。

細野さんをとんでもなく好きな大竹さん。先週の細野さんに出ていてとても面白かったぜ。

京都のウォホールもムサビの椅子展もそうだったが、最近の優れている美術展は撮影可能なものが多くなっている。特にこの大竹さんの撮影可をよくご本人がオッケーされたと思う。またウォホールもすでに本人いないのに、財団がよくオッケーしたものです。この時代になったからですよ、シェアな時代に、ウォホールも生きていたらそう言うだろうと財団が判断したのだろう。いずれにせよ、この大竹さんの展示会はありがたいものだった。図録もいいよー。

何はなくとも「ニューシャネル」

投稿日: 2月 01, 2023

尾池 豪 個展

カテゴリー: アルチザンな人たち

今年もこの時期になりました。MWL STORE 今期(三月まで)の最後の企画展、Mujina 木工房 さんの個展です。人気絶頂で入手も困難になってきています。是非この機会にお求めくださいますようお願いいたします。

地元神奈川の木工作家として、優れた創造背景を持たれている尾池さん、美しい山桜の生地、使えば使うほどしっとりと手に馴染み、いつの間にかいつも手にとる一番のモノになっています。日本の山の素材、日本の工芸技術と詳細にこだわる芸術性を併せ持つ、建築家という経験が作品そのもののステージを上げて、他の木工芸とは違うステージにあると、僕は初見から思っています。

2月16日(木)スタートです。お楽しみに。

投稿日: 1月 28, 2023

ヤタロウ’ズ グラノーラ

カテゴリー: おいしい, アルチザンな人たち

必ず掛け分けて食べる、やたろうさんちのグラノーラ、美味しいよね。この始まりはお客さんにお教えいただいて始まった。美味しさはかわらない、食べたもので体は作られる。慎重にえらぶ一食。グラノーラはヤタロウ’ズ。

投稿日: 1月 28, 2023

とこなめのきゅうす

カテゴリー: 和魂洋才, 私が選ぶスタンダード, 街物語, 開物成務

僕らは常滑の急須を推す、まず第一に。それはこの店が始まって間もない頃、まだお客さまもそんなに多くはない頃に、この常滑の産地の方々から提供されている急須によって、お客さまが増えて行ったからです。恩義があるのです。僕らはそれをずっとわすれたことはありません。

何よりも常滑の人たちはみなさんあたかかい、これほど産地全体でそれを感じることはありません。急須というものを中心にして、それがよくなることに一生懸命であることを感じます。

だから、大和茶、出雲茶、伊勢茶とともに常滑の急須はうちにとって絶対の必須条件、それはこの店のある限り変わることはありません。それらはすべて、ほんとうにすぐれているほんものだからです。

写真の急須たちは完売

投稿日: 1月 26, 2023

シュークリームとおしゃれ

カテゴリー: 私が選ぶスタンダード
今日のこと。ウエストさんのシュークリームが好きで、用事で横浜駅の高島屋さんに行くことがあったので、今日も電話で在庫を確認の上お邪魔しようとしたら、その時点であと二つになります。と言われ、お願いしました。店頭で無くなるものの新鮮さの日々っていうのは食の基本なのですね。
これこれ、いつも入っている「風の詩」なんと今回は「おしゃれ」というテーマ、僭越ながら書かれている内容は僕がいつも思う、お洒落の言葉になっていて、やはりこのように思っておられる方がいるんだと、読み終えて涙がポロリ。。。
右は坂本さんのところにルーカスの自転車ツアーで行った時に自分で掛け分けた皿です。左は本家、牛ノ戸焼きのリーチ倣い(ならい)のマグです。久しぶりの登場ですが、いいですねやはり。みどりの色が秀逸。ルーツオブ民藝です。うちの大事なアーカイヴス。

投稿日: 1月 23, 2023

スタイルのある急須を選ぶ。

カテゴリー: 街物語
「港の見える丘公園展望台」の「イングリッシュローズの庭」の美しい白薔薇をイメージに象嵌されている、小北條の後手。イギリス、紅茶、お茶と浅からぬ歴史がある、横浜の山手の街。お茶は横濱から世界へ出て行った。
「遥」なる未来を思う。遙かな世界へ出て行った先人たちの思いがここにある丘、みなと横濱の物語。
丁寧なイングリッシュローズの象嵌(ぞうがん) オンラインに一つ上がってます。

ほんとうにおいしいお茶を、「美しい急須」で呑む暮らし。

気遣いと丁寧と佇まい。日本がしばらく忘れていたものがここにある。