投稿日: 9月 23, 2021

秋分の日、加藤 音 個展 開催中

カテゴリー: アルチザンな人たち

この状況下、みんな自然を意識し自然の中に帰りたいと思う今日この頃ですね。自然に敬意をはらいながら生まれくる作品群が、今の時代にしっくりくると、その全体像を見ていて思います。リアルな葉っぱを選び使っています。見るほどに、あるいは使うほどに愛着がわいてくる。そんな作品たち、まずはご自分の目でご確認いただいてはいかがでしょうか?まだ始まったばかりです。秋にふさわしい表現が多々あります。

始まりは出会いです。
ありきたりのものよりも、風土を背景にした芸術を、最近僕はいいなぁ思いはじめています。作家と大都会の表現者をつなぐ接点です、その先にはたくさんの受け取り手がおられて、点で見つけた、その世界を是非知っていただきたいなと思っています。なぜなら、すでに到達されている世界観があるからです。その結果としての伝統工芸士という称号ですよね。数々の時間軸が流れ、考察を深くしてきた作品たちだと思う。なぜ扱うのかという理由であり。あまたある夜空の星から、これだよね、これでなければと見つけた。誰の考えもない、世のとてもたくさんの作品を見てきて自分が思うこと。伝統産業会館は、場面表現者にインスピレーションをその瞬間に与えてくれました。とても良かったと今回思う。3年かかりましたよ。
このグレーに錆(さび)っていいですね、グレーに茶色がきます。落ち着きのクリエイティブがあります。表現に。
同じく、こういう形や装飾は、料理を主役に考えて作られているように思います。きっとそうですよ、盛り付けをするとはえます。料理が際立ってきて美味しくいただけます。もてなしに喜んでいただけるはずです。これからの季節は特に。裏見るとね錆がいいんだなぁこれが。しっかり焼き固まった作品です。
自分だけの作品という感じのマグカップ、お気に入りになるはずです。時代はこういうものを求めていた。
その反対側
自然をモチーフにレンコンがいい。少し口のある片口にもなっていて、用途もありますね、何よりデザインの存在感が。
作家の作品ってね、そんな感じ。
深くて濃い。縁のギザギザが手に取ると愛おしいな。
自然を使っているから、野の花たちに合うんですね、こんなもてなしをすれば、びっくりで、喜ばれますきっと。もちろんお花も添えること、作品のイメージから来た表現をテーブルコーディネート全体に、大人になってくると料理ってそんなものですね、一食一食が大事というか、そんなことを思い知らされる今日この頃ではあります。せめて食卓は楽しんでいこうじゃないですか。
クリスマス、お正月に新鮮でしょ。
お酒の時間を大事にいただける、新しい表現ですね。

投稿日: 9月 20, 2021

Advanced Clean Transportation Expo

カテゴリー: Liberal Arts

近未来のトラック、自動車の環境対策の大きな部分で、日本ではまだ議論が程遠いトラックの排ガス問題。アメリカやドイツ中国からの優れた出展が多く、まさにこのジャンルは加熱。トラック好きにはたまりませんなぁ、小さな頃からのトラック好きです。中でもボリンジャーはもう….電気一色、水素日本は国策をあげて取り組まなければなりませんよ。

投稿日: 9月 17, 2021

乾山白釉(けんざんはくゆう)

カテゴリー: アルチザンな人たち

個展前に作品についてのお話をするわけですが、中でも今回私の目を止めたものがありました。乾山白釉の名称のシリーズです。4種類あります。乾山の名前にひかれました。聞けば、やはり尾形乾山が多用した釉薬の手法、白釉(はくゆう)をイメージに加藤さんの手法である自然の葉文をあしらうことにより、釉薬の特徴と作風が合まって、独特の表情を出しておられて、手に持った感じもとてもいい。加藤さんにとってもこの乾山白釉のシリーズは新しい試みといいます。柔らかく、つるんとした自分の中では新触感の物が出来たなと思っていて、今後これで何か作っていきたいと可能性を感じております。もったりとしっかりめの質感の秞です。釉薬は自分で配合しています。白いけれどもとても「和」な感じが強いので、茶道具、花器などなど、‥に今後の展開を考えてみたい」とおっしゃっておられました。手にとってみてください、私が感じたと同じようなことを感じていただけると思いますよ。

最も使い良い大きさの器となっています、これからの季節に良いですね。
38 乾山釉葉文ピッチャー  ¥13,200- 花を生けると映えます。あと一つ形があり全部4種、今回の作品です。

以前、このブログでもご紹介いたしましたが、尾形乾山の話、江戸時代、洛中の京都が生んだ二大天才兄弟、光琳と乾山の話、弟が器を創り、兄が加飾を施すパターンが有名でした。これは兄の光琳が亡くなってからの乾山の物語、江戸時代としては長命だった乾山の晩愁の話、葉室さんの展開はさすがです。短編ですからサクッと読めますよ。

投稿日: 9月 09, 2021

FORTNUM&MASON

カテゴリー: Liberal Arts

銀座のgggギャラリーの個展に用事があり、その帰りに銀座三越へ。地下のF&Mの売り場の紅茶を見ていたら、なんと素晴らしい発見をしました。以前ご紹介させていただいた、9歳の女の子フローラのレシピのマーマレードが「ダルメイン世界マーマレード大会」の大賞をとった話です。そのマーマレードがF&Mさんの店頭にありました、意識していない偶然の出会いで、当然イギリスでしか買えないだろうと思った先入観があって、日本の店頭にまさかあるとは思ってません。それがそれが、、、嬉しさで飛び上がりましたね。輸入元さんのユーハイムさん(神戸)さすがです。なんと最近入ったらしいです。

購入できました!
9歳の子のレシピですからね、F&Mすごい。

このマーマレード、横浜そごうさんのF&Mさんの店頭にも今日現在でまだ少し在庫があるようですよ。

で、うちは来週から同じダルメインのクリスマスマーマレードを販売させていただきます。お楽しみに。。。