she & him
5月 15, 2017
ercol のアンティーク・ダイニングセット、お店の什器のお話です。これはロイズ・アンティークスさんがイギリスでアンティークスを買い付けて自らの工場で修理・補修し再販する製品の証明としてのロイズの焼印入りアーコール・ダイニングセット。アンティーク・アーコールを店に使うということが一番最初に決まっていました、まだ内装も最終決定していないというのに、店を開けるまで半年以上倉庫で眠っていました、アンティークでアーコールというのが自分の中で絶対条件でありました、まずアーコール、それにロイズのお墨付きがあれば、言うことはないし、、、
一見何の変哲も無いものですが自分にとってはとても大事な象徴です、アーコール。
イギリスに行くたびに色んなアンティークショップを見て回っていましたが、日本のロイズさんほどイギリスものアンティークを正しく復元されているところは見かけません、日本人の几帳面さとブランドの誇りです、だから焼印が入る、それによって品質も価値も上がるというもの、ロイズの目が通っているからですね。この焼印の意味を知らずに購入される人も多いのじゃないでしょうか。
自分の編集の考え方ですけどね、古いものと新しいもの、あるいは最新のものを混ぜる、古いだけでも新しいだけでもなくて、自分が経験してきた頭のファイルでミックスする、引き算しながら、どうしても足して、足してになってしまうので、引き算することを念頭に置く、品揃えも、製造元の製品は多い、多い中からMWLはこれを選ぶということ、その他の世界で膨大な色んなを見てきてこれを選んでいる、という主張ですね、これでいいじゃなくて、これがいいです、ということ、私どもでお買い求めいただく意味ですね、好きなものは多くない、せめて自分たちの店はそうありたい。
昨日、今年で10年目を迎えた、私の親友であるルーカス・B・Bさんが主催する、今日と明日「富士西湖」で行うキャンプイベント「マンモス・パウワウ」設営準備のお手伝いに行ってきました、今年は土日に立ち会えないもので。とても楽しいキャンプイベントに成長しました、環境が抜群です。
今年はあいにくの天気みたいですが楽しさに変わりはありません。
入り口
ノースフェイスジャパンさんのブースはさすがです
音楽イベントを行うステージ前
ここから下は去年の風景、実際はこんな感じ
DJみそしるとMCごはんは毎年来てのライブ
マーチンジャパンさんがされるウクレレ・ワークショップこれが楽しい
月も星も綺麗です
外では肉ですね、圧倒的な肉をみんなで楽しく、お外の醍醐味
ものには旬というものがあります。
上旬、中旬、下旬がそれです、10日間のこと、
桜も10日です、開花し散るまで
日本人のもののあはれはそれに由来する
旬を大事にするというのは、日本人が忘れては
ならないもの、日本の四季は美しい
じゃ、今は何が旬か、
山の緑です、若葉です、萌える若葉
お茶を大事にしてきた日本人の心は、お茶に
凝縮されていると思うのです。
中区石川町一丁目 MWL STORE
港南台・高島屋さんにて購入、通年の取り扱いのアイテムなのかは不明。商品としては7月まである。
高倉屋さんの店主はバッキー井上、こだわりがないはずがない。
港南台・高島屋さんは静かに買い物できて、いつも隅々まで見ていると掘り出すいいものがいっぱい、この店の維持は大変だろうなと思うのです、少量でこだわった生鮮を年中、賞味期限内で届け続けること、大変ですよ。なんでもそうですが、鮮度を出し続けるというのが小売商いの基本で、使命でございます。
高倉屋さんだけでも届かないわけで、消費者と生産者の間にあるこだわった小売があって、生産者のこだわりのこもった製品は消費地・消費者に届く、その売り場の維持は大変なのです、ネットだけでも届かない、生産者がこだわればこだわるほど、face to faceの小売の重要性は増す、持論であります。
本当にお世話になっています、ありがとうございますです。ずっとあって欲しい港南台・高島屋さん。
Made With Love
昨日のこと、渋谷に用事があり出かけていましたら、なんかやたらとカッコいいビルを発見、なんだなんだ、アメリカのIT系の企業なのかなと目を凝らしているとビルの上部にKewpieの文字を発見、おおお、すごい、キユーピーか、さすがだなと、もう、ある場所とかそのたち姿っていうか、思わず写真撮ってしまいました。キユーピー株式会社は自分の中のリスペクト企業の上位にある、一桁だ。 製品とその宣伝のうまさ、そして製品から全てのリアリティの高さとデザインやクリエイティブを高い次元で調和させ、他にないインターナショナルな見え方をしていて、これからの企業の立ち位置を示していると思われるからで、つまり、これなら世界で戦えるはずだ、です。
その製品の素晴らしさをここで綴ることはありませんが、こういう本社ビルを建て、関連会社を含めてインテグレートしてコーポレートガバナンスを強化している、素晴らしい先行事例となります。今の時代にあらゆる部分におけるデザインの重要性を示唆しているとも言えると私は思ってしまうのです。
なんと美しいビルなのでしょう、天井内の小梁をなくすことのできるプレビーム梁の採用で天井高を確保し、柱のない自由なレイアウトを可能にしています、これからの日本を代表する新しい価値観の風格とアイデンティティを有していますね。そしてなんと免震構造です、耐震でなく、東京には不可欠な要素、2016年グッドデザイン賞。 渋谷区渋谷1丁目、1丁目にこだわっています。
良いブランドを作り、消費社会に貢献し、収益を上げてそこで働く従業員の安全にも還元する、その終わりなき循環。
それは企業の風土に基づく、土作り、人づくりなのであります。
PHOTO:MWL STORE
PHOTOS:三菱地所設計より引用
キユーピーのユは大文字、デザインのバランスと見た目の良さで大文字にしているそうです。上のこれはマヨネーズ発売以来続ける新聞の小広告、今も続く、現在は月に一回、給料明けの日曜日の地方版に掲載されている。継続すると力になり、ブランドへの安心感になる広告の重要性であります。
https://youtu.be/Ji-Rnaa-jYs
土作りは、人づくり。
石川町 Made With Love STORE